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作家さんの新作発表
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「INTENSITY」の続きで前作で主役だった司が今回は脇で登場します。
主役は花屋の了。
彼が花を納品しに行ったライブハウスで2人は出会い、次第に了は司に魅かれていきます。
約一年後設定ですが、了視点なのもあって司はちょっとミステリアスで影のある美形として書かれ前作で亡くなった恋人のリツの死をまだ引きずっていて前を向いてはいるものの、今一歩踏み出せない状況に彼は居るのですが以前の司を話でしか知らない了にとっては司の行動は時に不可解で奇妙に彼を苛立たせたりもしてともすれば司に魅了され振り回されている様でもあり、けれどそれは了視点だからであって司視点であればまた別の話になった事でしょうなー。
前作を読んでないと色々分かりにくいので単作で読むのはあまりオススメしません。
出てくる人物が皆基本的に良い人ばかりで、了の育てのお祖母さんはその後もたけうちさん作品によく出てくる豪快な母親や祖母さんを思わせる魅力的なキャラ。
個人的には「INTENSITY」→「BREATHLESS」を読んでから再び「INTENSITY」を読み返すという組み合わせが好き。そうすると単作だとやや物足りなかった「INTENSITY」が生き生きして読めるんですよー、不思議。
家族絡みのトラウマから子持ちの人妻が気になってしまう了と
逝ってしまった愛人の為に強く在りたいと思いながらもどこか地に
足がついてない司。偶然の出会いから了は司が段々と気になり
はじめて…。
『INTENSITY』の続編とは言え世界観は全く違います。
が、『INTENSITY』抜きには司の真意が判り難いのが玉に瑕。
司の真意が判ってこそ了の心の中も良く見える様になるかと。
便宜的に受攻としましたが、とりあえずそう言う描写としては
添い寝とデートの準備しかございません。
司を受としたのは『INTENSITY』からの踏襲です。