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声援にお応えして、大人気シリーズ復活!!
shuurinkoukou dainisho
リターンズという名の続編ですが、あとがきにこの巻から読んでも大丈夫!と銘打ってありました。
普通に続編として読んでたけれど、そういえば丁寧にあらずじが付いていたし、もともと大きな事件も起こらない短編集なので言われてみればそうなのかも。
相変わらずの顔ぶれですが、キャラクターが密かに(?)進級しています。短編集ですが、前編と後編で時系列が入れ替わってるけどこれ何か意味があるのかと思ったら最後のおまけ短編のためなのですね。
なので後半は2月のバレンタインのお話ですが、前半は4月に進級して寮に新しい住人がやってくる…というお話。
やってきた住人は女の子で波多野の大ファン。おまけに自らも創作好きであっという間に波多野との距離をつめ、不条理を感じながらもやきもきする聡…というストーリーです。
ただ修羅場になるようなお話でなく、新らしいメンバー夏乃はとてもイイコで、ほのぼのテイストになっています。
もともと互いを好き好き言う様な二人ではないので、糖度はあまり期待していなかったのですが…リターンズになっていきなりサービスがいいんじゃない!というくらい、波多野が本音をボロボロ話していて驚きました。
波多野は未だに聡に対して「ある意味片思い」だと言っています。
聡が一人称の小説なので、聡が波多野に良いように使われている印象を受けますが、果たして振り回されているのはどっちなのか…。
今回はおまけでまるまる波多野視点のお話が入っています。こうして読んでみると聡が「何でそんなことで怒るんだ」って波多野に対して思っていることでも、波多野にとっては色々葛藤があるんだなぁと気づかされました。
それと、美希と望も家に事情があるという点で波多野と似通った所があるという点。波多野曰く色んな事を乗り越えて自分はこういう性格になったけど、美希と望はああいう性格になったんだそう。
そう思うと望と美希ってある意味ホントにすごいキャラなんだなぁとじみじみ感じました。次巻も楽しみです!
月村さんお得意のグルグル後ろ向き思考の受けを吹っ飛ばすような、あまりにもねじくれたツンデレ攻めがおもしろい。
攻め視点の話で、顎が外れそうになるほど笑いました。
BLらしいBLじゃないけど、ちゃんとBLになってきたという感じで、さらに期待。
大好きな秋霖高校第二寮の続編!!!!
こんなことってあるんだね~v
とにかく嬉しい(*´ω`*)
高校生ながら売れっ子小説家×平凡な高校生(後輩)です。
相変わらず望(双子ちゃんの弟の方ね)の発言がおかしすぎて随所で噴いた!!
月村さん笑いのセンスありすぎです!!
リターンズの前の三巻でも体を繋げてない二人なわけですが…
これからどうなるんだろ!?期待していいの!?笑
リターンする前に3巻あるので実質4巻目ですが、リターンズから読んでも問題ありません。
私がリターンズから読んだクチですから(笑)。(その後前3巻買って読みました)
主人公・聡が第二寮とは名ばかりのオンボロ一軒家に入寮し、寮内の家事全般と同室のカリスマ美形高校生作家・波多野の秘書事業(雑用)を嫌々担うことになってから、一年。
新入寮生は漫画家志望、小説家波多野の大ファンの女の子。彼女は寮内の家事も波多野の使い走りも楽しげにこなしてしまいます。
彼女に雑用係も波多野の恋人というポジションも取られてしまうのか……?
という聡・初めての嫉妬編です。
書き下ろしの二編は前年度のバレンタインのお話。
「バレンタインデー☆キス」がいつも通りの聡視点のお話で、「スキ★ーデンイタンレバ」は波多野視点で書かれています。
波多野視点のお話で口数の少ない波多野が何を考えてるのか分かって面白かったです。
ちゅーまでしかありませんが、むしろそれが高校生らしくて萌えました。