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aozora no kimochi susume
とある専門学校のアニメ科に通う北史鶴は、過去の恋愛経験から、あまり多くの人と関わらないように、学校とアルバイト、それとアニメ製作のために時間を使ってきた。
そんな日々の中、とある事件をきっかけにファッション科の冲津と知り合う。
冲津の派手な外見とは違う、優しい内面に触れ、史鶴は徐々に冲津に惹かれていく――
という話でした。
本当は、付き合う前よりも、付き合いだした後の話がメインかな……
冲津に押される形で、出会ってすぐに付き合い出したので、お互いの過去をきちんと知らず、どうしていいのかわからないことも多々あって。
そのことから、冲津は史鶴に同性との経験がないと思い、そうではない史鶴はそのことが心の負担になっている……という感じでした。
意外なほどにあったかい冲津の人柄が徐々に頑なな史鶴の心をとかしていく優しい話でした。
分厚さに目をつぶれば、読んだら温かい気持ちになれると思います。
攻めの沖村くん、イイですね〜!
真っ直ぐで裏表なくて前向きな子は読んでて気持ちいいです。
受けの史鶴と全く違ったタイプだからこそ、史鶴が惹かれ凹凸のピースがピッタリ当てはまるように上手く行くのに納得です。
史鶴の籠った分厚い殻を割って心にスルっと入り込めるのは沖村くんだから出来たコト!という感じのストーリーが良かったですヾ(*´∀`*)ノ
お付き合いを始めた頃に、非処女が言い出せなくてオドオドしてる史鶴を見て"慣れてないから怯えてる"と勘違いしちゃう沖村くんという、エチの最中に微妙に噛み合わない部分が面白かったw
(過去の男に色々仕込まれたっぽいコトを言ってた史鶴が、思ったより乱れなくて割と普通だったのがチト残念だったケド…)
と、概ね楽しんだのですが。
崎谷さんは不埒な〜でいっぱい泣いて萌えて何度も読んでってしてたので、合う作家さんなのかな?とねこ田さんのイラストに釣られてチョイスしたのですが、この作品はサラッとした印象。
沖村くんの性格に惚れて読み切った感じです。
史鶴のクリエイターとしての魅力は書かれていたけど、人としての魅力は何だったんだろう…。
主人公のトラウマや心理描写などがしっかり描かれていて最後はスッキリしました!
ただ、前半3分の1はその主人公のトラウマや自分の好きなことへの情熱がしっかり書き込まれてる分、相手が登場することも少なくちょっと退屈でしたが…
二人がケンカをしたあたりからハラハラドキドキでした!
私は攻めが受けを好きすぎてちょっと束縛するぐらいが好きなので、メインの二人もとっても好きになれましたし(*´∀`)
あとはシリーズものということで、後から描かれるであろうカップリングの人たちも出てきてこの後がとても楽しみです\(^o^)/
信号機シリーズ第一弾!
専門学校に通う青少年たちのお話です。
いやなんつーかこう…読んでてむずがゆくなりました。
若いなぁ…としみじみ感じたわたしはもういい年なのかもしれません(笑)
お互いどちらかというと関わり合いたくない人種、から始まり、そこから中身を知っていくとどんどんハマっていく様がとても好きです。
昔のトラウマにより人には壁を築く史鶴の中に、壁を作る前にひょいっと入った冲村。
冲村の懐きようがかわいいのなんのって。
外見はエキセントリックなのに、今時珍しいぐらいに熱血で真っ直ぐで規律正しい冲村に惹かれていく史鶴。
なんだか胸がホワンとするような、どこまでも可愛い二人にキュンとしたお話でした。
ちょっとどろどろした作品を読みすぎて食傷気味な時に、崎谷作品なら間違いないだろう!と救いを求めるようにして読んだこの作品。
期待どおりでした。
ねこ田米蔵さんのイラストもイメージピッタリでした。あとがきでイラストは先にねこ田さんに決まっていてイメージして書いたとあり、なるほど納得しました。
お話はアート系専門学校を舞台に、アニメーションを作っている受け・史鶴とファッションデザインを学んでいる攻め・冲村のお話。脇に出てくるキャラ達がよく動いて、楽しかったです。
受けは過去のせいでややネガティブなんですが、それを吹き飛ばしてくれる攻めが爽快でした。しかも感受性はやわらかくて、気配りが細やか。子どもっぽくかわいいところもあって、出来上がったいい男じゃないところがまたよかったです。
やっぱり崎谷作品はいいなぁとしみじみ思いました。
とても良かったです!
この作品の前に読んだ本がちょっと読みづらくて内容がアタマに入ってこない感じだったんですが、これは非常に読みやすくてスルスル内容がアタマに入ってきました。(ちなみに前に読んだ本というのは崎谷作品ではないです。)
パソコン関係については私もそこまで詳しくないけど、専門学校が舞台で専門用語バンバン出てても読みやすいっていうのは、やっぱり崎谷先生の文章が上手いからですよね(≧∇≦)
今回もまた受けの背景がなかなか重かったですが、重い部分がキチンと過去になっていたっていうのと攻めが明るく真っ直ぐでウラがなかったおかげで必要以上に暗い感じにならずに済んでいたと思います。
それから、崎谷作品でムラジみたいなキャラは珍しいですね。
私が読んだ中では見ないキャラだったので、とっても新鮮でした。
物語の始めの方の攻めとその仲間たちの態度にはちょっと閉口しましたが(作中でも書かれてたけど、幼稚すぎて)それもまぁ、理由があったし、納得できるものでした。
受けのネガティブ思考も、今回は暴走する前に攻めが止めてくれてたから、いつもよりうざったくなかったし(笑)
ただ、高校時代の恋人にされた酷いあれこれをネットの見るか見ないかわからない場所で懺悔されて、たまたま見つけて読んだから良かったものの、それだけで許しちゃうっていうのもどうなの?って思いました。まぁ、最終的には会って和解したけれども。
謝罪の一節を読んだときの受けの心理状態がきっと攻めや友人たちのおかげで満たされていたから、許せたのでしょうかね。ある意味、良かったのかな。
今回の攻めの冲村の考え方というか思考回路がわりと好きだったんですが、セリフが異様に私の萌えツボ刺激してくれました(//▽\\)
だいたい冲村はギャップがありすぎる!でも、そこが良かったですねー(笑)
久しぶりに文句なし、の作品が読めてとても楽しかったです。
シリーズの一作目は、ファッション科でもの凄く派手で奇抜ルックスの冲村と、
服装も髪もいかにもダサい史鶴のカップリングです。
ストーカー事件のせいで「オタク」全般を毛嫌いしてる冲村は、
アニメーション科の史鶴達とは、普段から小競り合いをする犬猿の仲。
そんな二人が、夏休み明けにネット中傷のトラブルに巻き込まれます。
そしてその事件がきっかけで、冲村は史鶴の本当の実力を知り態度が180度急変、
今までの事を謝るだけではなく、忠犬の様に史鶴に懐きます。
そんな冲村に、史鶴も少しずつ惹かれて行きますが・・・
史鶴は過去の二度のオトコ達が散々で、すっかり恋愛恐怖症になってマス。
でも人生あきらめきって枯れてる割には、気が強くてナヨナヨした所が無いです。
冲村達と口論になった時に、史鶴がさり気なく相馬を背中に庇うシーンが、
なんか男らしくて好きです。史鶴、男前っ!!
そして冲村は、喜怒哀楽がはっきりしていて、心が強く素直でストレート。
見た目を裏切って、意外とちゃんとした家庭でお行儀よく育ってて、
実は全く遊んでおらず、ファッションのみに命かけてきた所が、かなり好印象。
二人とも、私は凄く好きなキャラです。
付き合いだしてからも、元カレの事が後ろめたい史鶴はグルグル悩んでます(笑)
でも冲村、年の割には結構器が大きいです。ほんとにイイ男!
でも、平井の事件が実はまだ解決しておらず、
冲村に庇われていたことを知った千鶴は怒り、二人はケンカになってしまいます。
そして初めて、今まで千鶴に感じていた不安をぶちまける冲村。
オッキー、本当に今までよく我慢しました、まだ19歳なのにアンタはエライ・・・
仲直り出来ぬまま、今度は平井に史鶴は盗作事件をでっちあげられてしまいますが、
結果的に最初の元カレとも和解して、史鶴も少し過去を清算出来ます。
そして無事仲直りした冲村と史鶴は、無事に念願の初エッチを・・・甘甘です(笑)
史鶴は、過去の恋愛のトラウマにウザいほどグルグルしてますが、
悩んだり迷ったりしながら少しづつそれを乗り越えて行く話は、私の大好物です。
史鶴が冲村と出会って、徐々に解けて行く様子が、自然ですごく良かった!
あと、脇役キャラも皆魅力的でしたね。
個人的に、川野辺が面白かった。女性キャラが魅力的なBLは好きです。
冲村の「おんぶおばけ」は爆笑しました(笑)
信号機シリーズ1作目です。先日、とうとう7作目が出てしまったので、そろそろ纏めてレビューしとくか、という気になってしまいました。
このシリーズは、どうも他の方のレビューから個人的に苦手なタイプの作品のような気がしてなかなか手が伸びなかったんですが、思い切って読んでみたら結構よかったんですよね。中でもこれは好きな方です。
冲村(攻)が、かなり好みのタイプでした。史鶴(受)は・・・『後ろ向き・ネガティブ』『自虐的』『ぐるぐる』受がダメじゃないどころか、むしろ大好きな私でも、ちょっとうっとうしく感じました。
私は好みの攻(それ以前にキライじゃない攻)に当たる確率がきわめて低いので、それだけでもよかったです。ホント、受より攻が好きな作品って、私は他にないかもしれないと思うくらい稀少です。
でも、この2人のCPは好きですね。若さがちょうどいい具合に魅力になってると思います。年下攻は本来苦手なんですが、この作品は気になりませんでしたし、かえって年下だからいいのかなと感じましたね。
少なくとも、最初の3部作の中では、これがいちばん好きです。それに、シリーズでいちばん『わかりやすい』気がしました。
レビュー評価を参考に、崎谷さん作品を読み進めている中で、
このシリーズは、あまり良い評価がないな・・・
ということから、読むのをためらっていました。
ただ、他のスピンオフを読むタイミングがあったことから
思い切って、手を付けました。
読むのをためらっていたのは、一体何だったのかっ!!
早く読めばよかった!面白い!!
(ストーリについては、皆さんが触れられており、
今更なので、触れません。)
崎谷さんの作品は、すべてにおいてアベレージが高いので、
この本の評価はかなり迷いました。
面白くて、良くて当たり前のように思ってしまうんです。
「崎谷はるひ」がお書きになった作品と知らず、読んでいたら
迷うことなく「神」評価なんです。
崎谷さんなら「もっと!」という気持ちがでてしまうのも確かなんです。
で、迷いに迷った末、やはり作品としての
引き込み具合から「神」にさせていただきました。
というか、あまりに悩んだので、
「崎谷はるひ」が「神」評価なのではないかと思わされました(笑)
本作品は、信号機シリーズの1作目ということで、
これから、色々なカプがからむ世界にジャンプしたいと思います。
読んだ後はニヤニヤしっぱなしでした。
二人の元彼のトラウマを引きずって、生きてきた史鶴。
それとは正反対の容姿&性格の冲村。
対照的なカップルが好きなんだなーって、
この作品読んで気付きました(笑)
とにかく冲村にキュンキュンしっぱなし!!
だってかわいいんだもの!!!
ねこ田さんの書くイラスト最高すぎです!!
二人とも大人びている面はあるんだけど、
それが偏ってたり不完全だったりでなんだかんだ
お互い補いながらがんばってるって感じですかね。
いろいろあったけどとにかく
ほほえましいお話でした♪
崎谷作品にしてはだいぶ幼い&わかりやすいなあという印象。もちろん、これはこれで素敵なのですが。専門用語や専門知識を提示してくれるのは、知らない読者にとっては、鬱陶しい派と勉強になる派に分かれるのだと思いますが、私は勉強になるし、そういう知識や教養をBLを読んでも知ることができるのは崎谷作品の良さです。今回はキャラの作りが、万人受けするような感じで、描写も軽めで読みやすかったです。冲村のギャップ萌もしかりですが、受のトラウマ&淫乱&暗い過去系はさすが崎谷さんって感じでよかったです!ストーリーも充分読み応えがありました。
正直、最初の専門用語の羅列はちょっとしんどくてちんぷんかんぷんな部分も多く勘弁してって感じで。
これがずっと続くんだったらどうしよう…とさえ思ったんですが。
途中からはすんなり読むことが出来ました。
というのも受の性格がわりと好きなタイプだったから。
過去の酷い恋愛経験とそれを攻に告白するタイミングを逃したりとかそのことで嫌われたらどうしようみたいな自分の中でぐるぐる悩んで籠っちゃって…。
そういう子、好みです。
それで、攻もかわいかったので。
容姿的には多少奇抜ではあっても「かっこいい」部類に入るんだろうけども、なんかやることなすことかわいくって。
全く、かっこいいと思えないっていうか、かわいい印象の方が強い。
思考がまっすぐで健康的で。
受みたいな昏い部分がなくて。
何事もすっきり単純明快。
それでいて、どこか大人な包容力みたいなのもあって。
身体を繋げることにしても受のホントの気持ちを知らないにしても表情からいろいろ読み取って無理強いすることはないし。
強引だけど優しい、そんな印象を受けました。
こんな人とだったら受も明るい恋愛ができるんじゃないかな。
信号機シリーズ第1弾。このシリーズは全部分厚くて全部痛かった…(T_T)この作品は比較的心安らかに(笑)読めました。
ファッション科・冲村×アニメ科・史鶴。初めはお互いあまり良い印象を持っていなかったようですが、あることをきっかけに親しくなります。
冲村は見た目は派手なやつですが、ひととなりがわかるとなかなか良いやつです。っていうか冲村の家族が好き。遅くなるとき、泊まる時は必ずお母さんにメール打つ冲村が可愛い(笑)
史鶴は…あまり良い恋愛をしてこなかったようです。特に喜屋武とは…う~ん…なんといっていいのやら…。しかし史鶴の才能は一流です。アニメーションでの『わたしは、ゆるぎなく、ひとりだ』は、文章でも泣けてきました(T_T)
過去に色々あった史鶴ですが、周りの人達に助けられてここまで来たようです。友達の相馬もホント良いやつです(T_T)よかったね史鶴。今後は楽をすることも覚えて下さい。
まぁ途中で史鶴への盗作疑惑や冲村へのストーカー(?)など事件はありましたが、これも周囲に助けられたり自分でがんばったりなんとか解決しました。史鶴の「初めて」の男も登場。あの頃は史鶴を傷つけることしかできなかったけど、今なら…と復縁を匂わせましたが、そんなことを冲村が許すはずもなく(笑)
冲村は意外に嫉妬深くて独占欲の強い男でした。そして史鶴をとても大事にしてくれます。セックスでもそうでもした。すごくすごく優しく抱いてたと思います。史鶴も幸せそうでよかった(o・v・o)
次は史鶴の友人・相馬の話になるようですが、ここから話が重くなりそう…気合い入れて読まねば(´Д`)
信号機シリーズ第1弾。
第1弾は青信号=進めなので
攻めが、ストレートな恋心をぶつけてきます。
デザイン系の専門学校が舞台。
受けはアニメーションクリエイターの卵でオタク。
攻めは服飾デザイナーの卵。
大学を中退して専門学校に入学してるから
受けのほうが2歳年上。
年下攻めなのですよーv
青信号な彼ですから直情的直情的www
序盤のPC用語のウンチクは、ちょっと心が折れそうになりつつも
中盤からストレートに恋する攻めにウキウキしちゃいましたv
この攻め、かっこよくてファッションセンスがすごくいいのに
デッサンがへたくそなんですよね。
なんかそーいう人いるいる!かわいいなぁと思いました。
受けより攻めがすごく好きですねーv
CD化するなら吉野裕行でお願いしたい。
あと・・・たまに崎谷作品にでてくる変質者。
この扱いは、なんかちょっとベタだなぁと感じます。
なんだろうそこまで完璧に犯罪者じゃなくてもいーんじゃない?
最初結構分厚いのにビビりましたけど、割とさらっと読めました。
分厚い部分が結構PCで一人でアニメ作る技術的なものが多かったせいだろうか?と思うくらいそれ系に関してしっかり書かれてて、オタクな私は理解するには至らずとも大概なんとなく知ってた事の丁寧な説明だったし、作中引き合いに出された作品とか知ってるしで非常に興味を持って読んだので全然苦になりませんでした。
あーやだわオタクでと微妙に苦笑。
そしてこのオタク故のネガティブさとかを持っている史鶴の気持ちも何となくわかって、こんなに後ろ向きにならなくても…と思いつつも妙に共感もしたりしましたね。
アニメ科の史鶴はある日食堂で何となくトラブルに巻き込まれます。相手はファッション科の冲村。
見た目的に地味と派手とあまりに対局な二人が、史鶴の作ったアニメ作品をきっかけ急速に仲良くなって行き、遂には付き合い始める事になります。
まあ普通だったらこの辺りで物語終盤になったりするんですが、ここではまだ中盤。
そこからの相互理解にはまだもうちょっとかかるのです。
実は史鶴は過去に2人男性経験のある根っからのゲイ。対する冲村はノンケなんですが、最初のエッチの時の史鶴の態度で勝手に「初めて」と勘違いされてしまいます。
実は過去2人の男には精神的に虐げられたトラウマで、恋愛的にポジティブになれないし、特に2人目の男には色々開発されたこともあり、自分自身でも結構エロいと思ってる史鶴は、初めてじゃないと知れて嫌われるのを怖がってなかなか素が出せません。
弱冠21才にして何とも色々やっちゃってますなぁという印象ですけど、そういうちょっと卑屈になってしまってる人には、全く裏表ない、見た目の印象と違ってとても真摯な冲村は非常に史鶴に合っていたんだろうなって思います。
中盤で、最初の方からずっと不気味に関わってきてたDMくんと呼ばれる性格異常者が絡まって、随分二人の仲が険悪になりますけど、周りの支えで解決していく問題を目の当たりにして、史鶴の気持ちが少しづつ開いて行くのが良かったです。そのままじゃなくて、付き合った相手によって成長していく様を見るのは、ベタだけど嬉しい気分になりますね。
最終的には随分と大団円じょうたいになりましたけど、それもまたよし。
二人が若いもんだから、ついついオバちゃん的境地に至ってしまい、よかったよかったと思ってしまいました。
続くシリーズも読んでみようと思います。
後半、攻めとケンカして攻めをムシし続ける受けに頭来ました。
受け、自分のことは全然言わないし、話し合おうとする攻めムシするし。
ああいうヤツは嫌いだ。ムシするとか大っ嫌いだ。
「白鷺シリーズ」では攻めとケンカしたいと書いたけど、この本では受けの胸ぐらつかんで殴ってやりたくなりました。(どうしていちいちこんな凶暴なんだコイツは)
まぁ、それはともかくとして。
ちょいバランス悪かったです、はっきり言って。
バランスってか、見せ方がいまいちなんじゃないのかな? と思いました、ストーリーの。
正直話全体通しては、カナリイイし、キャラも奇抜で興味深いし、だからそこだけ惜しいな~ってカンジです。
バランス・・・見せ方・・・うーん、この人、実は資料とか使うのがどうもうまくないのかも知れないなーと、いう感想私は持ちました。
数日前に、この人の「白鷺シリーズ」の一冊目読んだのですね。そのときも同じ感想実は持ったのですけれども。
どうも、なんか専門知識多く出しすぎて、肝心の恋愛部分とかがおろそかになってしまいがちなような。
おろそか、っていうのとはビミョウに違うけれど、多く出しすぎ、ってのは今回もあったなぁ、と。
それがすごく顕著なのが、物語初めから、100ページくらいまでですね・・・・・
話上、確かにここは専門的にすべきだったかも知れないけど、ちょっと、偏りすぎなような。
出来ればここの部分にも、後々に展開されるであろう濃密ラブとかエロとかをうっすらと示唆する・・・ってな、そんな感じのが欲しかったような・・・BLならね。
話の最後までBLではないんなら、これでも良かった気はするのですが。
実際私、そこら辺読むの結構イライラしてたんですよね~いつになったら、なんかBLの片鱗ってかカホリ出てくるのかと思いましたよ。
100ページ過ぎたあたりから通常BLってカンジで読めました。
後から考えてみて、この本、最初の辺は結構もうなんか別話と結構頭割り切って読んでたほうがいいのかな? みたいな気が・・・・・
「白鷺」も今回のも、あとがき読んで (ああ、なるほど) と思ったんですよ。ようするに、資料というよりはむしろ、自分の趣味とか専門分野 (BL以外の) なんですね、美術とかそういうの。
趣味だから、ついつい熱く語ってしまうんじゃなかろか・・・って気もしました。
崎谷はるひのはあんまり他の読んでないんで、他作品の資料の使い方について知らないし、あんまり決め付けは、もちろん出来ないのですが。
今度一度、この作者ので、資料とか使ってないカンジの話、是非読んでみたいな~と思いました。
そうゆうの読んでから、もう一回この作家自体の私的評価下したいような。(ちょい生意気?)
信号機シリーズ1作目です。
最初、史鶴(しづる)のお相手は
彼のことを必要以上に心配している親友の相馬?って思ってましたw
だって、ある程度話が進んでくるまで
本当のお相手の冲村(おきむら)は、史鶴を「ヲタク」呼ばわりして馬鹿にしてるし
大体、見た目がピアスをジャラジャラ付けて、髪の毛も日替わりで色が変わるし
服も派手派手で、友人も派手、という
どう見ても、地味な服装の史鶴とは釣り合わなかったんですからw
でも、ある事件を機に
この冲村が史鶴に懐いてくるんですが。。。
大型犬がべったり飼い主に懐いてるみたいですげーー可愛く見えて来たw
しかも、史鶴の友人の「ムラジ」くん曰く
「グレーゾーン」のない性格。。。つまりは、白か黒かはっきりしてるので
気持ちを口にする時もびっくりするほどストレートで嘘がないし
最初は「こんなヤツが相手かよ!」って思ってたのが嘘だったみたいに
冲村から目が離せなくなってしまいました^^;
さらには、大人しい見た目の史鶴が
実はすごい頑固だったり、過去に酷い目にあったことが原因で
いろんな事を諦めきっていたのもびっくりでした。
そんなひねくれた史鶴を救ってくれたのが
「アオゾラ」のような存在の冲村だったんですね~。
タイトルの「アオゾラ」は沖村なんでしょうが
実は早い段階でお互いに惹かれていたのに
いろんな事が邪魔してなかなか進まなかった関係に
「ススメ」とばかりに背中を押してくれたのは
親友の相馬だったんじゃないかな?
そんな相馬のお話も気になる所ですね~。
専門学校生ファッション科・冲村功19歳 ← 攻
見た目は派手だけど、冲村は素直だし真っ直ぐだし一途だしとても良い青年。
専門学校生・アニメ科・北史鶴21歳 ← 受
史鶴は黒ブチ眼鏡にサイズの合わないシャツ・オタク!!
過去に辛い恋を経験していていまでは、ほとどん臆病になっている状態です。
またまたタップリした厚みだな~と思いましたが、比較的読みやすかったかもしれない。
Hも濃くないです。ありがたい(笑)。
美術系の専門学校に通う二人のお話。
デザイナーを目指しファッション科で勉強中の冲村。
表紙だとあんまりわからないけど、ピアスどっさり派手派手の服に髪の色も赤だったりオレンジだったり金色だったり。対する史鶴は黒ブチ眼鏡にサイズの合わないシャツ・・・オタクちゃんですね。メガネを撮れば綺麗なんですけど、それはお約束(笑)。
普通にしていれば接点のない二人ですが、あることがきっかけで最初は反発、やがて相手の本当のところが見えてきて仲良くなる。
見た目は派手だけど、冲村は素直だし真っ直ぐだし一途だしとても良い青年です。見た目のゴテゴテしたオスは基本的にあまり好きじゃないのですが、冲村は内面に派手さがなく性格も好感持てました。
受の史鶴は、見た感じは大人しそうなんですけど、性格は結構頑固だし言うべきことは言う。そういうところは良かったですね。
二人の仲はわりと順調だと思うんですけど、史鶴が過去に辛い恋を経験していて、それがブレーキになります。
確かに最初と次が続けて「最低」では臆病になっても仕方がないと理解できる。
そして、事件も起こります。気持ちのいい事件ではありませんでした。
こういう逆恨みとか悪意が引き起こす事件は最近とても多いですしね。あんまり簡単に語れる話ではないよな。
微に入り細に入る崎谷節は健在で、ちょっとしつこいな~と思うところはありました。
あと、個人的にはいらない情報が多くて、それがなければもっとすっきりするのにな・・・と。厚みもこんなにならないだろ、と(笑)。
でも、大事な恋愛部分は楽しめました。
あと、史鶴の友達二人もいい感じ。
タイトルの副題に「-ススメ-」とありますが、シリーズの予定で「トマレ」と「チュウイ」もあるそうです。たぶん主人公は変わるんでしょうね?
崎谷先生の割には、痛さもそれほどでなく、エッチも濃厚でなく、比較的読みやすい作品でした。
小説で、これほど外見を楽しめたのは、珍しいかも。ファッション科の攻めの、着る服とか髪形とかを、文章とねこ田先生のイラストで面白く読みました。
ただ、パソコンのアニメの説明とか、さっぱりわからず頭を抱えてしまいましたが。
続編が出るようですね。やはり違う登場人物が主人公なのでしょうか。私としては、このド派手な攻めの子の話を、もっと読みたいと思いますが。
崎谷さんの久々の新作!
そして全編書き下ろしだそうです。
総合デザイン専門学校のファッション科×アニメ科の生徒同士のお話でした♪
学生モノはやはり良いねぇvv
しっかし、何て血の気の多い攻めなんだ!
若い…というか青い…
崎谷さんの書く攻めで、こんな余裕のない攻め珍しいですよね~
まあ年下攻めだからそうなりがちなのかな…。
全体的に普通でしたー
読み終わった子の意見聞いてみたいなあ!
これもシリーズ化決定なんだって~
主人公毎回変わる系…よね?