ラブ・トライアングル

love triangle

ラブ・トライアングル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
7
平均
3.6 / 5
神率
14.3%
著者
名倉和希 

作家さんの新作発表
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イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344814639

あらすじ

優しく純粋な性格の矢野孝司は理髪店を営んでいる。
店には近所に住む槇親子が通っており、孝司は探偵業を営む父親の嵩臣と、高校生の息子・克臣から日々口説かれ続けていた。
ある時、突然現れたヤクザの従兄弟・大輔に店の土地を寄こせと脅される。
以来、大輔からの嫌がらせが続くが、怯える孝司にカ槇親子は頼もしく力になってくれた。
孝司は急速に槇親子に惹かれていくが、牽制し合う二人はどちらか一人を選べと追ってきて―。

表題作ラブ・トライアングル

40歳 克臣,17歳,高校生
理髪店店主

その他の収録作品

  • 克臣くんの性春

レビュー投稿数3

3Pなのに軽い

3Pの話によくある
近所の親子に惚れられてどっちも選べなくて結局3人で仲良く付き合うことになる話です。

鈍い受けに攻めが迫ってどっちも選べな~い
ですが、まず2人のうちどちらかと付き合うこと前提で話が進んでるのが違和感ありました。
2人ともと付き合わないという選択もあるのになんでどっちかを選ぶことになっている?

受けの従兄による事件もありましたがすべて攻めが解決して
受けはおろおろしているだけで、ぐずぐずな印象でした。

受けに男らしさがない、せめの勢いに流されていつだけの優柔不断。
障害(なんでもいいので)を乗り越えるような今の状態からステップアップするような話が好きなので受けに好感が持てませんでした。

攻めは、いい男でした。


0

親子どんぶりです

表紙左側・探偵のお父ちゃん槇高臣・40歳
表紙右側・高校生の息子槇克臣・17歳
親子に挟まれて、どっちにも決められない~な、真ん中・床屋さん孝司・29歳
それぞれに一回りほど年齢が違って、同じ商店街に店を構えるはす向かいさん同士。
結構、この3人ものはなかなかに面白くスラスラ読めてしまいますし、深刻じゃないし、何より孝司さんがエロくて年齢の割にウブいのが楽しいです。
ま、そんな人だからこの親子が側にいてちょうど良い組み合わせなんですね。

4年前に床屋を営む叔父から店を譲りうけ理髪店を経営している孝司の元に高校の頃に家出し組に入って音信不通になっている叔父の息子・大輔が、ゆすりに来たことから、まずは高臣に、そして克臣にキスされて、3人の関係が色々と複雑なものになっていきます。
フェロモン振りまきまくりの元伝説のホスト高臣の色気、一途で真っ直ぐの情熱で攻めてくる克臣。
エスカレートしてくる大輔の嫌がらせは、槇父の人脈による問題の解決によってうまく収まることになります。
そこで待っていたのが「どっちを選ぶんだ?」という質問攻め。
どちらにも惹かれるものがある孝司は選べずに、槇親子で共有するということで・・・3Pでござる♪

孝司の意志はどこにあるんだ!?という部分については、どうもこの人疎いようで、快楽に弱いという弱点がポイントみたいです。
親子はバイであると公言しており、孝司は自覚がないのですが、親子に、自分達に触れられても不快に思わず感じてイってしまったのは、その素質があるに違いないと言われ納得する始末。
どこまでも独尊な親子の強引さ。でも許せちゃうのが不思議~
いつも3Pで思うのは受け様の体の負担、大変だろうな、って・・・
その点は定休日前の夜と決めたようで、解決したようですww

そして「克臣くんの性春」では
せっかく克臣が孝司と二人きりで過ごせる時間ができたので、二人だけでできるチャンスがやってきたのに、父親の存在を意識してしまってできなかったという情けなくも、かわいそうな弊害の話。
孝司はどうもM気があるようで、克臣はその苛められて感じている彼に興奮するらしいという、、、若いのに贅沢なというか不幸な悩みが発生したようだ。
笑ってしまったが、何となくイニシチアブは高臣が持っている気がする。
年の功だろうか?

楽しくさわやかに楽しめる3Pでしたよ。

1

攻さまが2人

攻・槇嵩臣(40) 元ホストの探偵 
攻・槇克臣(17) 嵩臣の息子。高校2年

受・矢野孝司(29) 理容師

叔父夫婦から譲り受けた理髪店を営む孝司。
槇親子はかなりの頻度で店にやってきては孝司にアプローチしていますが、熱意は全く通じていません。
「楽しい親子だなぁ」
「いい人たちだなぁ」レベル。

成熟した色気と倦怠感が絶妙にミックスされたフェロモン男の父・嵩臣と、その父親にそっくりで将来は父のような色男になるに違いない息子の克臣と。
親子で孝司を奪い合ってるのですが、当の孝司が気づいていない。
2人の口げんかを微笑ましげに見守る孝司ですので、親子の思いは空回り中。

そんな平穏な理髪店に、ヤクザになってしまった従兄弟(叔父夫婦の息子)大輔が現れた。
相場の20分の1の格安で店を譲り受けたことを「騙し取った」と非難し、正当な代金を支払えと言い出します。
支払わなければ、前の店を「ゲイの痴話ゲンカで辞めた」とばらされたくないなら金を払えと脅迫します。
大輔の言い分は根拠の無いものですが、店を荒らされ、商店街に威圧的に凄まれて困り果ててしまいます。

大輔の恐喝を知った槇親子は、それぞれに孝司を励まし護ろうとします。
大人の政治力で大輔を封じ込めようとする嵩臣。
子供の情熱と優しさで支えようとする克臣。

ピンチのときに手助けされたらほだされますよね。
ましてや常々カッコイイ親子だと思ってましたしね~。
美人をエスコートする嵩臣を見て胸が苦しくなったり、克臣に強引に迫られて怒ったら憎めない愛嬌いっぱいに謝られてなし崩しに許してしまったり。

大輔問題の決着がついた後が、本題。

孝司の前にまき親子が揃って迫ります。
「俺と克臣とどっちがいい?」
「オレとオヤジ、どっちがいいのさ?」
選べといわれても、孝司は同性を恋愛対象に考えたことなど無かったのに。
「でもキスされてウットリしてたよね?」
「身体に触られて気持ちよくイッちゃってたし」
十分、恋愛対象ですよね~。

ゲイの素質あり、と分かったところで再び「どっちがいいのか?」という問題ですが。
孝司は選べません。
「じゃあ選べるようになるまで共有するってことで」
というお話でした(笑)。


押せ押せな槇親子にアッサリ押し倒されてめくるめく世界に踏み込んだ孝司。
順応するの、早いです(笑)。

「克臣くんの性春」はいつもセックスは3人なのに、嵩臣が仕事で抜けられず孝司と2人っきり。
初めて孝司を独占できると喜んだ克臣ですが、何かが物足りない。
悶々と悩む克臣の話です。

3Pだけが目立つ無理のあるストーリーじゃ無いところが尚よろしいです。
(孝司、あんまり悩んでないけどね)

1

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