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kyuuketsuki to yukai na nakamatachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
全裸からの勘違いがお決まりパターンになってきましたね。
二人の仲はBL的な意味では進展するのか?レベルなのですが、そっち目当てにしなくても普通にお話が面白くて満足です。
個人的に印象に残ったのは、今回アルが完全な吸血鬼になれるかもしれないという希望が見えましたが、アルが乗り気じゃないことです。
自分が不完全だからこそ暁のそばに居続けられると思い不自由なことが多いにも関わらず現状維持を望む…。
愛がないと選べないですよね。
アルは続投が決まったテレビドラマの撮影のため、暁に付き添われて数年ぶりにアメリカに戻ります。なんと蝙蝠の姿で冷凍され、食品扱いの国際便で送られるという荒業で。
偶然再会した吸血鬼仲間・キエフの言葉がアルの心を揺らします。人間とは深くかかわらないほうがいい、愛する人が先に死んでしまう悲しさを君はまだ分かっていない、と。そして、アルが、暁の傍にいたいから完全な吸血鬼にはなりなくないと言うと、キエフは「それは君の我儘なんじゃないのかな」と厳しく言い放ちます。
3巻になり、物語のテーマが見えてきた気がします。
アルは暁を恋愛対象として好きで、暁もアルを友達(もしかしたら、それ以上?)として大切に思っているけれど、アルは暁にすごく依存しているのですね。普段は暁のエンバーミングの仕事のおこぼれ(廃棄する血液)をもらい、大けがをしては暁の血をもらってきました。キエフの登場で、アルが暁の情の深さに寄りかかっていることがあぶりだされてしまいました。
一緒にいることだけが愛なのか?とアルが問われているのだと思います。
二人が恋愛に発展するためには、アルが暁と対等にならないといけない気がします。そのためには、キエフの言うように、アルが完全な吸血鬼になる必要があるのかもしれません。それでも、暁はどんどん歳をとっていくのですから、いつか別れの時が来てしまいます。暁が吸血鬼になってくれたら、とアルは少し考えていますが、そんなことはお願いできません。二人がどんな道を選んでいくのか。何を幸せだと考えるのか。アルの生活が落ち着いてきたからこそ見えてきた問題。ハピエンまでは前途多難そうです。
暁の生い立ちやアメリカでの暮らしなど、少しずつ明らかになる暁の過去が、とても興味深いです。
特にマーサが明かした、暁が悩みを抱えているときはアイスクリームを山ほど食べる、という癖。アルがアメリカに行ってみたいと言ってからずっと、アメリカに来てからも、暁はアイスを食べ続けています。悩みの原因はアルのことに違いないのですが、物語がずっとアルの視点で、よく分からないのがじれったいです。
アルのいく先には必ずトラブルが起きるみたいです。次巻もアメリカ編とのこと。日本に無事帰ってこられますように。
第3巻
今巻は、ひょんな事からアルが吸血鬼役で出演することになったTVドラマのロケでアメリカに行くお話です。
アメリカでは次々とアクシデントに見舞われて、う〜ん正直イラッとくる展開。
だってほとんど変身に関するトラブルか、蝙蝠の姿で不用意に部屋に入って、閉められて出られなくなるとかそんな感じで、学習しなさいよ!と言いたくなってしまう…
今回は、アメリカで一人ぼっちだった時に出会った先輩吸血鬼キエフと偶然再会したり、暁の亡くなったお母さんの恋人だった大物プロデューサーリチャードとの出会い、があります。
事件としては、リチャードのせいで妹が自殺したと思い込んでいる暴漢を追いかけたアルが、その暴漢に撃たれてしまう。何度も何度も、とどめに額にも撃ち込まれますが、アルは死にません。今回の痛描写は少し抑え目。
吸血鬼キエフは出来損ないのアルと違って、好きな時に素早く人間にも蝙蝠にも変身でき、霧にも変われるのです。牙があるし、何より「記憶操作」が出来るんです。関わった恋人の記憶を盗って、10年ごとに住む土地を移動する。人間とは深く関わらないようにしているのです。自分は不老不死で、人間を愛すると辛いから…そしてアルに自分の血を吸えば完璧な吸血鬼になれるかもしれないよ、と持ちかけてくれる。
でもアルは。不完全な自分でないと暁に捨てられる、って思ってる。これは純粋なアルにしては随分歪んだ感覚だなぁと思いつつ、純粋だからこんな風に思い込んじゃうのかな、とも思ったり。
アルの暁への恋心はぐんぐん加速してます。が、暁はキスも添い寝もさせるのに恋愛NGなんですよねー。彼の過去が気になります。
私的には、忽滑谷さんが出てこないのが残念で…その上今巻もBL展開はナシ、でした。
ますます目が離せない展開になってきました吸血鬼シリーズ3巻目。
登場人物はどんどん増えてゆき、この広げまくった風呂敷を一体どうやってたたむつもりなのか、その辺が非常に気になってきました。
今回も見事にBがLしてないです。
桃色どころ触れ合いすらも微妙。
通常BLではもどかしい恋愛の末に、相手におそるおそるそっと触れ……みたいな感じが結構ありますが、この作品に至ってはそっと触れるどころか文字通り【鷲づかみ】です。
それも冊数増えるごとに、鷲づかみ率高くなるんで。
それどころか、最近は放り投げられることも……(笑)
そっと触れあい熱く絡み合う日は見られるのでしょうか。
今回はアルの故郷アメリカ編。
伏線張りながらの4巻へ続く、なんですが、片言のアルに相変わらず身悶えます。可愛い。でも暁が最近、もっと可愛い。
なんでこんなに素直じゃない不器用者なんでしょうか。
遅々として進まない恋愛模様をぬるく見守りたいと思います。
進展しねぇw
ヘタレ吸血鬼アルと、サドな女王様な暁。
この二人、ホントになかなか進展してくれませんね。
二巻の終わりのほうでやっと恋心を自覚したアルですが、具体的な行動の取れないヘタレなために、「好き好き」言いながら暁の周りをウロチョロすることしかできず。
暁にウザがられ、殴られ、放り投げられ…、
どうやったらくっつくんだろ、この二人w
でもそこがイイ。
ヘタレなアルが可愛い。
そんなアルに振り回されてしまう暁も可愛い。
ただ、ちゃくちゃくと外堀は埋まってゆきます。
周囲がどんどんこの二人をゲイカップルだと誤解してゆくのが面白いです。
舞台はアメリカへと移動します。
登場人物が増えてゴチャゴチャしてまとまりがなくなったのと、この巻で起きる事件が前二巻と比較するとショボくなってること、この二点だけ残念でした。
でもこれは、中弛みではなくて、伏線を配置してる巻だからだと思う。
あと、室井が大好きです。
なぜか彼に一番キュンキュンさせられてしまう。
これはたぶん、当て馬が決定してる気の毒なキャラだからだと思うけど。
昼は、蝙蝠。
夜は、人間。
中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁の物語。
アメリカから冷凍牛肉にひっついて
日本にやってきちゃったアルが
ドラマのロケでアメリカに戻るという展開になる3巻。
ほぼ不老不死であるアル・・・
これが家族に会える最後のチャンスかもしれない・・・
再会したアルの家族は、9年分歳をとっていて
姿の変わらないアルは、すでに家族とは別次元の生き物ということを
再認識してしまいます。
1巻にちょろっとでてきた、完璧な吸血鬼キエフとの再会もアリ。
2巻では、生きていること、死ぬということについて
深く考えさせられたのですが3巻では
完璧であること、不完全であることの違いを考えてしまいました。
個々が互いに不完全であるからこそ
互いを支えあったりできるんじゃないかなぁと思いました。
そして今回、キエフに吸血鬼のできる能力をいろいろ教えてもらうのですが
“記憶操作”これは、なんだかとても便利なようでいて
とても残酷な能力ですよね。これからの展開に大きな伏線になっていくのでしょうか?
暁の気持ちは、まだまだ見えないのですが
アルの気持ちは、しっかりと前へ前へと進んでいます。
少しずつ、少しずつ進むBL部分。
プラトニックな部分が大半ではありますが萌えます。
ふたりの恋の行方をこのペースで見守っていきたいと思いますv
というわけで?吸血鬼と愉快な仲間たち三巻はアメリカ編です。
アルの昔なじみの吸血鬼のキエフさん登場。
飄々とした良いキャラです。しかもツンツンの暁に対してなんだか興味を持っているようです(恋愛以外のところで)
そういえばついに裏表紙のあらすじにまで「可愛い吸血鬼シリーズ」なんて書かれてます。
間違ってない。むしろすごく正しいんだけど、なんだろうこのぬぐえない違和感は……
アルの家族とのエピソードが切なくて切なくて。
でももうアルが選ぶのは暁なんだねと妙にしんみりしてしまいました。
人(=暁)から遠ざかりたくないがために、本当の吸血鬼になることを拒むアルがいじらしい。
そういえば暁はもっと殺伐とした環境で生きてきたんだと勝手に思っていたんですが、アメリカの暁の周りの人たちがすごくあったかくて、なんかキュンとしてしまった。
この環境のなかでもツンツンしている暁はちょっとかわいいなあ。
映画の撮影スタッフたちに色々ヤな誤解をされている二人ですが……えすえむには吹いた。
なんかここまで読んできて、やっぱり暁はアルが好きな気がしてきました。
気、というところがミソですが。
二人が本当の意味で幸せになれる日は来るのか?
でも木原さんだしなあ……(いろんな意味で)
どきどきしながらもとりあえず4巻に手を伸ばそうと思います。
。。。と言っても相変わらずの亀の歩みですがw
ごく標準的なBL作品で言うところの第1章~第2章あたりにやっと来たか?
って感じですね。
というか、当のアルと暁以外にはバレバレって感じで
本人達は否定してますが。。。かなりいい感じですw
しかも、彼らの回りの人間すべてが、ゲイカップルに何故か寛容で
外堀から埋められ行ってる様な感じです。
今回は、1巻にもチラッと登場してた
吸血鬼仲間のキエフの再登場です。
キエフの完璧な吸血鬼っぷりを見てると
アルがどれだけ中途半端な吸血鬼なのかがはっきりとわかって
なんだかアルが可哀相に思えてきます。
でも、完璧な吸血鬼ゆえのキエフの切ない思いも描かれていて
奇しくも、私はこの作品で
人の「死」について考えてしまいました。
他にも、アルがアメリカの故郷の両親への手紙を
キエフに託して渡してもらう場面も
アルの悲しみが少しだけ癒えた様で心打たれました。
暁が自分の気持ちを自覚するにはまだ時間がかかりそうですが
(というか、絶対に認めないんだろうなぁ。。。)
もう少し彼らのことを追いかけてみたいなと思いました。
そういえば、ラストに
暁の仕事の後輩の津野と、2巻で登場してた室井のほのぼのした会話が載ってるんですが
こ、こ、これって何かの伏線??
ますます目が離せません!
木原先生の作品はうっかり読んでしまって、エライことになる可能性があるので……1週間くらい立ち直れなかったり。買っても読めずにいる作品なんかもあるのですが、このシリーズだけは楽しみに読んでます。
エロがないのに、ドキドキするのよねー。
そして、コウモリも可愛い! 中のカラーイラストがまた、コウモリの会話のシーンって!
でも設定としては、元人間で中途半端な吸血鬼。吸血鬼ってだけで切ないのに、変身もままならない中途半端な吸血鬼なんて、救いようがない。その辺は滑稽でギャグっぽいんですが、これからどうなるのかな。こんな生き物だから、幸せになって欲しいんだけど……木原先生だし。
ラブを期待しつつ、その先にハッピーエンドも欲しいです。大丈夫、よねぇ。
えー…攻×受は今の状態での主観でありまして、もし実際が違ってたら後で訂正依頼出しますのでご容赦ください。
それがわからない=エロなしでとうとう3作目まで来てしまいました! BL小説界に詳しくないんでわからないんですけどなかなかない、貴重な状態なんじゃないんでしょうか?
それでも出るのを楽しみにしてるシリーズです。蝙蝠状態のアルのかわいらしさや、分りにくい暁の優しさやかわいらしさ、アルの天然っぷり、いい味出してる脇役軍など萌え所は満載です。
今回は、アルが以前にゲスト出演みたいな形で関わったドラマに、再度出演することになった所から話が始まります。
ロケがアメリカであり、しかもそれがアルの故郷にとても近い場所だったため、最初はアルの面が割れるのを心配して出演を反対していた暁も、しぶしぶながら了承して、自分もアルのサポートの為一緒に行くことになります。
一緒といっても飛行機では一緒ではないのですが。その方法はかなり乱暴でしたね、それしか方法がないとはいえ…。
アメリカでは暁の知り合いだという、超大物映画プロデューサー・リチャードの豪邸でお世話になります。俳優志望のアルは大興奮。暁は相変わらずそっけないです。
更にアルの故郷へ向かう飛行機の中で、キエフという男と出会います。彼は完全な吸血鬼でアルが出来そこない吸血鬼になったばかりの頃世話になった男だったのです。
今回は暁の色々な秘密もわかってきました。
秘密なのかどうかはよくわからないのですけど、それをアルにある程度晒してもいいくらいには心を許してきているのかな?と感じられるのもよかったです。
何だかんだ言ってても、いつもアルを心配して助けようとしてくれる暁にじんときます。
アルが天然だからわかってなかった、ラスト辺りのキエフの記憶操作の前の「アルは残酷だ」というセリフは沁みましたね・・・長く生きてきたキエフだからのセリフなのかもです。
アルの故郷での話、更にはロケの話、その後の話、今回は前後編の前編という位置づけみたいな感じだったんで、少し尻切れトンボで終わってしまってます。
これからどうなるんだろう? そして色っぽい事になるのかな?とだんだん本気で思い始めました…。
もし色っぽいことはなくても多分読み続けると思いますけどね。