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ファンタジーじゃないのに不思議な雰囲気の作品でした。
中編二本立て。どちらも真海(受)が主人公です。
「ウォータークラウン」は会社の後輩である海藤(攻)に告白されて恋人同士になり、続編「消えない声」では海藤の元恋人の登場に振り回される話です。
真海は自分が人魚の生まれ変わりだと本気で思っている夢見がちなタイプですが、安易に口にしない社会性がある点が良かったです。海藤は年下なのにしっかりしていますし、真海に一途なところが良いです。突然命令口調になるのにも萌えました。
真海が人魚だと思っているからこそ、プールや海でのHが必要性も感じて良かったです。
真海はあれこれ悩んで結論を出す独りよがりな面もありますが、誤解するに足る場面もありますので、自分的には許容範囲でした。一人称なので不安に揺れる心情も分かりやすかったです。
年下攻に愛される繊細な年上受がお好きな方にはお勧めです。とはいえ、イラッとしてしまう方もいるだろうなとも思います。私も他人がHしたと分かってる車を買うのってどうなの?とは疑問でした。
受けの思考が乙女で、自己中すぎるのが受け入れられなかったです。
後輩の攻めは献身深いのですが、受けの乙女脳につきあってか寒い事を言うので、それも辛かったです。
唯一の評価ポイントは、珍しい水中でのHがあったという事でした。
後輩リーマン・海藤郁也 献身攻め×先輩のリーマン渡瀬真海 乙女ネガティブ受け
後輩の海藤から告白されたが、男で平凡な自分を好きなのが信用出来ない。
一年経ってようやく自分も好きだと自覚するが、あの事を認めてもらったら全てを受け入れて告白することを決意する。
自分は、人魚の生まれ変わりなのだと言うことを……。
最初から最後まで、自分に酔っているような受けがキツかったです。
一年前から告白している相手を信用せず、自分は元人魚だと思うって発言を笑っただけで、完全にシャットアウト。
一般人が聞いても夢みがち発言だし、だからどうした?という感じなので、いい年した大人の男がそんな事を言って、素直に受け入れられると思う事の方が無茶振りです。
その人魚だと思う根拠だって、前世がどうとか言うものもでなく、自分でそう思っているだけ。それを受け入れろって、無理にも程があると思う。
自分をずっと好きだと言っていた相手で、自分も好きだと気付いたのに、たったそれだけで見限る気の短さが、理解出来ませんでした。
後半エピソードでも攻めの言う事をよく聞かずに短絡的に死のうとするとか、どこまでも自己中で乙女過ぎて、乙女リーマンで萌えるのは無理でした。
受けが元人魚発言があるので海や水が好きなので、2人のHのお初はプールで海中で2回目というシチュは珍しかったです。
実際、痛そうだしまだ慣れてないのに、BLファンタジーではありますが、水中でHをお探しの方には有かもしれません。
総合:★1 受けの乙女脳と、影響されてくさいセリフをはく攻めとで、無理でした。
エロ:★3 プールの中でH、海の中でH
リーマンラブです。
主人公は、自分を元人魚だと思ってる人。
そんな彼に告白してきたのが、イケメンの後輩。
なんだかんだあって結ばれます。
主人公の子供っぽさが耐えがたかったです。
「実は俺、人魚なんだ」→笑われる→分かってくれない、もうダメだ、信用してたのに…
ってあんた何歳やねん、と。
普通笑うやろ。
ナニワの人間なら、「真意は伝わらなかったけど、笑いは取れたから結果オーライ!」と思え(ってナニワの人間じゃないけど)