リアルライフゲーム

real life game

リアルライフゲーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×217
  • 萌17
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
23
得点
235
評価数
67
平均
3.7 / 5
神率
32.8%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344814295

あらすじ

マスの指示をリアルに行う人生ゲームを開始した4人。シールで隠されているゲームのマスにはとんでもない指示が隠されていて――!?
出版社より

表題作リアルライフゲーム

幼なじみ・平良 / 絵画の買付人・透矢
元社長令息・佳宏 / 皆より2コ下・翔太

レビュー投稿数23

正攻法BLに飽きた人にオススメ

女性向けだからといって全く加減されない夜光花先生の極限心理サスペンスものです。リアルライフゲーム、なかなかにスゴかったです…。最初は重苦しい悲劇調から、だんだん喜劇に変わっていく過程が面白かったです。ブラックユーモアが効いているので、正攻法のBLに飽きた人にオススメです。

極限状況下の 集団心理に起因して驚くような異常事態が起こったりする事もあるので、それ程不自然に感じずに楽しめました。展開もだんだん読めてくるんですが、それ以上にキャラクターも右斜め上の行動を取るので、最後まで飽きる事無く楽しめました。
好き嫌いはともかく、設定も斬新であるし、効果的に使っているので、良く出来た作品に思いました。メンバーの四人ともキャラが立っているので、ストーリーに没頭しやすかったです。平良が得体しれないキャラクターで、無邪気で済ませられるかギリギリのラインの攻めでなかなか新鮮でした。四人の恋愛カルテットもスパイスが効いていて良かったです。

あとがきを読んで、編集者の人の意向も大きかったようで、作家さんの才覚に編集者の人のアイデアも加わり、面白い作品が生まれるという実例を見たように感じました。

それにしても少年神シリーズと同じ作家さんが書かれているとは思えない…。
ストーリーテラーであり、沢山引き出しも持たれている作家さんだと今更ながら感心しました。

1

そこまでハマらなかったです

夜光花さん好きなんですけど、今回はそんなにハマらなかったです。
可もなく不可もなく…どちらかというとそんなでもでありました。

ゲームで出たお題をリアルにライフで実践していくスリルが幼馴染4人の形を変えていくんですが、
うーん、やってるのがセレブな人達で(佳宏は元セレブですが)、
最初に金銭感覚ゼロというので始まるので、
家を買おうが絵画を買おうが「さすがに落ち込んでる」とあってもそんなにスリルは感じられず。
好みだとは思うんですが、
セレブってお金を生み出す・失うには敏感だと思うんですよね、凡人より。
だからお金持ちを維持してるんだろうし。
なので学校建てて大損して落ち込んでると思ったら、企業アップイメージに繋げて実は儲けに繋げてたとか、
プール付きの家を建てて無駄金したなと思ってたら実はオリジナリティを付加して、人気物件になって今じゃ申し込み殺到、
やっぱりお金持ちはただじゃ転ばないみたいな。
一方高額絵画を購入して、俺もただじゃ転ばないと思ったけど失敗して余計に泥沼に落ちたとか、
そういうゲームの中で金銭感覚が失われていくんじゃなくて、思いもしなかった落とし穴で金銭感覚がおかしくなっていくみたいなのだったら、
もうちょっと身近に感じてスリルが味わえたかなーとか読みながら思いました。
やっぱり人間の欲深さは誰でも同じかなと、
損するかもより損したくない、儲けられるかもの誘惑の方が強い欲だと思うし(私だけ?)。
そんな事を思いながら、もうちょっと感覚がおかしくなっていく様を読みたいなーと。
それと同じで、4人が2組のカップルになっていく所も、
感覚がおかしくなっていく所にそこまでハラハラドキドキしてないのでと、
婚約者絡みでのハラハラドキドキ、何故このゲームを始めたかのか何故やめないのかやめられないのかのハラハラドキドキや説得力が足りず、
Hシーンもあまり。
ハマってくのもよく解らなかった。
翔太と透矢の所はやっぱりせつなかったですけど、ちょっと翔太の豹変が急だったかなぁと。
もっと豹変してく過程が見たかった。

彼らのゲームが生活に入ってきてそれに振り回されてく様がイマイチだったので、
うーん、そこを想像力で補いながら読んだのであんまり。
最後のオチもよくあるやっぱり。
よくあるやっぱりでも、そこまでいく所に身近に感じる感覚でこっちも振舞わされたかったなーというのと、
その割には平良の執念深い所が結構軽かったので、説得力もなく。
お金なくなくても好きな事をやりたい(職業に出来る程の才能ある芸術家なんだし)、人生振り返りたくないみたいな感じがあったら、実はゲーム盤もコマも彼が長年かけて工房で作ってたみたいなのがあったら面白いなーなんて思いながら読んでました。

そんなこんなで、
偉そうですけどお話を読むより、
もうちょっとここ膨らませたいなーとかそういうのを思いながら読んじゃいました。
(読者は勝手だな〜)

透矢の「そんなにHは好きじゃない」、好きでしたねー。
なんか逆にエロさを感じた、なんでだろ?

1

リアルライフゲーム

ある日、幼馴染で親友だった平良に再会したサラリーマンの佳宏。八年前、境遇が一変したことを惨めに感じて自ら距離を置いた彼に誘われたのは「リアルライフゲーム」という妖しくも刺激的な人生ゲームだったーー。

夜光花作品の面目躍如ともいうべき緊張感のある展開で、最後まで惹き込まれて読みました。裏表紙のあらすじからゲームの指令は性的なものばかりだと思って読み始めたのですが、それは後半で、そこまでが長くて緊迫した雰囲気の物語になっています。劇中でもかなり時間が経つので妙にリアリティーがあってドキドキしました。

2組のカップルが出てきますが4Pらしきシーンは一場面だけでそんなにクドくありません。何より、どちらのカップルにも愛があって良かったです。夜光花さんの書くエロは本当にエロくて大好きです。

章ごとに佳宏と翔太のモノローグが切り替わるので、互いの目から見たもう1組のカップルの様子が面白かったです。また、エピキュリアンに変化した翔太に振り回される3人の様子が痛快でした。佳宏は、序盤ではちょっと嫌な男だなーと思いながら読んでいたのですが、徐々に本来の人となりが伝わってきて最後には可愛い人だなぁと思えました。

続編があったら是非読みたいと思う作品でした。

2

『ジュマンジ』好きなら嵌まるかも

電子書籍版を購入。
まるまる1つの話です。

『ジュマンジ』って映画知ってますか?
ちょうど来月、テレビで放映するらしくて、懐かしいなって思っていたのです。
好きだったのです。この映画。

本作は、同じような匂いが漂います。
『ジュマンジ』好きには、嵌まること間違いなし。
あとがきでも、作者が意識した旨を述べていらっしゃいます。
やっぱりね。

どうせなら、もうちょっとエゲツないマス目を入れてもよかったかな………。
ヤンデレ執着な攻めが好みなので、平良がもっと病んでいたら神評価だったかも。

1

ちょっと受けれにくいと感じてしまった

お話は面白くて、ある一部分は萌えるんだけど受け入れにくい部分もたくさんあって評価を迷いました。

久々に再開した悪友の佳宏、平良、透矢、翔太の4人が、止まったマスの指示に必ず従わなければならないというリアル人生ゲームで勝ち負けを競うお話です。4Pもあるので苦手な方はご注意。

細かいストーリーは先の方々が書いて下さってますので割愛しますが、このゲームという設定はすごく面白いと思いました。最後が気になっていっきよみしてしまうくらい。

でも、マスの指示が精神的にマイナスな指示ものが多く、プラスのものもあると楽しかったのですが、読んでいてちょっと気の毒でした。精神的、金銭的にダメージの大きなものが多くて恐怖を感じたというか、リアリティがないというか…。
ゲームってもっと楽しいものじゃないか~と。
その困ってしまう指示に皆が黙って従っているのがちょっとリアリティがなかったです。

特にリアルに大金が湯水のように流れていくのか気になって気になって仕方なかった。庶民的な意見ですみません^^;

平良と透矢はお金持ちだから感覚が違うだろうけど、庶民派の佳宏と翔太が1千万近く借金を追わされてもゲームをやめないのがおかしいと感じてしまいました。
わたしならとっくにどっかに相談にいってます;;友人といえども、理由もわからずゲームなのにリアルに1千万も借金をさせられたら怖くなって逃げると思う。
ゲームを始めたのは平良で、3人は最初に契約書をかかかされてるけど、それも半分詐欺のようで、あとから逃げられないように付け足されています。

お金だけならまだしも、「恋人と別れろ」とか「誰かとセックスしろ」とか、絶対従わないと思います。なぜ全員が素直に従うのかわからず…。
特に「隣りの人とセックスしてビデオにとられる」なんて、もともと恋愛関係にあるならまだしも、友人としか思っていない相手の前でなんて絶対無理だと思う。
気になるのは透矢が「それなら俺は降りる」って言うシーンが何度かあったのに、そこで「じゃあ…」って誰も降りないことです。あれ、ここで終われるのに?て思うシーンがいくつかあって、嫌々言いながらも結局誰もやめないのがわからない…。
最初はやめたがってたのに、結局やめたいのかやめたくないのか、その辺の書かれ方が曖昧だなぁと感じました^^;

普段は乱交でも強姦でもなんでもこいって感じで読むのですが、誰と誰が好き同士という場でもないのに「乱交に近い指示」に皆が素直に従っていく様子がほんとに怖かったし生理的にちょっと受け付けませんでした。

カップルの萌えとしても、翔太と透矢のカップルですが、透矢がちょっと言葉足らずだと思ったのと、翔太の変貌ぶりが急すぎてちょっとあっけにとられたというか…。
最初はゲームを怖がっていたのに、嫌らしい指示が続いてからは淫乱で冷たい感じになっていくのが唐突な気がしました。萌えたというよりは変わったカップルだなぁと…。
翔太に婚約者がいる問題も、なんだかスッキリ終わってなくてもやもやとしました。

ですが、えろ度がすごく高くて、えろの濃さと内容は満足でした。
ただ、ネタバレを含みますが、最後に佳宏の今の環境、今の会社にしか受からなかったのも、行きたかった会社に落ちたのも、全部平良が仕組んだことだとしってちょっと唖然…。
その手回し+このゲームで佳宏を手に入れたかったのだとしたらあまりにも回りくどい気が…。

これを言ったら意味が無いかもしれないのですが、堂々とアタックすることはできなかったのかな?
そもそも根本的なことですが、本当にノンケだった場合、「隣りの人とセックス」とか「隣りの人とフェラ」などの指示では恋に至らないと思ってしまいました。
佳宏がなんでお話のラストまでに、平良に恋心が芽生えたのかがちょっとわからなかったです。
設定が面白かっただけにスッキリしないと感じたのが残念でした。

5

人生が変わる!?トンデモ双六

プレイヤーは8年ぶりに集まった幼馴染の四人組。
この話の双六が普通と違うのは、止まったコマの指示をきちんと実行しないといけない事。

動く金額が30万、100万とエスカレートしそうな雰囲気に一度参加を決めたらリタイヤ出来ない怖さで、最初の段階であまりの悪乗りにドン引きしそうになったが、個性的な話の展開に引き込まれてしまった。

金に飽かせた内容がほとんどで悪魔から逃れられないようなゲーム内容に見えるが、実はこのトンデモ双六に参加することでそれぞれの8年間を晒すような錯覚を感じるし、コマの指示には人生を左右する内容もあるのに、それを誰が引き当てるか実に巧妙に計算されていた気がする。

最初は卑屈だった佳宏が徐々に昔のように平良に心を開いていく過程もいいが、もう誰も引くに引けなくなった段階になってから相手の理性をぶっ飛ばすようなエロ指令を仕掛けるなんて、全てはゲームマスターの思惑通り。

あと、この話は平良×佳宏、透矢×翔太の2カップルで進行していくが、私が気になったのは透矢×翔太のほう。
典型的な執着攻めかと思った透矢の意外な一言と翔太の豹変ぶりには予想外で驚きだった。

4

書き分けが素晴らしい

二段組みの小説です。
夜光さんの二段組みは読み応えがあって、好きです。
この作品は2カップルあるので、二段組みの余裕のあるページ数で良かったです。
ちなみに四人は幼馴染。


1カップル目は……
受けの佳宏は、車のディーラー1年目の26歳。
顔は良いが、黙っていられない性格で人に頭を下げるのが苦手なため、成績は最悪。

攻めの平良は黙っていればイイ男だが、気まぐれで気分屋。
趣味の悪いピンクのポルシェを駆る、裕福な青年。

2カップル目は……
受けの翔太は童顔でおチビ、一人だけ2歳下の24歳。
優柔不断な性格で、四人の中では一般的な思考の持ち主。
結婚を控えています。

攻めの透矢は女顔の目立つ容姿で優しげに微笑みながらも、興味のない相手には容赦ない性格。
親の仕事を手伝い、絵画の買いつけに海外を飛び回っています。


佳宏は八年前に三人とは縁を切り、まったく違う世界に身を置いてきました。
そんな佳宏が成績不振でヤケ酒を煽った夜に、平良と再会。
昔、四人でよくやった悪趣味なゲームをしたら車を買うという話に乗せられ、嫌な予感がしつつも参加することに。

とんでもない内容の双六ゲームで、まあ、ゲームの止まったマスの指示に従いえっちするようなものでした。(BLだしね…)
そのゲーム中には、平良がなんとしてでも佳宏をものにしたいという気持ちや、透矢の翔太に対する執着、優柔不断であったはずの翔太の変貌が描かれていて、なかなかに盛り沢山です。
ただ、個人的にツンツン受けは好みでないので、四人の中でも主要人物な佳宏にまったく萌えられないという始末でした。
あとがきにも書かれていましたが、透矢がかなりえっち方面で夜光さんの作品には珍しいタイプで新鮮でしたね。
女顔の攻めというのも。

カップルが二組もありますが、セリフを誰が喋っているかわからないことがなく、さすが夜光さんでした。
また、二段組みの夜光さんの作品を読みたいです。

5

すごいおもしろかったっ

金持ちのボンボンから父の事業が失敗しいっきに転落したヒロ
子供の頃からの幼馴染3人と自ら距離を置き疎遠になって8年
仕事はうまくいかず人に頭をさげることなどできないプライドの高い自分に
嫌気をさしながらもかえられないモンモンとした日々をおくっていたある日
幼馴染の平良が現れ「ゲームしようよ。昔みたいに」と誘いかけてくる。

もう、すごいおもしろくて一気読みしてしまいました。
平良が持ちかけてきたのはリアルライフゲーム、人生ゲームのリアル版で
マスに書いてある指示をリアルにこなしていかなければならない。

幼馴染の4人がそろい昔のように楽しむかとおもいきやマスの指示がどんどん過激になってきて4人の中で一番幼く弟のように可愛かった翔太の変貌をかわきりにどんどん隠微なベールにつつまれてゆく

リアルなのでマスの指示に「婚約者と解消」「500万の絵を買う」「学校を建設」「新築をたてる」貧乏なヒロがこんなマスにとまったら破産するに違いないのに違約金の30万をはらわず続けてしまう。

もう、メインの平良×ヒロもいいのですがトーヤ×翔太がすごい・・・・。
こちらのほうがよりドラマティックで翔太がいきなり大人びてビックリです。
自分の気持ち(トーヤを好き)に気づた時から婚約者とトーヤの間でおろおろするかと思いきや思い切りトーヤを誘惑しまくり・・・・。おそろしいっ
結婚するまでの間ならトーヤとたくさん愛し合えると想いゲームに俄然やる気をだす。
ヒロにとって翔太は可愛い弟のようでお互い幼馴染に世話をやく同盟みたいなところがあったのに知らない人になったようでとまどうヒロが切ない。

ゲームの指示でヒロは「アナルでいく」をひいてしまい翔太の一言でみんなの前で平良に好きにされイカされるところ見られちゃう。
翔太の誘惑が怖い・・・・。平良も気をつけないとヒロとられちゃうよ?

とにかく、どんどんゲームが怪しくなりそれでも引けなくなって友達から違う領域へととびこえちゃう4人がすごいです。

翔太は婚約者との結婚をやめようとはしないけどトーヤの陰湿な執着があるのでどうせ結婚相手はけちょんけちょんにされちゃうんだろうな・・・。
平良とヒロはすごいラブラブでよかったよかった。
最後の「またゲームしようよ」はかなり怖い・・・・・。
せっかくカップルになったのにこれ以上なにたくらんでるんだ平良・・・。

5

うーん・・・

お話としては面白いし、2段構成(という表現であっているのでしょうか?)なので、ボリュームもあって読み応えもあります。登場人物4人のキャラクターもそれぞれ個性があって魅力的です。

それぞれのキャラクターの視点でお話を読むと、人生ゲームのあのシーンは、ここのキャラはこう言ったけど、こういう思惑があったのかな?とか想像すると面白みが倍増します。楽しかったです。

ただ、どうしようもなく個人的な理由で、読み終わったあとモヤ~としたものが残ってしまいました。
まず、平良について。
こんな大掛かりな設定を考えて、相手に自分を意識して貰いたい。どうしても手に入れたい!ってそんなに強く思ってるなら、ゲームに頼らず一度だけでも、なりふり構わずリアルに追いかけて欲しかった気がします。過去のことがあると無理なのかもしれないですけど・・・
それかゲームを通して気持ちを伝えるだけでも良かったんじゃないかな~とか、そのゲームに頼らないと身体を繋げることは出来なかったのかなぁ・・・。でも設定は面白かったし、うーん。とぐるぐるしています(^^;)

そして、一番気になったのは翔太の扱い。
翔太視点の話が無かったらこんな気持ちになならなかったと思うんですが、完全に彼に肩入れをしてしまったみたいで・・・つ、辛い・・・(笑)
一応2つのカップリングで話が進みますが、彼が淫乱だろうが、彼が最後に選んだ道についても、彼がどうしても抗えない背景があって、決めたのなら仕方が無いと思います。

でもラストが・・・最終的にみんなの気持ちが一人に向かう雰囲気なのが予想外過ぎて、うーん・・・という気分になりました。
「あの状況で理性を良く持てたね」のような発言を「ある人物」から、「ある人」へ言われるのも、翔太と対照的に・・・と言ってるようで(勘違いですけど!)翔太が可哀想じゃないかな~ってすごく考えてしまいました。(@@;)彼、一番苦労してるのに・・・。

という翔太を応援し過ぎて、モヤモヤーとなってしまいました。メインのカップリングが好きになってたら、最後まで萌えれたんだと思うんですが・・・うーん・・・残念です。すみません。

6

ナイスエロ!笑

日常と非日常のバランスがナイスです。

人生ゲームをリアルに実行する、という内容なんですが、実行しないと次の人はルーレットを回せないので、一旦休止、日常パートが入ります。
ゲーム中の非日常感を、合間に入る日常の描写でより際立たせるような。
個人的にはずっと非日常パートでも大満足ですがっ笑


このお話には二組のカップルがいます。
メインは、ボンボン芸術家の平良×元ボンボンで落ちこぼれ営業マンのヒロ。
もう一組は、ボンボンで自身もやり手の透矢×ボンボンだけど自身は庶民派の翔太。
ボンボンばっかです。笑。

ヒロは高三の時、父の会社が倒産し一気に転落。
それ以来幼馴染だった他の三人とは疎遠だったけれど、平良と再会し、久々に四人でゲームをする事になります。
それが題名にもなっている、リアルライフゲーム。
人生ゲームのようにルーレットを回し、止まったマスの指示を必ず現実で実行しなければならないのですが、これがお金持ちのゲーム。マスの指示を実行すると大金が動く事になります。
完全庶民のヒロと、親はお金持ちだが自分で動かせるお金のない翔太は、借金を重ねていき、ゲームを降りるに降りられなくなっていきます。
ズルズル続けるているとマスの指示はどんどん過激に、思わぬ方向へ転がっていき……

後半は怒涛のエロラッシュです!笑

非日常が日常に食い込みはじめ、エロの空気が漂いはじめると、そこからは一気にエロラッシュ!
さすが夜光先生。
特に特殊なプレイや過激ぃーな描写がある訳ではないんですが(4Pはありますが)、非日常感が良い!
普通に考えたら、ゲームの指示で同性の幼馴染とセックスするなんてあり得ないのに、それをやっちゃう流れが、自然……
いや不自然なんですけど!笑
ヒロと一緒に私も流されました。笑。

うーん、夜光先生のエロ、やっぱり好きです!
過激ではないけれど、非日常的なエロが好きな方はぜひ!笑

5

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う