ジュエリーデザイナー×恋を知らない純情青年のロマンティック・ラブ!

ジュエリーは恋に酔う

ジュエリーは恋に酔う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
35
評価数
10
平均
3.6 / 5
神率
20%
著者
黒崎あつし 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784044422233

あらすじ

引っ込み思案な会社員・光原春希は、母の形見が縁でジュエリーデザイナーの平井と出会う。優しくて魅力的な平井やそのセレブな友人らに触れて明るさを取り戻した春希は、自分を変えてくれた平井に惹かれ始めて…?
出版社より

表題作ジュエリーは恋に酔う

天才ジュエリーデザイナー
引っ込み思案な玲瓏美人な会社員

その他の収録作品

  • ジュエリーは恋に酔う
  • はた迷惑な瞳

レビュー投稿数7

天然系な受けが可愛くてよかった

受けがかなりの天然、というか鈍いやつ(作中でも言われてるし自覚もある)で、なかなか自分が周りからどう見られているかだったり、他人からの好意に鈍感なんですが、なぜイライラやヤキモキすることもなく、むしろそんな受けが可愛くてしかたなかったです笑
ポヤポヤお坊ちゃんなりに頑張って前に進もうとする姿もかなり好感が持てました。

攻めに関しても、『天然系の受けときたら、傲慢俺様系の攻めか?』と勝手に思い込んでいたのですが、受けを第一に思う包容力ありありの攻めでした。
すぐに関係を迫るのではなく、受けの準備が整うまでちゃんと待てるいい攻めです。

亡くなったお母さんへの思いや祖父、弟の関係など、恋愛以外の部分も読み応えあり、かなり満足
できました。

表紙が凄く私好みで即購入したのですが、挿絵がなくて少し残念(購入サイトにはちゃんと記載がありました)
電子で購入したのですが、紙で買い直してもいいかなと思えるぐらい、私にドストライクな作品でした。

0

修理もリフォームも得意です。

複雑な生まれと綺麗すぎるその容姿によって目立たないように生きてきた春希。

この春希くん。複雑すぎる生い立ちがゆえに自分を出せず、言いたいことも言えず、表情を失っていき、それが怖いくらいに整ったお人形のようで、そこから根も葉もない噂がはびこって…という、うん、悪循環。

母の形見である宝石をリフォームしてほしいと立ち寄った店で、ジュエリーデザイナーの平井と出会うんですが。

いいねっ!平井さん。
リハビリの一環として俺と恋愛してみないか?と誘い、春希に感情を注いでいくわけです。
ちょっとずつ、ちょっとずつ距離をつめて。
ちょっとずつ、ちょっとずつ手を出していきます。笑

つまりは。
磨くのはお得意なんですよってか。

春希くん。平井さんの愛でこれからも光り輝いてください。

2

この『箱入り』は好きですね。

黒崎さんでは、私の好みのタイプの『王道』ものでした。キャラクターがよかったです。ゆっくりめの展開も好み。

私は『年齢不相応に幼稚な馬鹿男(おバカではない)』キャラクター(特に攻)が大キライなんですが、この春希(受)は好きですね。

春希はあり得ないくらいに箱入りで純なキャラクターです。たぶん、好みは分かれるんでしょうが、私は大丈夫です。微笑ましく見守れました。年齢を考えるとちょっとどうかとは思いますが、なんとも可愛い。
平井(攻)も、本当の意味での包容力攻って感じで、すごく好感が持てました。こういう攻はイイですね~。

ラブ面では、始まりが『お試し』ということもあって、焦れったいくらいにゆっくりなんですが、それでも(特に春希の)キャラクターにはそれが合ってたと思います。逆に、この2人で早く進み過ぎたらついて行けなかったんじゃないかな。
春希の生い立ちや生来の美貌から来る、祖父である会長との関係を巡る誤解や、職場での人間関係の問題などはありますが、ラブ面に限ればとても甘くて穏やかで、安心感がありました。

ストーリーには意外性もないし、先読みできるかもしれませんが、それでもいいと思えました。好きですね。

ただ、イラストが・・・いえ、明神さんのイラストはホントに綺麗で素敵だったんですが、平井があまりにも美形過ぎて、春希の『絶世の美貌』という設定が目立たなかったように思えて、それがちょっと残念でした。
表紙イラストでもそうですが、この2人が並ぶと美貌という意味で平井の方に軍配上がりそうです。

1

おバカにも程がある

全体的にイタタ...なツッコミどころ満載のストーリーでした。
それでも前半はなんとか目をつむって読んではみたものの、
後半は萎えまくりでページをめくるのすらつらかった...
何がダメかって、主人公がいい年(25歳)してどこまでバカなんだ!?
ってぐらいいちいちイラつく行動と考えなんですよね。
純粋とか鈍感とかおバカ受っ子にありがちな表現されてるんですが、
ただの世間知らずの箱入り息子って感じがしてなりません。

愛人の子として引き取られた春希は肩身の狭い思いをしながら
育ったせいで、人とうまく接することが出来ないでいた。
でも、ふと立ち寄ったジュエリーショップオーナーの平井に出会い、
彼と接するうちに徐々に笑顔を取り戻していく。
そんなある日、取引先とのトラブル解決のため先方の重役と会った
春希だが、なぜか体の関係を条件に契約するという話になっていた。
最初は拒否しつつも様々な不安要素が重なり、諦めてその条件を
受け入れることにした春希の前に平井が現れて...

基本的に王道BL大好きなんですが、
この受は年のわりにちょっとキャパ越えたおバカさんでしたww
周りの人物と設定もツッコミどころ満載。
春希との関係をお稚児さんとウワサされていることに
気付いていないお祖父さんもマジで!?って感じだし、
たまたま用意された待ち合わせのホテルが
平井の商談の場でもあったことも都合良過ぎだし...

おバカな箱入り息子のトラウマ克服物語って感じです(笑)
でも、春希の義理の弟(繁樹)視点の同時収録作品
『はた迷惑な瞳』はわずか6ページなんですが、
繁樹のツンでやんちゃな感じがかなりかわいかったので、
彼メインのスピンオフ作品は気になるところです★

0

気持ちよく大円談

面白かったです。
なんとも気持ちのいい大円談っぷりでした。
セオリー通りといえばセオリー通りの展開、作品によってそれが長所になったり短所になったりするんだけど、この作品では長所でした。黒崎さんの王道BL、やっぱり好き。
弟くんだけがちょっとビターな結末だったかな。でもそれもイイ。

大人カップルのお話です。
でも受けのほうの性格は、天然で無垢で不器用。それが「大人のくせに子供っぽすぎて苛つく」んじゃなく、「大人なのに子供みたいで可愛い」の枠の中にきっちりおさまってました。さじ加減が良かったです。
美貌の持ち主でありながら、出生の秘密と不器用な性格のせいで、周囲に誤解を受けてます。
それが、あるジュエリーデザイナー(攻め)との出会いをきっかけに変わっていく。
攻めは余裕と包容力があって、ちょっとイタズラな一面もある魅力的な大人の男でした。

受けの変化と周囲の変化、シンデレラを読むような気持ち良さがありました。
ハッピーエンドな王道BLなので、ねじくれた話を読んで脳ミソが疲れたときとかにオススメw

1

優しく笑えるようになりました。

複雑な環境で、生きていた春希。母親の形見のルビーをリフォームしてほしくて入った店で、人生をかえる相手に出会う。
お試しで付き合うことになった。
職場でも、春希を利用しようと担ぎだされたりする。自分では困難な問題から、解決できない時、お試し彼の平井が、手をのべていた。

0

美男子の上司っていいですよね~

黒崎 あつし/ジュエリーは恋に酔う (角川ルビー文庫)
純愛:☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆
登場人物 秘書課室長(受)×若手ジュエリーデザイナー(攻)
美男子の上司っていいですよね~(独りごと)
春希は秘書課の室長(25歳)やり手ではなく、おぼっちゃま気質な草食系男子
百戦錬磨のジュエリーデザイナー。間違いなくS系でしょう。
美しいものを愛でる二人は宝石をきっかけに出会いますが・・。
当然美しいジュエリーデザイナーに食われてしまいます。当然最後はハッピーエンドですけどね。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う