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あんまりつれなくすると、ベッドで苛めるぞ。
noraneko to casa blanca
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
口が悪く態度も大きい、フシャーっと毛を逆立てっぱなしの子猫ちゃんと、子猫を見たらかまわずにはいられない元警視庁、現所轄刑事のお話。
見事な野良猫ちゃんです。いやぁ、懐かない懐かない。
まぁ須田も悪いんだけどね。いい大人が子猫を挑発してはいけません(笑)
素直じゃない律。
知らず知らずのうちに須田を意識し、けれど女の存在に引こうとします。
普段強気なのにそこは弱くて、いつもどれだけ虚勢を張っているのかがうかがえてホロリ。
須田も可愛すぎて律にちょっかいをかけてしまうようで、案外この男、純情なのねと思ってしまいました。
いちいち反応してくれる律だから、余計にかまいたくなるんでしょうね。
二人の性格上、あまあまらぶらぶ~ではないのですが、じゃれあいのようなやり取りや、たまーにのぞく甘さが見ていてたのしかったです。
キャリアから脱落し所轄へ飛ばされた刑事須田とちょっと暗い過去をもつ野良猫のようなバーテンダー律の物語。
須田は律を「子猫ちゃん」と言ってからかう。ぜんぜん懐かない子猫ちゃん。
律にはパトロンがいた過去があって、その経験がトラウマとなっています。
そんなことから誰にも素直にはなれず、助けてくれた刑事の松本だけにこころを許しています。
定年が近い松本は同僚の須田に律をたくしたいようです。が、この二人ぜんぜん合わない!
そもそも須田が不遜な態度で律をからかい倒すからなのですが、もうのっけからこの子猫ちゃんがかわいくて仕方ないようです。が、当然のようにぜんぜん懐かない子猫ちゃん。
いつも売り言葉に買い言葉のように言い合いをするのですが、二人きりで飲んでいたときにまたそんな調子で言い合いになり勢いでいたしてしまうわけです。
律はそれがきっかけで気持ちがゆらゆらしてくるのですが、須田の過去の女?のことがあったり、律のトラウマの原因が事件にからんだりと二人の気持ちはなかなか近づきません。
その事件が解決して、やっと須田が誤解を解いてハッピーエンド♪
それでも二人のやり取りは須田がかわいさ余ってからかってばかりで律が素直じゃないからけんか腰です(笑)
特典SSの二人はいつものけんかを通り越して獣となりましたw
仲の良いことで、御馳走様でした。
謎めいた美青年のバーテン・律は、かつての恩から老刑事松本の情報屋をやってます。
その松本に連れて来られ紹介されたのが同じく刑事の須田[攻]
最初の内は律は、松本にしか心を許さず須田に対しては全くのツンツン状態。
松本以外の誰にも懐かない野良猫って感じでツンデレの予感が激しくします!!
そしてタイトルのカサブランカ、これは律の生い立ちにあります。
律はヤク中で淫乱、しょっちゅう禄でもない男を引っ張り混んでは育児放棄していた様な最低な母親。
結局律は15歳の時に金持ちの山辺の愛人=性奴隷となるのですがそれは悲惨な体験だったのですね。
彼は美少年をカサブランカの花に包まれて、己がインポな為に色んな道具で嬲り続けていたという変態気質。
その山辺から逃げ出し、今のバーテンに落ち着いている訳ですがそんな律の前に再び、金と権力とを持った山辺が現れます。
肝心な時にしっかり守ってくれる須田が頼もしい~~!
最後に須田は記憶を上書きしてやるとばかりにカサブランカの花の中で律を抱きます。
エリートからは外れた刑事と、ツンデレ野良猫(もとい飼い主を見付けたので猫)のなかなか読ませる話でした。
老刑事の松本もいい味出してたです。
エロシーンは、律は山辺に色々道具は使われていたけど本物の男は須田が初めてだった訳で、そこの反応は初々しくてビッチのフリした可愛い猫って感じで萌えましたー!
義理に父親からの暴力から逃れるために家出を繰り返し、
中学を卒業する頃少年性愛者・山辺の手に堕ち
約2年間おもちゃになっていた過去を持つ仲井律は
ある日突然訪ねてきた傲慢な刑事・須田隆利に
"俺の犬になれ"と捜査協力を頼まれる。
美貌と線の細い躰に反して生意気な律を
おもしろがり、挑発してくる須田に
仕込まれまれたテクを披露してみろよと言われ
抱かれてしまう。
須田はどんどん律に執着していきますモジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ
消せない過去を持つ2人は
対峙しながらも惹かれていきます(*´Д`)/
捜査協力をしているうちに
律の身の回りに変なことが起こっていく。
今回の事件の犯人が、山辺であることが
わかっていき律は・・・・。
ツンデレ猫ちゅぁぁん'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
こんな猫を飼いたい!!!
変態須田に乱されていくところは、ヤバかーーー(*´∀`*)ポワワ
どS変態な須田!それに反発していくツンデレ猫!!
素晴らしいカップルヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
最後のカサブランカに囲まれて
やるシーンはよかったなぁ!!
実相寺さんの書く律は萌え萌えキュンノ(´д`*)
須田(所轄の刑事 以前は警視庁のキャリア組だった)×律(ライブハウスのバーテンダー 昔のパトロンに付きまとわれる)
元警視庁のキャリアとは思えないような粗暴で飄々とした雰囲気を醸し出している須田ですが、律の事が可愛くて仕様がないんでしょうね。顔を見れば「子猫ちゃん」「可愛い子ちゃん」とわざと嫌がるような呼び方をし、挑発する様な事を言ってからかっては、律が突っかかって来るのを楽しんでいるのですが、警視庁時代は足の引っ張り合いが日常茶飯事だったという須田からしてみれば、裏表がなく純粋な律の態度に最初から惹かれてしまったようです。
ただでさえ経験値豊富で大人な須田にかなう訳がないのに、律はいちいち張り合おうとするんですが、売り言葉に買い言葉的な勢いで体の関係にまでなってしまいます。元々律は自堕落な母親と暴力をふるう義父から逃げた結果、変態的な嗜好を持つ山辺というパトロンに二年間養われていた過去があるのですが、山辺が不能だったおかげで道具は使われてはいても処女(男)のままでいられたんですね。でも須田には見栄を張ってやりまくっていたみたいな事を言ってしまい、結局処女だとバレた上からかわれて恥ずかしい思いをすることになります。
元パトロンの山辺が再度律を自分のものにしようとせまって来るのですが、律が働くライブハウスに黙ってカサブランカを1輪置いていったり(思い出のアイテムだから)、人形に異常に執着を持つ大男を従えていたりと、なんだかいちいち気持ちが悪くて読んでいてゾクッとさせられました。それに大男のキャラがまたかなり特殊でいつまでも頭に残ってしまいました(苦笑)。
山辺=カサブランカという刷り込みでトラウマになってしまった律に対して、須田=カサブランカと思えるように、ベッドいっぱいにカサブランカを敷き詰めそこで抱いてやる!という須田のオヤジ的発想にはちょっと怯みましたが、実際読んでみると花粉にまみれてのHというのはかなりエロいな…とドキドキしました。でも現実的に考えるとシーツはダメになるし、体についた花粉もなかなか落ちないんじゃないですかね!?しかも痒くなりそうだし…。Hが終わった後、律が須田を(子猫が大型犬を)胸に抱いて余韻を味わっているというちょっといい感じのシーンがあるのですが、我に帰ったら花粉問題で律が須田に噛み付いて言い合いになりそうだなと想像し思わずニヤッとしてしまいました。