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好きが止まらぬ超!執着愛‼
reikoku mujihi na rasuboss ouji ha mobu no jyuusya wo nigasanai

今回は第二王子と侯爵子息のお話です。
攻様の従者の死にキャラに転生した受様が
バットエンド回避を目指す顛末を収録。
受様の生国は魔力第一主義の国で
受様は水属性の公爵家の長男ながら
青髪家系での黒髪、しかも魔力皆無だったため
屋敷の奥で隠されて育ちます。
そんな受様でしたが
4才の時に自分が殺される夢を見て
この世界が前世にプレイした乙女ゲームで
自分の名前が殺されるモブ従者だと知ります。
受様の役はどのルートでも
ラスボスの第二王子か聖女に殺されます。
第二王子が今回の攻様です♪
今から回避を図れば死なずにすむかと
18才まで人と関わらずにいようとしますが
受様には他人の魔力を吸ったり
魔法を相殺する能力があり
魔力量が多すぎて体調が悪くなる弟の魔力を
よく吸ってあげていていたところ
攻様のご学友候補を選ぶためのお茶会にて
招かれた弟が隊長の良くない攻様に
自分が具合が悪いと受様が治してくれると自慢し
攻様と王から王城へのお召しがかかるのです。
しかも受様が長男と知られたくない父は
受様を女装させて遠縁の娘として
王宮に向かうのです。
受様が王宮に着いた時
攻様は魔力暴走を起こ掛けていて苦しそうでしたが
受様を傷つけないよう近づくなと言う気概を見せ
受様は微笑んで近づき魔力吸収に成功しますが
数日後
受様に攻様との婚約話が持ち上がるのです!!
受様が死から逃れられる道はあるのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改稿、改題しての書籍化で
ラスボスキャラの攻様と死にキャラな受様の
異世界転生ファンタジーです♪
受様は魔力がないために
日頃から公爵家の恥さらしと隠されていたのに
攻様と縁付けば家の利になると受様の性別すら
無視というかなりな理不尽ぶりです。
攻様は受様が男子と知っており
自分の強力な魔力に屈しない受様を欲していて
お断りしたい受様を泣き落とし演技で
落とすほどの策士くんなのです。
そんな相手を説得しようと前世の話や
ゲームの話をする受様ですが
攻様はソレを面白がる良い性格なので
受様煮勝ち目はありません。
アレよコレよという間に婚約話は内密にすすみ
受様は従者として攻様の傍にいる事となり
攻様の猛アピールに徐々に絆されていく受様が
とっても楽しいです♡
受様に死をもたらすのは攻様と聖女なので
聖女が登場してからが本番なのですよね。
しかも聖女役の女生徒も転生者な上
ゲームと違って性格が悪い悪役令嬢で
受様と関わったキャラ達の関係性が変わって
思う通りに行かないために激怒で
受様に死が迫る展開にハラハラ&ドキドキ
受様が攻様の伴侶となるまで
とても楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ
長くてとっても凝ったお話でした。
乙女ゲーム転生もの。
しかも必ず死ぬモブ従者になってしまい…。
とにかくネロディアス王子の5歳の一目惚れからの流れがすごいです。
転生に気がついたノワールが不憫な境遇で、でもこれなら王子の従者にはならないだろうと思っていたら?
初恋をとことん貫く!我は絶対に離さぬ。
乙女ゲーム転生ものでも、攻略キャラたちに知識と情報を共有して対策するのは珍しいですね。
聖女の正体はあるあるでした。
ゲーム転生ものはずっとゲームでは?シナリオでは?と気にかけ続け、さらにエンドも何種類もあるわで振り回され気味でした。
だんだんノワールもネロディアスを好きなのだとわかってくると、甘々が欲しくなりますがその辺が物足りないような。
ノワールの受けた仕打ちをネロディアスが怒ってくれて、ちゃんと親にも落とし前をつけさせて、さすが王子!
ついついノワールとともにいつまでも子供扱いしてましたが、いつの間にか立派に育って。
ノワールがネロディアスを孤独にしないでゲームとは違う成長を遂げましたね。
良いお話ではあるのですが、やはり長い。ゲーム要素が強い。そう感じたのは夢中になれなかったということなのかな?
アルファポリスさんの伝家の宝刀、異世界転生もの。
BL小説界隈ではすっかりお馴染みとなった王道のナンバーです^ ^
元の世界でプレイした乙女ゲームの世界に転生。
死亡ルートを回避すべくフラグを折っていく主人公。
ゲームでは主人公だった聖女はめっちゃ悪女。
自分を死に追いやった王子が何故か溺愛執着してくる。
期待通りのカードがズラリと並び、大まかには予想通りのストーリーではありましたが、細やかな部分ではオリジナリティに溢れており、"よくある"ストーリーだとタカを括っていたら良い意味で裏切られました。めっちゃ面白かったです♪
最初こそ不穏なんですよ。イヤ〜な始まりですが、でもそれもホント最初の方だけ。
冷酷な王子であるネロディアスに殺される従者に転生しちゃうし、転生先の公爵家の実家では黒髪で生まれてきたってだけで冷遇されてるしで、ノワールにとって試練多き幼少期ですが、言うても中身は30代の男。熟知したゲームの世界ということもあり、冷静な判断力と行動力で自身の死フラグを回避していくノワールをワクワクしながら見守りました♪( ´▽`)
とにかくノワールの至上命題は、極力ネロディアスと関わらないこと。関わらなければ殺されずに済みますからね、両親による軟禁ネグレクトは酷いもんですが、人目に触れたくないノワールの思惑と合致していることを考えると少々複雑でした。
ノワール本人は、この状況をすこぶるラッキーだと思っていて、悲壮感を全く感じさせない軟禁ライフが面白かったです。いつか王都でパン屋を開く未来のために、両親に追い出されるその時を待ち侘びている強かさに思わず笑ってしまいました。
まーでも。ノワールが回避しようと頑張っていても、ネロディアスからは離れられない運命にあるのがこのゲームの世界です。
ノワールに惚れ込んだネロディアスの愛は、表紙の帯にある「超執着愛」の文言を裏切りません。どこまでもノワールに一途な独占欲は読み進める上での大きな拠り所となり、どんな展開がきてもネロディアスの愛は変わることはないだろうという安心感に浸りました^ ^
ネロディアスは、ノワールの両親にもアホな聖女にも手厳しく詰め寄ってくれるので、そういうところもスッキリとした読後感に繋がりました。
避けようとすればするほど、ネロディアスの囲い込みが激しくなっていく"こんなはずじゃなかった"展開を、ラブコメタッチで大いに楽しみました。両親の冷遇や母の暴挙、聖女のご乱心シーンはあまり良い読み心地ではありませんが、それらを除けば基本的にはポップで楽しい物語です。
両親の愛情を受けて育っていないノワールでしたが、そのぶんネロディアスを始めとする多くの人たちに愛されるモテモテキャラ。最終的には最高のカタチに収まって最高のエンディングでした!
転生者ゆえの俯瞰的な視点と冷静なツッコミを堪能しながら、最後まで2人の恋愛模様お楽しみ下さいね。
ファンタジックな世界が奏でるとびきりの執着愛をぜひ♪