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もう誰も信じない。by透
電子書籍で買ったのですが、読めども読めども進まない。いったいどうなってるの〜?と思ったらあとがきに二段組みとのこと。
何日もかけて読みました。
主人公が追いつめられてギリギリなところや、頑張って頑張って駆け上がっていくところがハラハラドキドキです。
主人公をなぜそこまで苦しめるの?ってくらい辛い部分が長くて何度もあります。
すごく読み応えがありました。
現世であともう少しでドーム公演なところで裏切られ世間に追われ追いつめられるアイドルの透。
異世界に召喚されたら今度は神子選挙!?
もう誰も信じない透なので、誰にも嫌われないよう完璧な神子候補を演じて。前世と重なりますね。
いつまでも前世での過去がよみがえり引きずり辛いです。頑張っても頑張ってもマイナスまで落とされて。
前世の推しやアイドルの概念を活かし選挙活動はまるで現場?握手会やらグッズまで!
もう誰も信じない透(しつこい?)がようやく信じられるかも?本当の素の自分でいて受け止めてくれる存在が表れたと思ったら…。
集団心理は恐ろしいですね。やはり透は死ぬしかないのか?また裏切られたのか?何を頑張ってもダメなのか…。
愛されたい受け入れられたい、それだけなのに。
過去の境遇から人の顔色をうかがったり求められる性格を演じて裏目に出て。
最後が駆け足気味で、そここそ詳しく!
ですがカインが有能すぎるので丸く収まって良かったです。
もう誰も信じないなんて言わないよ絶対な透ですね。
それにしても長かった。
評価は神寄りです。
(せっかくのこのボリューム、ページ数ならもっともっともっと、
カイン(攻め)視点で透に心惹かれていく様子、
二人のラブ面も見たかった、という欲が)
電子限定SSも含めて全695ページ(!!)、
ものすごいボリューム、読み応えでした。
一週間ほどかけて読み終え、ついに、やっとやっと
透(受け)が「絶対的な味方」を見つけるエンドに胸いっぱい。。
前半部分、透が信頼していた”あの人”に裏切られ、
全てを失い落ちてゆく様の描き方、心を抉られました。
読んでいて辛く、キツかった...
想像はできるけれど、実感はいまいち持ちづらいアイドル稼業の裏、
闇の部分をまざまざと見せつけられた気がします。
この後異世界への転移があるー
と展開は読めていても、臨場感ある文章にドキドキハラハラしっぱなしでした。
ラブ面では、イチャラブの少なさにはやっぱり物足りなさを
感じてしまうものの...
互いに反発し合っていた二人が徐々に徐々に心の距離を近づけていく様子は、
ときめきに満ちていたー...!(*´◒`*)
透視点だけでなく、カイン視点もあるため透への見方の変化が
より分かりやすく、共感を持って見られたなと思います。
現実世界の「◯◯◯総選挙」よろしく、
異界で行われる神子選定。
何がなんでもこの世界に残りたい(元の世界には帰れない)理由のある透の
頑張り、そのアイデアがちゃんと彼の職業=アイドルに紐づいているのも
楽しかった♪
ペンライトがなんだか荘厳さを兼ねた名前、
仰々しいネーミングになっていたのに笑いましたw
青いペンライトが当たりを埋めつくし、
透の歌声を皆が聞いている風景...
イラストも美しかったですし、それを描いた福澤ゆき先生の文章も
さーーっとその場面が脳内にイメージできるもので、
素晴らしかったなあ...と。
さらに物語を盛り上げてくれていたのが、異世界で起こる事件と
終盤明らかにされる透の魔力の謎です。
なぜ透は魔力が圧倒的に少なく、
他の神子と違い「触れる」だけでは癒せないのか。
なぜ、”歌うことで癒す”という異能を持っているのか。
(↑これ、もともと透「アイドル」だからこの設定なのだと思っていたけど、
見事に裏切られてあっぱれ!でした…!)
そして、選ばれし神子が”瘴気を払う”という現象の裏に
隠されていた実態。
怒涛のように明らかになる事実に、
「そうだったのーーー!」と思わず声が出、膝を打ちたくなる。
大興奮の展開でした。
...ところで結局、あの人の代わりに亡くなった人は、誰だったの。。?
あの人が亡くなった原因とは?
等々、(後半ちょっと疲れてきていたので、私がきちんと
読み込めていないだけかもしれません;)
ポツポツと部分的に疑問に思うところはあったものの。
不憫受けが、どうしても欲しかった愛、
「絶対的な味方」を手に入れ、夢を現実にするまで。
鮮やかに輝く景色が目の前に広がって見えるような、
そんな素敵なアイドル×異世界ファンタジーでした・:*+.
+個人的に、脇キャラ・透のお世話係の「実は魔力つよつよ」
ベネディクトが大のお気に入り!
ベネディクトの庇護欲が透への恋慕に変わるのではないか、、と、
途中まで期待半分・ドキドキ半分で読んでいました(〃∇〃)
かなりのボリュームで、とてもよみごたえのある作品でした。
嘘を見抜く能力をラーシュタリア王国の宰相のカイン・アシュフォードと、スキャンダルで活動停止中に王国の神子として召喚されたアイドルの真木透とのお話です。
週刊誌に透のパワハラが捏造された記事が出たことで炎上してしまうのですが、なぜか、異世界へと入り込んでしまうというストーリー展開です。そこで、神官たちによってラーシュタリア王国の神子「候補」として呼ばれたことを知るというファンタジー色のつよい作品になっています。
冒頭から、いろいろなことが起こるので、たのしくよめました。
ページ数がおおいので、出来事や、登場人物の心情などが、しっかりと描かれているのがよかったです。
読み応えと満足感に浸れる圧巻の512ページ!
日本のアイドルグループのリーダーとして
弛まぬ努力を続けていた透は、信頼して素を曝け出していたマネージャーに裏切られ、夢も生き甲斐も自分の価値も全てを失い失意のドン底にいました
挙げ句はスキャンダルを面白がる人々に終われて高架下へと落下するのと同時に異世界へと召喚されます
神子候補である神徒として神殿に迎えられた透は、他の候補たちと競い合い一年後にただ一人選ばれる神子となるべくアイドル人生をリスタートさせます
無名のアイドルと同じように、知り合いが一人もいない異世界で握手会始め、地道にファンを増やしていく徹の姿に底力を感じました
努力家で完璧なアイドルとして嘘をつき続ける透は間違いなく可愛いのですが
生い立ちもあって素の透はかなり口が悪く怒りっぽい性格をしています
マネージャーとのこともあり誰にも心を開かずに頑張る姿がとてもいじらしいです
この物語の満足感は512ページに渡って
透の一年間が丁寧に描かれていることにあります
そしてその主軸はスパダリ攻め様であるカインとの関係性の変化です
険悪な関係から二人が惹かれ合う姿と恋をして愛へと移ろう流れは若干ジレジレしますが
ゆっくりと温かく見守ることができます
透が友人や信頼できる仲間を得る姿も微笑ましいです
家族のような愛情をくれる不良神官のベネディクトさんもいい味出してます
透がトップアイドルとして異世界を救う物語
本当に面白かったです
ストーリーも面白く、文章も滑らかで違和感がなく(プロの作家さんでも文章に厳しい読者なので…)、キャラクターも魅力的でした。
攻・カインがねー……めっっっちゃカッコいい!!
いやカッコ良過ぎるだろ!!( ˃ ⌑ ˂ )
若くして国のお偉いさんっていう設定はBLではよくある設定ですが、カインの場合、頭の回転の速さがヤバい。
The仕事が出来る男。
しかも正攻法だけでなく、臨機応変に裏から手回ししたりも出来る。
受・透がどんな危機的状況に陥ろうとも、カインが絶対に何とかしてくれるはず!という絶対的な安心感があります。
序盤はこれだけツンケンしてるキャラが恋をしたとして、甘々な展開はあるんだろうか…?とちょっと心配でしたが、そんな心配何のその。
めちゃくちゃ溺愛&過保護タイプやん。
いやーこの過保護っぷりは良いっすね(꒪ˊ꒳ˋ꒪)
溺愛攻が大好きな私としてはたまらん。
透のためなら、どんなに激務で多忙だろうと会いに来てくれる。
序盤のツンケン具合を知ってるからこそ、ニマニマしちゃいますよ(◜◝)
透がこれまた可愛い。
序盤はね、打算的で「BLの受」としての可愛さはほとんどないんですが、カインに対して初恋を自覚してからの透はめちゃくちゃ可愛い。
カインから手紙が届くと、宝物みたいに受け取り。
少しの時間でも会えると嬉しくなり。
カインが他の人と親しくしてる(ように見えただけ)と嫉妬して。
そりゃカインも、透が少しでも寂しくならないよう、少しの時間だとしても会いに行きたくなるよねー(◜◝)
それと、イラストがめっちゃくちゃ綺麗です。
カイン…ヤバくない?カッコ良過ぎない?
私がこの小説を読んでみようと手に取った理由の一つに、表紙のイラストで描かれているキャラがあまりにもカッコ良かったから、というのもあります。
カインはめちゃくちゃカッコいいし、透は受々し過ぎず(もはや女の子では…?と言いたくなる受々しい容姿の受が苦手)。
総合評価としては間違いなく「神作品」なのですが、一つだけ不満があるとすれば、イチャイチャが足りない…!:( `ᾥ´ ):
くっついた後のイチャイチャやHをもっと読みたかった。
くっついた後、イチャイチャするどころか、二人とも多忙過ぎて滅多に会えない状況…って何それー!?
いやそこはずっと一緒に過ごさせてあげて…:( `ᾥ´ ):
いや「会いたかった」って泣く透、めちゃくちゃ可愛いけどね?
でもやはり、二人が滅多に会えない状況というのは悲しい。
せっかくハッピーエンドなのに、一抹の悲しさを覚えるラスト。
ベネディクトが言うとおり「来年になったら落ち着く」ことになって、そしたらもうずっと一緒に過ごせたらいいのだけど…。
二人のイチャイチャシーンが本当に甘々で読んでいて幸せな気持ちになるからこそ、もっと読みたかった。
その一抹の悲しさで、「神」か「萌々」か迷いました。
ものすごいボリュームに詰め込まれた素晴らしいお話に、ただいま感動の余韻に包まれ平伏しております……!ヽ(´▽`)/
元いた世界のアイドルと、異世界における神子の存在をシンクロさせる設定がまずもう神。
どちらも圧倒的カリスマ性を持つ立場という意味では非常に似ており、異世界で神子認定された元人気アイドルの透が、ここ異世界で人気ナンバーワン神子の座を勝ち取るために奮闘していく物語となっています。
国民からの支持を得る必要がある人気稼業の神子。支援者だの信者だのパトロンだの、神聖職な立場なのに後ろ盾があってナンボという俗っぽさが、こっちでいう有名人のスポンサーと似ていて、妙に生々しく面白い着眼点だなと楽しませてもらいました(笑)
どうすれば多くのファンを得られるのかを考えるマーケティング力にかけては透はプロ。アイドル時代の経験を参考にしながら、神子活動に取り組んでいくファン獲得への道のりは見どころです。
握手会にペンライト、販促などなど……無名神子からの地道なスタートを経て、徐々に人気神子に登り詰めていくサクセスストーリーにはワクワクしました!♪( ´▽`)
歌唱力に定評がある透だけに、歌で皆に癒しを与えていく彼の活動は、まさしく営業中にあるアイドル活動のそれ。夢半ばで遂げられなかったドームステージを、神子として大勢の前で歌い上げるパフォーマンスで叶えていく姿は感慨深かったです。
これだけのボリューム。面白いところはもっとあります^ ^
透の表と裏のギャップとか、透を嫌っているはずの貴族のカインが透推しになってるところとか、不可解な事件とか……まぁ色々です。
特に攻めのカインとの関係は、透を嫌うところから始まってるので、最初はトーンダウン気味ですが、カインの態度が徐々に軟化していくのは楽しく、そこから恋心が生まれていくと更に楽しくなってくるので注目です!
出会った頃は塩対応だったカインも、透にハマってからは透専用の祭壇まで作ってしまったりと、ファン力高めの推し感が素晴らしすぎて思わず笑ってしまいました。透の本性を好意的に受け止めたり、回復魔法と称してキスをしまくったりと、カインから滲み出る透への甘さがすこぶる良かったです。
嘘つきと罵られ、孤独に生きてきた透の心に寄り添ってくれるカインの言葉や態度に救われていく透のツンとくる想いが沁みて堪りませんでした。
切ないシーン、めっちゃあります。心痛めるシーンもたくさんあります。
透へ向けられた理不尽な態度と言葉、国中の批判的な声によって精神的に追い詰められていくシーンには大号泣でした。
でもそれ以上に感動したり、笑ったり、嬉しくなったりのシーンもたくさんあることを知って欲しいなと思います。
元の世界でも異世界でも透はドン底に陥りますが、味方がいなかったあちらの世界とは違ってこっちの異世界には味方もいて理解者もいる。何より、好きな人が自分のことを信じてくれることが一番の幸せでしょう^ ^
弱気になった透を励ましながら、透を陥れた勢力の罪を暴いていくミステリー要素も見逃せない面白さでした。
異世界で幸せになっていく透の姿に涙・涙・涙……。゚(゚´Д`゚)゚。
元いた世界のツラい気持ちが癒されていく最高のエンドが素晴らしかったです。
悲しみの涙が喜びの涙に変わっていくところの高低差はサイッコウです!ここぞというところで魅せていく終盤の盛り上がりは圧巻の読み応えでした。
このボリュームに裏付けされた読み応えはダテじゃなかった。いつまでも心酔していたい胸アツの読後感でした。
普段レビューを書かないのでお目汚しになりましたら、すみません。
でもどうしても書きたくなるくらいに素敵な作品でした(涙)
炎上してしまったアイドルが異世界召喚されて神子にというキャッチーな設定かと思ったら物語がジェットコースターのように進んでいくので、一気に読み進めるしかなかったです!
結構な文量があったので、夜に読み始めたら徹夜必至になると思います。
他人に貶められて炎上したアイドルの透と、嘘を見抜く力があるからこそ人の言動に敏感でさらには元神子である母の不幸な境遇を目の前でみていたカイン。それぞれ過去にトラウマがあって、噛み合わずにすれ違ったり、でも分かり合える部分もあってという関係性や感情の移ろいの部分の描かれ方が素晴らしかったです。透が(元?)アイドルだからこその素敵な描写もあって、途中でくすりと笑ったり泣いたりと忙しかったな…(ありがたい…)と嚙みしめています。
今年の、いや人生の五本の指に入るBLかもしれません!
今晩さっそく読み返そうと思います~~~!たくさんの人に知ってほしい!