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Gloriagō kōkaiki flesh&blood
全391ページ、駆け抜けました。
もう、もう...!彩先生の表紙と口絵から興奮MAX。
口絵のビセンテ&レオに悶絶です。
ビセンテ(&ナイジェル)推しとしては、二人がそれぞれ
カイトに恋焦がれる様子に切なさで胸押し潰されそうになりつつも。
甘く、切ない余韻に酔いしれる、最高の読後感の番外編集でした。
短いお話、全14遍収録(書き下ろしはなし)。
'07年〜11年のもので、同人誌やドラマCD購入特典小冊子など、
現在では入手困難だろうと思われる短編がぎゅぎゅっと詰まっています。
松岡先生の臨場感・躍動感溢れる文章が本当に大好き!
今回、ジェフリーやナイジェルの一人称でのお話に、特にドキドキしました。
より、彼らの内面深くに触れられたような気がします。
ジェフリー×カイトの絡み、濡れ場はないかな?と予想していたのですが、
思いがけず最後の短編「夏空」で(少なめですが)二人の絡みが見られました。
し..しあわせ...
以下、特に印象に残ったお話について
簡単な内容と感想・レビューを☺︎
◆接吻
押収品の中から不気味な植物を見つけたジェフリー&ナイジェル。
食べ物に関しても保守的だ、というジェフリーによる
ナイジェル評描写に笑ってしまいます(*´艸`)
不気味な植物の正体は、なんとカカオ!
チョコレートを想像してうっとりするカイトに、
「もっと甘いもの」としてジェフリーが提案したのはー
やーーーー本当にあまーーーーい!!(大感謝)
一遍目からのご褒美キス描写にうっとりでした・:*+.
そして。甘いものを欲しがるカイトのために
ナイジェルが戻ってきた時手にしていた、金平糖!
カイトの言う「大好きだ!ありがとう!」
その”大好き”は一体どちらにかかっているのかー
金平糖か、ナイジェルか?と真剣に考えるジェフリーが
可愛らしく、きゅん...と萌える一作でした◎
◆誤解
ナイジェルーー!!!!可愛すぎて噴き出しました、いや爆笑しましたꉂ(๑˃▽˂๑)
ナイジェル推し(自分含む)の方には
本当たまらない内容だと思う...
様子のおかしいブラッキー(猫)。
「死ぬんじゃない!俺たちを残してどこにも行くなーっ!」
と、つい大声で叫んでしまったナイジェルだけれど...
…猫が毛玉を吐くこと、知らなかったんだね…!
もーー笑い転げました。恥ずかしがり、ツンとして拗ねるナイジェル、
可愛い...(自分が水夫だったら吹っ飛ばされ&目で射殺されそう)//
「ブフッ」と声を出して笑ったお話でした〜
◆決意
ナイジェルの一人称による、ある決意のお話。
ロンドンでたっぷり本を買いんだ帰りにキットに遭遇、
嫌々ながらも雨宿りがてら一杯共に過ごす羽目に。
「一人の人間しか愛せないというのは幻想に過ぎない」
と語るキット、それに対し皮肉とウィットを込めて返す
ナイジェルの切ない決意に胸打たれます。
「愛したい」欲の強いナイジェル。
でもその心には当然、「愛を返して欲しい」という気持ちもあって...
決して叶わぬだろう恋の辛ささえも、ご褒美のように捉えようとする姿に
ほろりと涙が出ました( ; ; )
◆遊戯
エリザベス女王の戯れにより、ロシア大使の訪れと共に
「女官等の中から女装したカイトを見つけ出すゲーム」をすることになった(!)ジェフリー。
目隠しをされ、匂いが分からぬように鼻をふさがれ…と
策を講じられながらも、毎回間違いなくカイトを言い当てます。
彼が独白で明かすその「秘訣」が、ジェフリー×カイト、互いの独占欲を
剥き出しにさせるものでもう、たまりません。感服。
ビセンテ・ナイジェル推しの自分は
そんな二人の絆の強さに切なさ掻き立てられつつも、
両手を挙げて降参する以外、術なしです。
◆眼指
道化師仲間・ピッポの嫌がらせにより、服を台無しにされたカイト。
ジェフリーの取り計らいで、女王の衣装部屋から
替えの服を調達できることになりー
留めにくいボタンを一つ留めるごとに、キス一つを要求され
狼狽えるカイトが可愛い❤︎
そしてそんな戯れを仕掛けるジェフリーの止まらぬ愛にも、萌え悶えました。
◆欠片
ビセンテ視点、カイトを薬で眠らせ、スペインへ連れて行こうとする中でのお話。
カイトが目覚め、その瞳が驚き・困惑・そして怒りに変わるのを見てもなお、
心震えてしまうビセンテ…
叶わぬ願いが切なく、短くも印象深いお話です。
ビセンテと言い、ナイジェルといい、
決して報われない想いを抱える美麗な男等に
強く惹かれてしまう自分も大概だわ..
◆夏日
これはとても”ほっこりなお話!☺︎
スペイン王宮へと向かう三人(ビセンテ、カイト、レオ)。
野宿旅の途中で、カイトとレオが喧嘩し川に落っこちたり、
カイトが作った料理に皆で舌鼓を打ったり…
イングランドに帰りたくてたまらない気持ちを抱きながらも、
そして「大嫌いだ」と口では言いながらも
ビセンテを決して”憎む”ことはできないカイトの優しさが、切なく沁みます。
でも心から嬉しそうなビセンテの描写を読むと、私も嬉しい(推しなので…!)
シリアスな展開の本編の中の、木漏れ日のようなお話でした。
◆魔物
水夫・ユアン視点の一編。
夜中に魔物が出る!との噂の真偽を確かめるために
ユアンとカイトが見張りをしていると...
と続くお話。
果たして魔物の正体はー
というオチ、動物ネタには意図せず毎回絡んでしまうナイジェルに笑った〜!w
◆夏空
情事の後、夜明け前のジェフリー×カイトのお話。
ジェフリー視点の一文目、「子猫が目を覚ます。」
もうこれだけで愛が伝わってきて、じーん...としてしまう。。
ダボダボの”彼シャツ”姿のカイトに欲情してしまうジェフリー、
爪先立ちでジェフリーにキスするカイト、そしてその後の...
と、短くも最初から最後まで甘くて甘い気分に浸れる、
最高の締めくくりの一編でした。
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で!先生のあとがきによりますと、
26巻、来年、出るってよーーーーー!!✨
待ちきれません。待ってます..!٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.