孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る

kodoku na kotori ha shishi no niwa de ai wo shiru

孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
14
評価数
3
平均
4.7 / 5
神率
66.7%
著者
明日崎真白 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784041164648

あらすじ

虐げられた孤独な青年が見つけた、騎士と獅子の優しい愛に満たされた庭。

先代当主の不義の子であったために侯爵家で使用人として虐げられてきたイリスは、『祈りの口笛』という動物に愛される秘密の能力で近衛騎士アーネヴァルトの馬の暴走を止めたことが縁で、王城で働くことに。王城には王家が秘密裏に護ってきた神獣の獅子たちがおり、イリスはその世話係に抜擢される。侯爵家での扱いが嘘のようにアーネヴァルトに優しくされ、温かい感情がイリスに生まれるが、アーネヴァルトの見合いの噂を聞き、イリスは身分違いの恋心に蓋をしようとして…?

レビュー投稿数1

読後の興奮、冷めやらず…!

美人年上スパダリ×不憫健気受け(+癒しの仔獅子モフモフ)に
すっかり心奪われ、酔いしれた読書時間でした…!

素晴らしい作品、素晴らしいデビュー作に出会ってしまい、
読み終えた今もどんどこどんどこ、胸が高鳴っています。

角川ルビー小説大賞で読者賞を獲得されたという、こちら。
明日崎先生のデビュー作なのですね。おめでとうございます☺︎✨

自分のヘキ・萌えどころに刺さりまくりの、
長髪美人スパダリ×頑張る不憫健気受けというカプ。
サマミヤアカザ先生のイラストが麗しいです。うっとり。

最初は長ーい前髪で顔を覆い隠しているイリス(受け)と、
アーネヴァルト(攻め)から髪飾りを贈られ頬を染めているイリス。
この二人のイラストの対比が最高で...!

イリスの無自覚な美しさにハッとし、心奪われるアーネヴァルトの
描写、文章だけでもその心の動きがダイレクトに伝わってきて、
素敵でした✧


侯爵家先代当主が使用人と密かに愛を育み、
生まれた不義の子であるイリス。

両親ともに亡き後、その生い立ちゆえ
侯爵家では使用人としてこき使われ、
自由に外に出ることもできない生活を送っています。

しかしそんなイリスには母から「誰にも言わないように」と
言われたある秘密の能力が。

そして運良く街へと出かけることができたある日…
その能力を使い、近衛騎士・アーネヴァルトの暴走する馬を止めたことにより、
運命が一変。
王宮で密かに護られている神獣獅子たちの世話係に抜擢されます。

そして王宮でアーネヴァルトとの交流が深まっていくにつれ、
特別な想いを抱くようになりー

と続くファンタジー。


キャラクターもお話のテンポ・展開も魅力たっぷり!!すぎて、
どこから書いていけばよいのか迷いましたが...

まず、攻め受け・そして脇キャラたちの魅力が大・大・大!

酷い目に遭わされながらも、逆境に耐え健気に頑張る不憫受け。
そして銀髪麗しい(長髪大好き♡)愛と慈しみの年上スパダリ攻め。
イリスのピンチにきっちり駆けつけ、救い出してくれる
王道ヒーローなところにも、心射抜かれました。

王宮でイリスの優しい兄的ポジションになるテオ、
またおおらかで頼れる現国王・フリードリヒ、
可愛らしい王子のハンス...

そんな素敵な人間脇キャラと共に、萌えを加速させてくれるのが
神獣の獅子たちです。
特に無邪気にイリスにゴロゴロニャーする(ライオンだけど)
仔獅子たちの可愛さたるや...!(*´∀`*)
表紙のサマミヤ先生のイラストも最っ高にモフモフ可愛い♡

そんな中、悪役中の悪役の”あの人”も
その性根の腐りっぷり・悪っぷりが光りに光っていた…!
シリアスな緊張感で、物語をキュッと
引き締めてくれているように感じました。


キャラクターも見事なら、恋のドキドキやときめき、
その甘さと苦しさ切なさ(身分差…!)、
そして事件というシリアスパートの配分・展開も最高にワクワク、
興奮してしまう素敵な要素でした◎

-どこからどう見てもバレバレなイリスの恋心に、
我らがスパダリ・アーネヴァルトはどう応えるのか?
(期待を裏切らない”完璧”で理想的な告白シーンにうっとり...//)

-イリスが隠している秘密の”口笛”を使った能力は、
いつどんな形でバレてしまうのか?

-何やら主従関係以上に親密さを感じさせる国王・フリードリヒと
アーネヴァルトとの関係は?

などなど、見逃せない!知りたい!と思うピースが次々と出てきて、
夢中になって読み耽りました。

イリスのピンチに駆けつけるアーネヴァルトも
最高にカッコ良かったけれど、
アーネヴァルトやハンス王子を守ろうと、小さな体で懸命に頑張るイリスも
また頼もしく、胸熱な展開でした。

王宮で働く中で初めて得られた充実感や達成感、
努力を人に認められ、感謝されることへの喜び。
家族のように温かな人間関係と、初めての”特別な好き”という感情...

自己肯定感の著しく低かったイリスの内面が
少しずつ少しずつ変化し、成長していく様子が眩しかったー...!✨

ただただ”甘い”恋に酔いしれるのではなく、
身分違いの恋の悲しみや辛さ、苦しみを経験し、
許されぬ恋に身を投じた両親の葛藤をも理解するようになるー

そんなところもリアルさを感じ共感を覚え、
没入感を持って読むことができました。

想いを確かめ合った二人の情事も、また素敵でうっとり。
何もかも初めてのイリスを気遣いながら…だったアーネヴァルトが
次第に余裕をなくしていく様ー...! 萌え悶えました(*´◒`*)

キャラ、ストーリー、物語のテンポと甘さ・切なさのバランス。

それら全部が萌えツボをぎゅぎゅっ!と押してくれる、
最高のファンタジーでした。

明日崎先生の次回作、今からとても楽しみです✧*。(気が早い...?)
素敵な物語を届けてくださり、ありがとうございました。

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う