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seijitsuna ouji ha muku sugiru mahoutsukai wo chouai suru
今回はブルートニア王国の第一王子と
魔女の村の忌み子のお話です。
魔女を探す攻様を助けた受様が外の世界を知る事で
攻様の願いを叶え、魔女達の敵をとるまで。
受様の母は偉大な魔女の血を引き継ぐ魔女でしたが
受様を産む時に亡くなり、父も病で身罷ります。
普通村の魔女の男児は魔力を持たずに生まれますが
強い魔力を持って生まれた受様は忌み子とされて
長に魔法を教えられるを拒否され
受様は村の外れの森番の老夫婦に預けられ
人間の子と同じように育てられます。
魔女の村は8年前に火球が落ちて全滅し
異変に駆け付けた受様は長の最後を見守る事となります。
彼女は火球の落ちる直前に宝を収めた蔵を封印し
受様に詫びて簡単な魔法を教えて
防護魔法と姿変えの魔法をかけ
村と村の入り口に幻惑魔法を掛けて力尽きながらも
魔法は他者との信頼の上で使うものであり
受様が心から信頼しあえる人間とで会うまで
村の宝を守っておくれと頼まれます。
ここ2年で養父母も相次いで亡くなり
受様は廃村を守って穏やかに一生を終えるものと
思っていたのですが
森の奥で怪我を負って倒れている異国の服を着た
男性を発見した事で生活が一変します。
彼が今回の攻様です♪
攻様は岩場から滑落して右脚を複雑骨折しており
受様の魔法では完治する事はできず
受様は攻様を自宅に連れ帰る事にします。
果たして単身でやってきた攻様の目的とは!?
魔女を探す攻様と魔法が使えない受様の
ファンタジックな恋物語になります♪
攻様は山向こうのブートニア王国の第一王子で
各国を単身で回りながら病を患う異母弟のため
魔女の万能薬を探していました。
受様は誰かの為に危険を顧みずに旅をする人間に
初めて会った事から怪我の療養中だけでも
攻様と親しく付き合ってみたいと思います。
攻様は受様を訊ねてくる住人にも気さくに接して
旅の話をしてくれたり、出来る事で受様の手助けしてくれ
少しづつ互いを知っていき
受様は廃村となった魔女の村へと攻様を導くと
攻様は受様が魔法を学ぶために攻様をもっと知って欲しいと
王国に戻る攻様についてきて欲しいと望むのです。
そして向かった攻様の国の王宮で
受様は王宮医師から闇の魔法の関わりや
攻様が王族として結婚する事を期待されている事を知り
森で築いた攻様との関係が少しづつ変化していき
ワクワク&ドキドキ♡
受様は攻様とともに村の蔵に封印された魔法書を手にし
異母弟の病をいやそうとするのですが
実は異母弟の病も魔女の村を滅したのも同一犯人で
受様達は彼の策に嵌められハラハラMAX!!
受様が魔法書を手にして黒幕の野望を払い
攻様の大切な人になるまで楽しく読ませて頂きました♪
みずかね先生おっかけで購入。攻め受けともめちゃくちゃ萌えるタイプではなく、お話もさらっと読んでしまったので萌にしました。本編300Pほど+あとがき。おおらか自由人タイプな王子様とピュアな受けがお好きな方でしたら良いのでは。
大きな魔力を持って生まれたものの男子だったために魔法を教えてもらえなかったルカ。育ててもらった森番の夫婦も亡くなり、一人暮らしています。ある日、廃村となった魔女の村で花の世話等をしていると、森の方で鳥たちが騒いでいたので様子を見てみると、身なりのいい男が倒れていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め両親妹弟、弟の主治医、受けの患者少々ぐらいかな。
++
攻めは正妃以外の方から生まれた方ですが、あちこちに出向き人と触れ合うことを厭わない方。見聞広めるってやつですね。正妃から生まれたけど体が弱い弟を思い、なんとか治療するための薬がないかを探して、魔女の村を訪れようとして受けと知り合います。初心って訳ではないですが、結婚したいなと思った相手は今までおらず言い寄ってくる令嬢にもそんないい顔はしてなかったご様子。ピュアな受けに対しては慎重に様子を見ながら近づいているので、良き。いい王様になると思います。
受けは魔女の村を一人守るピュアな方。攻めと知り合い、そして攻めの弟のために魔法を使えるようになりたいと思い、あれこれ頑張る方。theピュア善人。そんなにあれこれ感情を持っていなかったため、攻めと知り合って、自分の中に生まれる色々な思いを学習中という様子です。
攻め受けがピュア&善人タイプだったのと、お話も王道と感じたため、萌えあがりは無かったですが、みずかね先生の麗しい絵とファンタジー要素を味わうことが出来る一冊と思います。変人好き等にはちょっと物足りないかな。
300P超とボリュームある一冊でしたが、とても面白かった…!☺︎
スパダリ攻めの包容力+主人公の成長譚、そして王宮サスペンスとがいい塩梅で混ざり合い、
読み応えがありました◎
まず、みずかねりょう先生の表紙が本当に美麗ー…!✨
口絵も、ロマンチックなキスシーンで眺めるだけでうっとりです。
物語への入口から、期待感高まるドキドキが味わえる幸せ(◍•ᴗ•◍)
主人公は、天才によって村ごと魔女たちが滅びてしまった場所で、
残された魔女の宝を守りながらひっそりと暮らすルカ(受け)。
男の魔女(?)には魔法を教えないしきたりのある村で、
魔法について教えてもらえず19歳まで育った彼は、
ごくごく簡単な魔法しか使うことができません。
周囲に住む人間たちの体を揉みほぐしたり、
腰痛をとったりして過ごしていたある日、
森で怪我した異国の第一王子・レイモンド(攻め)を発見。
歩けぬ彼を手当・保護し、一時的にルカの家で共に過ごすことになりー
と続きます。
前半部は、互いに心惹かれてゆく2人の交流、
恋の始まりがメイン。
初めての感情に、ドキドキと胸の高鳴りを覚える
ウブなルカの様子が可愛い…!
そして個人的大好き属性・「年上溺愛スパダリ」のレイモンドが
完璧なスパダリみを演出してくれているのにも、胸高鳴ってしまいます//
好きだったのは、転びかけたルカを咄嗟にレイモンドが支え、
2人が見つめ合うシーン。
離れなきゃ、と思うのにレイモンドから目が離せず
あせあせするルカ、可愛いなあ…(ˊᗜˋ*)
二人が心通わせ合ってゆく過程が丁寧に描かれる中、
交流の中でルカに生じた”外の世界を見てみたい”という気持ち、踏み出す一歩が見えるのもまた心地よいです◎
人との出会いが、思いもよらなかった考えや勇気をくれること、
あるよね…!と、健気なルカに共感しながら応援する気持ちで読み進めました。
そして。
物語にグッと深みが増し、ミステリー要素も相まって
さらに面白くなってくるのは後半から…!
レイモンドの弟・ジョシュアの病の原因、
天災で滅んだと思われていた魔女の村が実はー
という真実。
そして明らかになった敵に対抗するため、
魔女たちの森で、魔法で頑丈に守られている蔵を開けようとする二人ー
物語のところどころで示されていたパーツがカチッとはまり、
一つのパズルが出来上がっていく様子、そして魔法を使ったバトル。
ミステリーと、手に汗握る戦い大好きな自分はもう、後半怒涛の展開にワクワクしきりでした・:*+
魔法が使えないことで、劣等感を抱いていたルカ。
そんな彼が魔法を使えるようになったことで、
あらためて自らの頭で考え、正しく使おうと決意する。
また蔵を開けるための“信頼”そして“愛”は、レイモンドと出会わなければ
決して得られなかったもの。
偶然の出会いから恋を知り愛を知り、
大きな飛躍を遂げる主人公の成長物語ー
胸ときめく素敵な魔法ファンタジーの世界でした✨
2人の濡れ場は少なめだけれど、みずかね先生の美麗イラスト&レイモンドのスパダリ包容力によって、
うっとりするような甘さを堪能できます。
今まで何作か読んだ真宮先生の作品の中でも、
特にお気に入りとなった一作です☺︎