武闘派ヤクザ、異世界へカチコミ転移!

butouha yakuza isekai he kachikomiteni!

武闘派ヤクザ、異世界へカチコミ転移!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

251

レビュー数
3
得点
29
評価数
6
平均
4.8 / 5
神率
83.3%
著者
綺月陣 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
木村タケトキ 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784774766706

あらすじ

タマの取り合い、食うか食われるか。
異世界にカチコミだぁ~!!

「カチコミだぁ──っ!」

背中に黒龍の刺青、腰には愛刀・巌龍をひっさげて、
仇討ちのために敵組に殴り込みにいった羽田組若頭補佐の竜谷晏司。

だが雷鳴が轟いた瞬間、馬や甲冑がぶつかり合う異世界の戦場に転移していた。
理由がわからないながらも、戦いに身を躍らせる晏司。

その様を見た王子トワは国を護る伝説の龍神が降臨したのかと思いーー!?

表題作武闘派ヤクザ、異世界へカチコミ転移!

波田組若頭補佐、30歳
ドルゴラン王国第二王子、25歳

その他の収録作品

  • 〜エピローグ〜
  • あとがき

レビュー投稿数3

笑えてホロっときてドキドキしてにっこりできます

お待ちかねの新刊!
綺月先生の異世界転移モノ、タイトルから笑って
しまいました。〝カチコミ〟って笑!
今作の893は流れるように刀を使う、葛飾育ちの
晏司(アンジ)。
笑えるくらい口が悪くて、今どきなかなか見ないくらいの任侠者。
転移先で出会ったトワは、色んなものにがんじがらめになって、周りに壁を作り感情を表に出さない第二王子。
国を守るために共に闘う中で、トワの態度が少しずつ少しずつ和らいでいく様子にあったかい気持ちになりました。
トワが現代語の句読点の位置を間違えたり、
わからない単語を「~とは?」って聞くシーンは
毎回かわいくてクスッと笑っちゃいました♡
アンジの”トントンほっぺツン”とかやっちゃう気安さが好き。
ラオとザジの裏切りにはびっくりしました…。
ラオはきっとアンジと良い飲み仲間になると
思っていたのに…。
トワの横にアンジがいて良かったよ…
あと、登場人物の名前がギャグですwww
綺月先生のそういうところも大好きです笑♡

0

ポップなタイトルだけど、骨太本格ファンタジー!! 読み応えも面白さも文句なし

「好きかって? 誰でも好きだ 美人はよ」(本編より拝借)
この↑武闘派ヤクザ攻め、心の俳句に大笑いしましたꉂ(๑˃▽˂๑)

いやーーーー最っっ高に面白かった…!!!
なんだかポップなタイトルだし、表紙もピンクだし、
あまり得意ではないヤクザもので、異世界転移かあ…

なんて当初思っていたのですが(本当、すみません....!!)
読もう!と決めてお迎えしてみて本当に良かった。

『ランチボックスに恋を詰めよう』で初めて拝読した綺月陣先生。
なんと、今作は先生の記念すべき80冊目の紙本とのこと…!
おめでとうございます٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.

80冊…想像つかぬほどすごすぎて、「すごい」としか言えない(語彙力)

そんな先生のこちらの一作、レビュータイトルどおりですが
骨太で読み応えあるファンタジーでした✨

全体に流れる雰囲気はコミカル。
攻め受け二人の掛け合いと、可愛すぎるちみっこ・チル(受けの弟)のおかげで
思わず吹き出してしまうシーンが多々あり、楽しく読み進められます。

けれどただ”笑える”というだけではなく。

攻め受け&脇キャラ達の魅力、心震える切なさ・やるせなさ、
血湧き肉躍る戦闘シーン…と、自分が求めるもの全てが
ぎゅぎゅっと凝縮され、心地よいバランスで配合されていました

主人公は波田組若頭補佐、ヤクザの竜谷 晏司(りゅうごく あんじ)。
異世界では「アンジ」と呼ばれます。
(※余談...帯や裏表紙のあらすじには「羽田組」と書いてあるのですが、
本編中では「波田組」となっています;(漢字違い))

親父と若頭を敵対組織に殺され、その報復にと
カチコミをかけ、いざ!刃で体を貫いたところ、
突然見知らぬ世界へ転移。

民が皆、属性ごとの魔力を持つドルゴラン王国で
第二王子トワと出会いー

と始まる、陽キャで図太い(だけど優しい)ヤクザ×
銀髪美人王子との恋物語です。

まず前半〜中盤で笑わせてくれるのが、
晏司とトワとの、異世界人同士の噛み合わない会話。

「明日早々に(敵国に)カチこもうぜ」
「カチコモーゼとは?」
「モーゼじゃねえよ!」

みたいな笑えるやりとりが
ちょくちょく出てきて、「ふはっ」と吹き出しながら読みましたw

そしてトワの弟・チルの舌足らずな話し方(「〜でつ」が可愛くて❤︎)と、
そのセリフ!これもまた笑いを誘う〜〜

3歳という幼い子ならではの(?)、お風呂場での遠慮のない発言、
「(晏司の)ちっこいドラゴルン おっきしたでつ」
には盛大に笑っちゃいましたww

その他、クスッとできる小ネタ満載。
王国で知り合う人々の名前が”覚えられないから”と
語呂合わせで記憶したりするのが可笑しい&楽しかったです(*´艸`)

と、そんな笑いも魅力の一つなのですが、
思いがけず シリアスな設定・展開も大きな見どころの一つでした。

トワの心の傷となっている、幼少期の魔力暴発事件。
昏睡状態にある父王と、その真の原因。
そして兄弟間に生まれてしまった、修復できぬほどの溝、
思いがけぬ人物の裏切り…

敬愛していた兄を……という衝撃的な展開(ややぼかしています)、
そこに至るまでの深掘りされた人間ドラマの描写に心抉られ、
切なさで胸いっぱいに( ; ; )

消えたわけではない兄への敬愛の気持ち、失望、
そしてケジメをつけることへの覚悟ー

そういったトワの心情がダイレクトに伝わってきて、
ドキドキハラハラ止まらず。
特に後半は一瞬たりとも目の離せない、手に汗握る展開でした。

で!
そこに、晏司×トワというケンカップルのラブ、
人間的成長や変化なんかも加わって、とにかく物語が最高に面白い...!!

体つきも大きくなく、第二王子であることの劣等感などから悩むトワを、
豪胆な晏司が本当にうまーーく、自然に
良い方面へとリードしてくれるんですね。

父や弟のチル、家臣たちみんなに慕われ愛されてることを
初めて知って実感することができて、本当に良かったね...・:*+

そうして頑なだった心がほぐされ、素直な気持ちを見せるようになった
トワの可愛いこと、この上なし。
クーデレ美人の”デレ”、たまんないよねー...!!!(*´◒`*)
晏司がみるみるうちに絆されていくのも納得です。

そして、異世界に転移なんてしちゃっても、
怖気付くことなく自身の能力を活かし
騎士たちのリーダー格になっちゃう晏司。
いやーーーカッコいいわー

ちびっこが苦手だった晏司が、チルと”紙飛行機を作ろう”と
約束なんてするまでになって。
成長・変化著しいトワについ目が向いてしまいますが、
晏司の方にも確実に変化が訪れているんですよね☺︎

で、色々あって異世界に残ることを決め、
ハピエン…からの、エピローグがまた良かったーー...

これ、元の世界の晏司の子分たち(in刑務所)のお話なんです。
みんなで飛ばした紙飛行機が、こんなふうに繋がったんだな。。と
じーーんとしちゃうラストでした。

濡れ場はラストに1回と、かなり控えめ。
でも、ウブなトワを優しく明るくリードする晏司の気遣いの
伝わってくる、ロマンチックな描写でした(*´∀`*)

以上、長くなりましたが;

ヤクザで異世界で、ポップな感じの物語?と思いきや。
骨のあるストーリーにグッと心掴まれ引き込まれる、
最高のファンタジーでした!
うーん、面白かった!✨



2

攻め様ヤクザが異世界転移!

日本刀を手にカチコミの真っ最中に異世界転移してしまったヤクザの晏司。
そこは戦場で、襲われそうになった晏司は売られたケンカは買うしかないと大暴れ!
たまたま味方したドラゴルン王国は龍神を守護神とする魔法の国で。
背中に黒龍の刺青がある晏司は龍神の使者と間違われ、王子トワに手厚く王宮に迎えられる。
…という攻め様が異世界転移するお話。

ガサツで口の悪い晏司と真面目で自分を抑えてるトワは対照的だけどいいコンビで微妙に噛み合わない会話にクスッとさせられる。
王族にも物怖じしない晏司に時に反発しながらもそのバイタリティに惹かれ、自分の内面も変えようとするトワ。何やら悩みがあるようで?

戦闘場面は綺月先生ならではの切れ味が光り、臨場感たっぷりの描写でした。

辛い決断を経て一回り強くなったトワを見て、晏司も一大決心をすることに。葛藤もあっただろうけど、その決断に拍手!

2人が結ばれるシーンは晏司の軽口もスパイスとなり、心から楽しんでるのが伝わってきてジーンときた。

コミコミスタジオ限定小冊子でも晏司はその求心力で騎兵隊を盛り立てる様子が描かれてて。ドラゴルン王国で楽しく暮らす晏司を想像して明るい気持ちの読後感です。

2

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