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furareta hazu nanoni oshikakerarete doukyo hajimemashita
約12年ぶりに再会した同級生との同居から始まるロマンスだなんて、何かが起きる予感しかしない……!!( ´∀`)
しかも相手は中学時代に恋をしていた相手で、今はイケメン料理人の洸史郎。ケガをした慧人の身の回りの世話をしたいと急に押しかけてきた洸史郎の提案には、一体ナニゴト?!な感じですが、押しかけ女房と化した洸史郎の思惑が透けて見える同居生活はドキドキの嵐でした。
ぶっちゃけ再会後の2人、なかなかイイ感じです^ ^
それなのに、あらすじには慧人は洸史郎にフラれたとあるのですが、嘘だろうな感じです。
この点に関して言えば、ここはかなりグレーゾーンかな、と。12年経った今でも、妙に慧人に執着している洸史郎が慧人をフッたなんてことがあるのだろうかと、そんな疑問が湧き上がってくると思います。
ハッキリと洸史郎本人の言葉で拒否されてもないし、そもそも慧人は告白もしてないので、これをフラれたと認識するのは慧人がまだ恋したての未熟な年齢の中学生だったからでしょうか。洸史郎が同級生とハグしてるシーンを見てしまった衝撃度が、慧人の恋にダメージを与えたのは想像に容易いですが、その状況だけでフラれたと判断してしまったところが、2人のすれ違いに繋がったと思うとやるせなかったです。
再会後の洸史郎を見て下さい。この男の束縛執着度のどこに慧人をフる要素があるって?とツッコミたい(笑)
まー、私のBLアンテナが100パーセント両思いだと反応してるので、ある意味安心して彼らの再び動き出した恋心をじっくりと見守ることにしました。
この物語では、2人の想いがすれ違ってしまった中学生のある日までを過去軸、そして再会を果たした今を現在軸として2つの時間軸で彼らの恋心を見ていく必要があります。
中学生時代の恋心や失恋を今の今まで引きずってることを考えると、2つの時間軸はずっと繋がっていて、26歳の大人になった姿をしていても、学生時代の仕切り直しをしているようで、どことなくくすぐったくて甘酸っぱさを感じるところでした。
大人になって変わった部分もあるし、変わらない部分もある……変わらないのは2人のハートの部分かな。今もなお想い続け合っている洸史郎と慧人の一途なピュア恋にはたくさんトキメかせてもらいました(*´︶`*)
私のBLアンテナが示した通りのやっぱりねな誤解の二重構造には笑ってしまうしかないけど、中学のあの時じゃなくて12年後の今だったからこそ成就する意味があったのかなとも思いました。
若い時の勢いでくっつくと上手くいくのもいかなかったりするし、逆に大人になった今で良かったと思う。お互いにずーっと想い続けていた本気度も分かりましたし、洸史郎の拗らせ執着が面白すぎたので、26歳までブレずにきて再会のときを迎えて良かったです。