オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁

Ω girai no eiyuutaikou to rikon wo mezasu naishokuhanayome

オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神67
  • 萌×213
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

1

レビュー数
16
得点
422
評価数
94
平均
4.5 / 5
神率
71.3%
著者
滝沢晴 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784576250595

あらすじ

オメガは抱かないと言われたシリル。愛も肉体関係もなくて構わないはずだったのに発情をきっかけに微妙に甘い空気が漂い始め!?

表題作オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁

32歳、α、英雄大公と呼ばれるシリルの夫
22歳、Ω、カドガン家の庶子で次男、エセルレッドの妻

レビュー投稿数16

ナシからアリへとシフトしていく夫婦愛のやり直し純愛ストーリー

「オメガ嫌い」、「離婚」といったネガティブワードが目を引きますが、こういった作品ほどめちゃくちゃにそのイメージをブッ壊してくれるのは定番中の定番。
読み終わった結果は、もちのろんで so goooooooooooood!!!
外野のワル共がひっきりなしにうるさくて、ホントどうなることかとヒヤヒヤさせられてばかりでしたが、これ以上にないエンディングにブラボーでした!

いじめの辛いシーンも、兄からの心理支配と折檻の痛いシーンも、エセルレッドへの恋心に気付いた切ないシーンも、思い返すとシリルにとって悲しいことばかりで、読みながらウルッとしちゃうことも多々ありでした。
実家での不憫な境遇と、結婚後の不当な扱いには、私の血管がブチ切れそう……!
なぜシリルの周りには揃いも揃ってクズとアホと性悪ばかりなのか。
イライラ度120パーセントでした。

嗜虐性のあるサイコパスのシリルの兄
ただただ頭の悪いクズのタカリ弟
妄想・妄言癖のあるエセルレッド狙いのイタイ系お嬢様
このメイン3人に加え、シリルを冷遇する義母、シリルのいじめに加担する使用人たち、エセルレッドを陥れようとする公爵叔父がちょこまかと登場し、まー色々とやらかしてくれちゃいます。

しかし、そんなワルたちから助けてくれるのが、夫となったエセルレッド。
キリッとカッコよく、シリルを守ってくれる姿がめちゃカッコいいです!
でもまあ、こやつもこやつで、オメガ嫌いだの、離婚する予定だの、愛する気はないだの言っちゃってくれるので、エセルレッドの発言も地味にシリルを傷つけちゃってんですよね。最初の頃はお互いに好意はないのでそこまで心理ダメージはないから良いんですけど、惹かれ合っていくうちにその発言が重くのしかかってきます。

こういうのは最初が肝心と言いますが、エセルレッドは墓穴掘っちゃったなーって感じ。まさか自分が誰かを愛することになろうとは…っていう予測不可能なことが起きてしまうほどに、シリルが可愛いから仕方ないんですけどね(笑)
シリルを繋ぎ止めようと、夫婦関係の攻略本を参考にするエセルレッドの頑張りもまた、シリルの健気さに負けず劣らず可愛いらしくて微笑ましかったです^ ^


色んな事件に巻き込まれながらも、ちゃんとした夫婦になっていく姿を見届けていくのがすごく楽しかったです。
離婚話をすんなり受け入れるシリルの物分かりの良さにはちょっぴり寂しくもなるけど、エセルレッドに依存しきっていない自立心や、空気を読める適度な距離感は逆にエセルレッドの気を引いてしまう効果があったのではと思いました。
攻略本に頼る前にまずは、"愛することはない"と言ってしまったことを訂正しなさいと言いたい(笑)さすがに、攻略本には"愛することはない"と言った夫に対するリカバリー方法なんてレアケースすぎて載ってるわきゃないし。
色々とピントずれてるところも含め、エセルレッドのカッコよさと可愛さにやられっぱなしのストーリーでした。

ワルたちの天国から地獄の、公開断罪ショーもかなりの読み応えでした!
しつこい嫌がらせにはウヘェ…でしたが、この断罪ショーを一番良い盛り上がりで楽しむには必要悪だったのかも。
悲しみから喜び、切なさから楽しさへとシフトしていく夫婦のやり直しストーリーは最高に素晴らしかったです。実は昔に出会っていたという運命のエッセンスも加わり、これ以上とない読後感に酔いしれました♪( ´▽`)

13

ドラマチックなロマンスに萌え萌え♡

10歳という年齢差と表紙の通りの体格差があるので、読みながら情景を脳内再生して悶えていました。かわいすぎる……!
そして何よりも、2人のキャラクターがすっごくよかったです! シリルは一生懸命で健気でかわいいし、エセルレッドも「英雄」の名に恥じないかっこよさでした。さらに2人のギャップもすごく萌えました! シリルは敵だらけの現状にめげないし、弱さを見せつつ困難へ立ち向かう姿がすごく好印象でした。そしてエセルレッド様! なんだその「愛され夫」になるための指南書は! 最初に「君を愛するつもりはない」と言ってしまったことを後悔した上で、ちゃんと改善のために動けるあたりがシゴデキの気配を感じます。その努力が斜め上なのも愛嬌があって素敵です♡
ストーリーもすごく濃密で、読み応えがありました。滝沢先生のお話は、恋愛だけでなく生業に関することもしっかり描かれる印象があるのですが、今回のお話は特にそれを強く感じました。シリルがこれまでに受けた困難や苦しさを、ちゃんと描写しているところに物語としての凄みを感じました。正直に言うと、家族からの虐待の苦しみが生生しくて、何度か怯みそうになるくらいでした。だけど、エセルレッド様と一緒にそれを乗り越えられて、本当によかったです。クライマックスで無実を証明するシーンでは、そのすさまじさに息を飲みました。
最後までページをめくる手を止められない、素敵なお話でした。2人の愛情が育まれていく過程がすごくしっくり来て、ベッドシーンはそれはもう……。
ドラマチックなBLを読みたい方には、ぜひおすすめしたいです!

13

かつてない不憫受け!!

作者買い

今回も面白かった〜!!
(´Д`)ブフォwwwって笑える部分あり、チョロっと涙する場面もあり、ドキドキ、ワクワク、てんこ盛りでした!!
そして最近、非常に少ないオメガバース...
ありがたやー(ノ_ _)ノ

周りは敵だらけの最初は無知な受けのシリル。
不憫すぎる〜....
でも安心して下さい。
滝沢先生らしく、不憫なのに明るくて元気♡♡
チョロっと涙しますが、号泣まではいかないので不憫受け嫌いな方でも大丈夫かと。
内職のティディベア、作ろうかと作成本を読みたくなりました。

攻めのエセルレッドはめっちゃカッコよくてガタイも良くて貴公子で。
王子キタ━(゚∀゚)━!って感じだったのに...
物語半分すぎたあたりから、様子がおかし..
(´ρ`*)ゲフンゲフン

新執事!!ジョーンズ グッジョブ( ¯꒳¯ )b✧

上半期も残すところあとわずか。
上半期で1番面白かった本は、この本にすると思います(*^^*)

オメガバース 様子がおかしい攻め 純粋培養天然受け 身分差シンデレラストーリー 体格差 様子がおかしい攻め(大事なことなので2回言いました)が読みたい方にオススメです。

11

貴方だからこその運命

今回は王弟で英雄大公と伯爵家次男のお話です。

伯爵家で虐げられていた受様が
白い結婚をした攻様と新たな幸せを掴むまで。

この世界には人は第一の性の男女と
第二の性のアルファ、ベータ、オメガのバースで
アルファとオメガは人口の1割にも満たない希少な性です。

アルファは知的・身体的に優れ支配階級に多い性とされ
オメガは男も子を産む器官をもつ性ですが
男性オメガは発情期によって妊娠可能です。

受様の父伯爵には3人の子がいますが
受様は使用人だった母の死で養子となります。

伯爵は受様に構わず
夫人は受様を使用人並みにこき使い
異母弟は母に習い受様を疎んじ
異母兄は受様が発情期を迎えた事で
受様に執着し始めます。

そのため受様は造花のブローチ作りの内職で
家出資金を貯めていました。

そんなある日
国弟である攻様が伯爵家との縁談で現れます。
攻様は隣国との10年戦争を終結に導いた英雄大公で
麗しの大公はオメガ嫌いとして有名です。

攻様の目当ては伯爵家の結婚適齢期の令嬢で
必死に攻様にアピールする異母弟ではなく
手作りブローチをつけた受様を指名するのです。

はたさて受様を選んだ攻様の真意とは!?

オメガ嫌いな攻様と家を出るため内職する受様の
王宮オメガバースです♪

攻様は白い結婚と利民を望んでいて
家を出たい受様にとっては願ってもいない話で
攻様の望むままに受様との婚姻話は進みます。

その日攻様は急に王宮に呼ばれたと迎えに来られず
受様は伯爵が用意した嫁入り品を全て異母弟にとられ
衣装2枚と内職道具だけで馬車に乗り込みますが
受様は晴れ晴れとした気持ちです。

ところが林道で夜盗集団に襲われて
伯爵家"三男"か問われてターゲットにされますが
駆け付けた攻様により危機を脱するのですよ♪

しかしながら大公家では
攻様の従妹だという女性が自分こそが女主人とばかりに
受様を待ち受けていて

攻様にこの白い結婚でほとぼりが冷めたら離婚すると
告げられた受様は攻様が従妹との結婚を望んでいると
思い込むのです。

こんな感じですれ違い要因が沢山なのですが
攻様は受様の内職にも好意的で興味津々で
新事業となるぬいぐるみ作りにも支援を惜しまずで

受様は徐々に周りの人々に認められていくものの
敵意を募らせる者達いてハラハラ&ドキドキ

受様を自分の番相手としたい粘着質の伯爵家長男
自分こそ攻様に相応しいと受様を卑下する爵家次男
大公妃の座を狙う王太妃の姪の公爵令嬢
王国への麻薬密輸を画策する隣国の王子

丁寧に張られた伏線が拓海に回収されていき
受様と攻様を取り巻く悪意の罠を退け
受様が攻様の唯一となるまで楽しく読ませて頂きました♪

奈良先生のイラストも超美麗でキュートで
最高でした (^-^)/

11

嫌いから変化していく展開が面白い!

滝沢先生の新刊、タイトルを読んでどんな展開が待っているんだろうと楽しみにしてました。家族からイジメられ不憫な境遇のシリルそこから脱出させてくれたエセルレッド。オメガ嫌いということもありいずれ離婚も視野に入れていてそこに奮闘するシリル。しかし嫁ぎ先でも意地悪されたり嘘をつかれ騙されたり。でも健気にひたむきに頑張るシリル。そしてしっかり守ってくれるエセルレッドがかっこいい。最初は想いあってる二人ではなかったけれどそこから気持ちに変化が表れていく様子がよかったです。恋すること、愛することはいつどうなるかなんてわからない。戸惑い様子がおかしくなるエセルレッドが愛おしく感じました。シリルの離婚に向け頑張る姿が切なく寂しく感じますがエセルレッドのために奮起する姿が心惹かれずにはいられませんでした。周りの意地悪な人たちをしっかり断罪できたのもスッキリしました。緩急あり盛り上がっていく展開がすごく面白く一気に読んでしまいました。面白かった!!

9

事例集で懸命に学んじゃう攻め・エセルレッドに萌え悶えました

発売からちょっと時間が経ってしまいましたが、、
やっとやっとお迎えできた滝沢先生の新刊、良かったー…!

期待をはるかに上回る面白さでした。

まず、奈良千春先生のイラストが神すぎる✨
特に小さな王女の誕生日にシリル(受け)が手作りの
シルクベアを贈る場面。

シリルの右耳にはちゃんと細長いイヤリングが揺れていて、
可愛い王女様がぴょんぴょん飛び跳ねていて、
シリルの横で微笑んで立つエセルレッド(攻め)は
最高に麗しくて…

王の服装や装飾品など、細かいところまで描き込まれた挿絵が
物語世界をより味わい深いものにしてくれていて、
うっとり、恍惚...でした。

表紙の素晴らしさ、細やかさにも言葉が出ません。
ペアのシルクベアが、とんでもなく可愛いよーー...

と、イラストだけで長々と語ってしまいましたが;


内容も、恋愛模様のドキドキ・ときめきだけでなく、
次々起こる事件の行方にハラハラし、
284Pとボリューム厚めの一冊、駆け抜けました。

以下あらすじなしで、感想のみを。


受けのシリルくんが、もう本当可愛くて。
こんな健気な弟がいたら、お姉ちゃん必死で守るよ...
としばし妄想。(エセルレッドがいるから必要ないのですが)

エセルレッドに”囲われる”のではなく、
彼の力を借りながらも自力で事業を興し、
道を切り開いていく内面の強さにうるうるしてしまいました。

終盤、山場となる「腕から銃弾を取り出す」場面。
もーーー痛い痛い痛い!
痛いのと出血・流血苦手な自分は顔を歪めながら読みました。

そんなシリルの覚悟、嫁いでから得た強さに
胸打たれずにはいられません。

”オメガ嫌いの英雄大公”×”不憫健気な平民出身の庶子オメガ”
そんな二人の恋愛模様だけじゃなく、そこにしっかり事件が絡み、
シリルの成長、エセルレッドのシリルへの恋慕へと繋がっていくー

もう本当に中身のぎゅぎゅっと詰まった、
読み応えあるお話しでした。

シリルの頑張りも素晴らしいですが、
彼を溺愛していくようになるエセルレッドもまた、
可愛くて可愛くて!

「カッコよくて可愛い」って最高&最強だな…と
あらためて感じたのでありました。
奈良先生のイラストが神だ...(何度でも言ってしまう)

シリルに嫌われたくなくて、事あるごとに
”事例集”、ハウツー本を執事から受け取りパラパラめくる姿、
「英雄大公」のイメージからはかけ離れすぎてて可愛すぎ(*´艸`)

シリルが作ったシルクベアの宣伝のため、
重要会議にまで持ち歩いちゃう姿なんかも
想像すると可笑しくて可愛くて!

他の人がやったら正直ドン引きしてしまいそうなのですが、
彼だからこそキュンと萌えるし許せることだよね〜、とニヤけました◎

最後の最後、二人が体を重ねる場面も
もちろん感動的なのですが…
個人的に一番グッときて印象に残り、
舐めるように本文を何度も本文を追ってしまったのが、

互いの体に残る傷跡を見た時(シリルは兄からの折檻の痕、
エセルレッドは戦争での傷跡)、エセルレッドが告げる優しい言葉です。

「お互い傷を負った者同士、お似合いじゃないか俺たち」

恥ずかしさ、いたたまれなさを感じるシリルが、
この言葉をどれだけ嬉しいと感じ、喜びに震えたかー

頭の中で二人の様子をイメージし、
うるる、ときてしまったシーンでした。

ヤンデレ兄・ワガママ放題の弟と両親(伯爵夫妻)、
そして自称大公妃のローズマリー、その父親…

シリルの道を阻み、酷い傷を与えた彼らが
裁かれるラストにはぐーーーっと溜飲が下がりました。

そして、シリルが11歳の時に出会った”騎士様”。
読んでいるこちらには”彼”がまさに”彼”だよね、と
分かっており、いつお互い認識するのかなー、と
楽しみでした( ̄∀ ̄)

最後の最後に発覚する場面、くーーっと気分が盛り上がったなあ..

脇キャラ・シリルの家庭教師のメリッサ夫人も
とっても良い味を出してくれていて、好きなキャラでした。

攻め受け二人のキャラと恋愛模様に萌え、
疑惑と襲いかかる事件にハラハラし…

息つく間もなく駆け抜けた、最高に萌える一作でした☺︎✨

9

No Title

エセルレッドと契約結婚をするシリル。それまでほんっとにひどい目に遭っていたんです健気に頑張る子なんですよ…それにいざという時の覚悟がすごいんだ…!あれを抜くシーン、すごかったよね。痛みに耐えて証明した。元の家族がおぞましすぎてしんどい面もあったけども…。

エセルレッドは強く優しくときに冷徹なのが良かった…愛され夫ですけれどその本読むよりやることがあるでしょうが

奈良千春先生の挿絵がまた素晴らしく美しかった〜!面白かったです

6

いろいろおもしろい♡

不憫な受けチャンがめちゃくちゃ愛されて幸せになるお話ってご褒美ですよね♡
シリルもまぁこれでもか!ってくらいはたから見たら不幸なんですけど(周りのいじめ方がひどすぎて1周回っておもしろいレベル)、本人はすれてなくて健気で一生懸命で、ちょっとズレた発言がまたかわいい。
表紙でもかわいく目立っていたし仲間内でも話題になっていたクマのぬいぐるみはシリルの内職によるものだったのですね。
エセルレッドと内職についてあれこれ相談するくだりがほほえましくて大好きです。
エセルレッド様御用達の指南書はタイトルに吹きました笑
番になったふたりのラブラブ、もっと読みたいです♡

3

お勧めです!

滝沢晴先生の作品は常々間違いないと思ってますが、その中でもやはり私にも好みがあって、今作は間違いなく今の私にはドンピシャでハマった作品だと思います。多くの方に読んで欲しいです。

まず、緩急の付け方が絶妙で、序盤のシリルが馬車で襲われるところから黒幕の正体を想像するのが楽しかったです。

大公家でのシリルの冷遇の理由とかが思ってた通りで、エセルレッドが真相に辿り着くまでのワクワク感とかがお約束通りでページを捲る手が止まりませんでした。またシリルの家族達も分かりやすいヒールなのですよ。

健気なシリルにエセルレッドが夢中になって行く過程も良く、とても読後感の良い作品でした。

またシリルはエセルレッドの為に悪事を暴く強さも持ってて、とても善良で愛すべき人物だった点も良かったです。
そしてその世界観を盛り上げてたのが間違いなく奈良千春先生のイラストでした。

個人的には「俺が君を愛することはない」からの溺愛が大好物でした。

2

見事なざまぁと2人の愛に感動

とても面白かったです!シリルとエセルレッドは勿論どのキャラも立っていて、作品に入り込んで夢中で拝読しました。
数多散らばる伏線、それを綺麗に回収していくストーリーに感服。2段構えの見事なざまぁにもスカッとしました。
私は健気で聡明、時としてかっこいい受けが好みです。今回のシリルは好みのど真ん中でした。なので怖かったであろうに体を張って不正を糾弾する姿には感動しました。シリルの覚悟や聡明さが現れたシーンでした。またエセルレッドがシリルを抱いて泣いている姿にも感極まりました。
そして「愛され夫」、10年前の出会い、番う2人と驚きと笑いと幸せに満ちたラスト。素晴らしかったです。また奈良先生のイラストも美しくて眼福でした。表紙の華やかさがこの作品にぴったりでした。とても幸せな読書でした。

2

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