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遠く異国の地にあっても、常に柾の味方であった柾の母・瑶子が、突然の事故に巻き込まれて急逝した。母の突然の死に打ちひしがれながらも、柾は貴之の前では泣けずにいた。
おまけに、元同級生の西崎の妹の移植手術のお金を捻出するために、西崎がバスケットボールの実業団に入るのに、柾が一枚噛んでいたことが西崎にばれ、移植自体が破談になりかかる。
そして、恋人・貴之とも進路のことですれ違ったままになってしまう。
最後には、ついに柾自身がさらわれてしまう。
とまぁ、柾が踏んだり蹴ったりな話でした。
一つ前の巻が、割と何も起こらずに終わったので、次もそんなものかと思ったら、全然そんなことなく。
どうやったらここまで柾に不幸を背負わせることができるのか……という状況。
思い切り次回に続く感じなので、しっかり一つ前を読んで、次も読む前提でこの本を読むことをオススメしますが。
なんだかかなり悲惨なことになりそうな状況なので、普通のミステリー小説とかが苦手な人は難しいかもしれません。
決して、幸せなお話ではないと思います。