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yajuu no alpha tachi ha usagi omega wo dekiaisuru
好きな作家さんの作品なので、よみました。この作家さん特有の表現などもたくさんあり、おもしろいとおもいながら、読み進めました。
グループ子会社のアダルトグッズ会社勤務、ラブグッズ開発者の熊谷 智彦と獅童 巧巳が「攻」で、兎獣人のオメガで、広報部から関係会社に出向になった会社員の兎川 佳緒が「受」です。
うさぎオメガの佳緒は、予想外のトラブルで、あやしい会社に勤めることになってしまいます。
そこでは二人の獣人アルファが、あるものを開発しているというストーリーです。コメディ要素も多くあり、たのしくよむことができました。官能的なシーンも多めです。
はーーーー期待通り、いやそれ以上のえちえち度!!
ローター、バイブ、射精管理、3P、そして二輪挿しに
”三人で番”(←これ、初めて見ました…!)!!
めくるめく官能の世界が広がる、獣人×オメガバース世界の
アダルティな現代ファンタジーでした・:*+
主人公はうさぎ獣人でΩの佳緒(かお・受)。
社会的な地位の低いΩでありながら本社で着実に実績を上げていた佳緒ですが、
上司の嫌がらせにより関連会社へと出向に。
”健康器具会社”と聞いていたその子会社は、
なんとアダルトグッズの開発・販売会社で…
商品モニターとして、開発者のα獣人たち、熊谷&獅童(攻)に
協力を迫られ、快楽を教えられていきー
と続きます。
出向先で実績を上げ、本社に返り咲こうと「モニター、やります!」と
宣言する強気美人オメガ・佳緒の勇ましさがまず、良い!
ただでは折れないぞ!と気概と逞しさを見せ、反骨精神があるところが
”強い受け”好きな自分の萌えツボをグッと押してくれました(*´∀`*)
そんな彼が、あの手この手で翻弄され、優しく愛撫され攻められて
陥落、蕩けていく様がたまらなくエッチです。。//
で、それぞれ熊獣人と獅子獣人である熊谷/獅童が、
全く俺様・傲慢系ではなく、佳緒の意思を尊重し、
終盤のピンチの時には颯爽と現れ救い出してくれるスパダリみがあるのも
たまりません。
このシーンの挿絵、ドアをバンっ!と開けて入ってくるスーツ姿の二人が
カッコ良すぎて、まじまじと凝視してしまったーーー…!
本編の5割以上、いや6割ぐらい…?が濡れ場なためか
割とあっという間に読み終えた感はあるのですが、
内容に確かな”恋愛感情の芽生え”や”気持ちの変化”、
愛情が感じられるためか、読後は幸福感・満足感に包まれました✨
個人的な一番の推しポイントは、
やはり終盤の”二輪挿し”しながらのうなじ噛み、番の儀式!!!
三人で”番”になれるなんて、番の概念とはー!?と
思わずツッコミの一つや二つ入れたくもなってしまうのですが笑、
そこはファンタジーと割り切って納得。
何より、三人が三人ともめちゃめちゃ幸せそうだから
いいじゃない!
と思えますꪔ̤̱
発情期がなく、それはつまり”いつでも発情できる”
ということを意味するうさぎ。
そんなうさぎ獣人だけどウブウブな佳緒が
官能に目覚めていく様子を、さまざまなプレイと体位で堪能できる一冊でしたー!
あ。ちなみにこちら、西野先生の既刊
「獣人アルファと愛人オメガの蜜会巣ごもり」と世界線が繋がっています。
(今作の受け・佳緒の会社は「獣王〜」の攻めのグループ会社)
でも、「獣人アルファ〜」未読でも全く問題なく読めます◎
スパダリα2人×頑張り屋Ωの、
めくるめく官能世界の獣人オメガバース。
痛かったり、酷かったり、切なかったり…ということがない分
安心して読めるアダルティな一冊でした(*´艸`)・:*+.