あらすじ
立紀(りつき)と誰よりも仲が良く、大好きだったはずの従兄弟の正宗(まさむね)。
思春期の頃から徐々に距離ができていたが、高校二年生の夏、正宗に乱暴されたことにより決定的に拗れてしまう。
疎遠になっていたふたりだが、祖母の葬儀で約10年ぶりに再会することになる。
半年前に離婚し、2歳になる娘を連れて現れた正宗。
二度と会うことはないとさえ思っていたのに、
正宗の言動に、立紀は心を乱されてばかりで……。
――あのとき傷付けられた自尊心は、ふたたび正宗に抱かれることで満たされるのだろうか。
従兄弟で幼馴染の
切なく苦しい拗らせ両片思い(⁉)BL