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hyouryuou to honou no taimashi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
わーい!新刊出るわ〜と喜んでいたら、今回で慈雨とルカのシリーズ完結と知って大ショック!
暴君竜シリーズと併せて大好きなので、終わって欲しくない…。まだ他の登場人物沢山いるからその子達の話で続いていきますよね?そうであって欲しい。
今作、パパママの可畏と潤のお話に負けず劣らずの波瀾万丈ですが、慈雨とルカの2人がとっても可愛くていい子達で微笑ましい。
学園生活を満喫している様子が描かれているのですが、今回は文化祭です。
もうね何回も見た事がある題目、ロミオとジュリエットを男子校で上演するってやつです。
6年生は受験勉強に集中の為文化祭は参加するだけのお客さん、1〜5年生が模擬店したりするんだって。
生徒会主催のロミジュリに今回ロミオとして出演する慈雨、お相手のジュリエットは寮の同室の波多野唯。慈雨に憧れていてルカを敵対視してる美少年。
2年前にジュリエットを演じたルカを相手に台本読み合わせをネタにルカの1人部屋に訪れてイチャイチャしたりなんかもう!!!羨ましい!楽しそうな学園生活だわー。
なんて学園モノあるあるネタから始まり、慈雨の能力バレてしまうピンチ、2人がこの先一緒にいる未来を選ぶのかの選択。竜人(というか竜嵜一族の)若返りをするとただの人間のルカと寿命が違ってしまう事にどう対処するのか。
慈雨の迷いのない判断が若さゆえの暴走とは思えず、彼ならこの先もこの決断に後悔なんて全くしないだろうなと感じました。
ルカに対しての揺るぎない愛が感じられてとてもいいシリーズ完結でした。
慈雨くん、倖くん、ミロくんが16歳になってもT-REX姿の可畏の頭に乗って空中散歩してるんだと家族の仲良さと無邪気さを感じてしまいました。
物騒な事が起こりがちな作品ですが、慈雨とルカの会話が可愛くてホッコリします。
慈雨「イチャイチャしても、いいですか?」
ルカ「……駄目」
慈雨「駄目なんですか?どうしても?」
ルカ「------イチャ……くらいなら」
慈雨「それってどこまで?」
って会話の後[イチャ]シーンが始まるのですが、別のシーンでも「イチャイチャのイチャくらい……してもいいですか?」って言い回しがあって可愛らしい。2人の間の共通言語になってる。
ドレイクとリアムの仲がとっても気になっていたのですが、ワガママプリンセスノヴァが2人の間に生まれていたなんてビックリ!(私が存在忘れてただけですか?)ちょっと苦手なタイプの女の子ですが、ドレイクとリアムがどうやってこの関係になったのか気になるし、蛟のところも気になるし、倖くんやミロくんのことも気になるので、慈雨とルカのお話はひとまず終了でも暴君竜スピンオフはまだまだ続けて欲しいです!
大好きなシリーズです。
慈雨のお話4冊目。意外にや終わっちゃいました、びっくり。倖ちゃんやミロくんのお話の予定があると信じて。本編170Pほど+オールスターキャスト的な大学+アイランド編+あとがき。
ルカは最終学年となり、進学先に悩みつつ、慈雨と一緒にいられる最後の学園祭を楽しみ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
竜嵜家関係者全員。特に倖ちゃんご活躍。ああ、らぶりぃ。癒される。ミロくんも大好き!その他二人の学校の同級生等。
++好きだったところ
表紙の二人のつないだ手。絆がより深まったって感じがして好きです。1巻ではあんなに美少年だった慈雨が、こんなに逞しく大きくなって・・・うるうるしちゃう。カラー口絵なんか最高ですよ?是非ご覧いただきたいです。あの慈雨が。こんなに包容力ある様子の攻めになって・・・(´;ω;`)ロミジュリのロミオの衣装着た慈雨の挿絵も1枚ありましてですね。めっっちゃカッコいい!!!!!!そうですねえ、高校生最終学年あたりの二人のはずなんですけど、とても大人っぽいんだと感じます。人外+異能者、色々、通常ではありえないものを経験していてきているからなんですかねえ。
後半は、アイランド舞台で博士たちも出てきて、嬉しかったです。これで竜嵜ファミリーとお別れになってしまうのかな・・?それはちょっと寂しすぎる。慈雨の次は倖ちゃん。そしてミロくんを是非よろしくお願いしたいです。先生、もしよろしければ是非お願いいたします。気長にお待ちしています!
のの先生の「暴君竜」シリーズスピンオフ作、なんと完結巻です。。
寂しい( ; ; )
もっともっと、慈雨×ルカのお話、10年後、20年後、50年後もその先も
見ていたい。。
そんな気持ちで読後の今、寂しさを噛み締めています。
はーーー…星5つじゃ足りないぐらい、慈雨の人生の選択、その重みと覚悟に
胸打たれる最終巻でした。
以下、重大な部分に触れながらの感想となります。
未読の方、ご注意ください。
聖ラファエル学園での文化祭、トラブルによりジュリエット役を
急遽ルカが務めることになり、慈雨と共に「ロミオとジュリエット」劇を演じ
より絆を深める二人。
しかしそこに、タバコの不始末による寮でのボヤ騒ぎが発生。
寮生の命の危機となる事態に、慈雨はやむを得ず異能を使い
火を消しとめるのですが…
その様子を動画で配信されてしまい、
慈雨は世間に「超能力者」として認知されてしまう事態に。
もう学園にはいられないと、竜泉学園への転校を決意する慈雨。
そしてルカの方も、時には人殺しも厭わない慈雨と添い遂げることができるのか、
という問いを突きつけられー
と続きます。
恋人同士として結ばれた二人に、”人生の選択”という試練が。
まだ10代の彼らにとっての(特に慈雨にとっての)究極の選択…
両親とは違い”不老不死”を選ばず、愛する人と共に生きて死にたい、と
迷わずルカの手を取る慈雨の選択に、心の中で大号泣でした( ; ; )
そんな慈雨の決意を知ったルカの思い、選択もまた
並大抵の覚悟でできるものではなかったはず。
慈雨に想いを寄せるノヴァ(博士とリアムの娘、雌のティラノサウルス)から
謗られ悪意を向けられながらも、
”慈雨に選ばれた自分”として覚悟を決め、意地悪ノヴァに真っ向から向き合い
メンタルで負けないルカ様(”様”付きで呼びたい…)。
はーーーー…とんでもなく、格好良かった…!・:*+
ノヴァという子がまた、本当に好きになれないタイプの女子なんですよね。笑
のの先生は意地悪女子の描き方もお上手すぎる!
そしてまたグッときて涙を堪えたのが、
慈雨の母・潤が慈雨の選択を全て受け入れた上で、
「慈雨をよろしく」とルカに託すシーンです。
自分や夫である可畏、子供たち二人(倖とミハイロ)と共に、
歳を取らず、死ぬこともなく慈雨とも一緒に生きていきたい気持ちは
強く強くあるはず。
それでも、愛する人と添い遂げたい、と願う息子の気持ちを
尊重できる潤の心の強さが、切なくも眩しかった。
描き下ろしの「流星と二人」の、二人で流星を眺めるシーン。
自分も二人と一緒になって願いながら、読みました。
”軟弱な人間の身だけれど…”と続くルカの願いが、叶いますように。
50年後、60年後、もっともっとその先も…
ずっとずっと愛し合い、共に歳をとり、笑い合って過ごしてほしい。
読み終えた今感じるのは、感動と切なさと寂しさと...
その中でも寂しさが何よりも強い気もしますが、
実はスピン元の本シリーズ、まだ1巻目しか読めていない自分。
2巻も既にお迎え済みなので、
スピン元シリーズ→こちらのスピンオフシリーズと、
読み返せる楽しみはまだまだ続くよね、と楽しみに思う気持ちも☺︎
竜人×人間、ままならない二人の恋を
こんなにも多くのときめきと切なさと萌えと共に届けてくださった
のの先生に、感謝の気持ちでいっぱいです✨
笠井あゆみ先生のこの4巻の表紙、挿絵、口絵も素晴らしすぎて
ため息が出ました。。
二人よ、永遠に幸せであれーーー…!涙