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kouhai arufa ha beta na ore no unaji wo kamitai
とても気になる1巻の終わりだったので、2巻を心待ちにしておりました。
1巻も、受けの安田誉先輩が大型ワンコ系後輩の高井朝陽くんにグイグイ押させて絆されて、朝陽くんの片想いから、両想いになる過程が面白かったのです。
でも、2巻はそれを上回る、切ないスパイスとアルファ達の激重執着愛が見物で、とても楽しめました。
2巻を読むために、是非とも1巻も読んでほしいです!
父親からのトラウマもあり、今までもこれからも、人を好きになることはないと思っていた誉さんが、やっと朝陽くんへの気持ちを、後輩として可愛いだけではなく、愛していることに気付けた矢先に、突然の人事異動が?!
その二人の前に現れた、副社長の息子であるオメガの結弦くん。
誉さん命と思っていた朝陽くんからの別れの言葉。
失意の誉さんに、庇護欲掻き立てられて囲い込む
もう一人の後輩アルファの瀧くん。
誉さんの決断と瀧くんの献身。
あの結弦オメガのとった行動。
朝陽くんの本当の思いと事の真実、そして誉さんに伝えられていなかった秘密。
朝陽×誉CPがハピエンで完結かと思っていたら、
なんと、えっ!この人が?あれっ!この人も??と、最後に驚きの連続でした。
アルファの激重執着独占愛……最高ですね!!
あのオメガでさえ、許してあげようかと思えてしまいました。
番外編も面白くて、読者へのご褒美ですよね。
未だまだ、この可愛い二人と瀧くんを見守らせていただきたいです。
3巻を待望いたします!!
是非とも多くの読者様に読んでいただきたいです。
当て馬Ω君が清々しい位、嫌な子です!ただこのΩ君が、主人公2人や周りを引っ掻きまわし、面白さを引き立ててくれると思うと、ジレジレ、すれ違いが好みな方は好きだと思います!
私はもっとやれ!と思ってました。。
大型ワンコっぽい年下×懐深い年上は王道だけど、舞台が会社で身近にあるような描写が多いので、それもまた読みやすい点でした!
2巻の発売直後は、作品情報が反映されていなかったため、1巻の方へまとめてレビューをさせていただきましたが、こちらにも2巻のレビューを改めて書かせていただきます。
もうね、2巻の内容をひとことで表すのなら、『クソオメガとの対峙』でしょうか。いや、表向きは一方的にクソオメガがやりたい放題だった。が、正しいでしょうか。だって、クソオメガが朝陽くんの弱みを握って脅してたんだから。
本当にこのあたりは腹立たしく、何度もクソオメガがー!!と叫んでいました。ちなみに、作者様は振り切ってノリノリで書いていたそうです(笑)
辛い場面を乗り越えたその後の断罪はほんとスカッとしました。朝陽くんは、やりたい放題のオメガに耐えながら、証拠集めを頑張っていたんだね(泣)
今回の出来事は、二人にとっても読者にとっても辛いものでしたが、誉くんが自分の気持ちにハッキリと気付くことができたのは、良かったかなぁと思います。
投稿サイトでは、書籍に掲載されていない番外編も読めます。まだまだこの二人を見守っていきたいので、ぜひとも3巻に繋がれば良いなと願いながら、レビューとさせていただきます。
何だかいやーーな感じで終わった前巻。
副社長の息子のオメガがハチャメチャにムカつく性悪キャラで、非常にムカついていたのですが、それはこの2巻でもやらかしてくれやがります。
配置転換を余儀なくされた朝陽に対するパワハラや脅し、業務強制、果ては番関係を迫るなどやりたい放題のクソオメガ。ヤバい……BL読んでて、したたかなオメガは見たことあっててもここまでの低レベルのオメガには出会ったことがありません。
ワガママで傲慢で謎の自信家で。どうしたらこんな風に育つのか、それくらい強烈なキャラクターです。
そんなオメガに食い物にされそうになる朝陽。に…逃げてー!!:(;゙゚'ω゚'):
ですが、何やら弱みを握られているようで、逆に誉を拒絶するなんていう切ないシーンもあったりで、私の胸も痛くて堪らんでした。
クソオメガは、朝陽と番になるからあんたは邪魔よ的な牽制をしてくるしで、キィーーーッッ!ム…ムカつくヤローだ。
2人はどうなっちゃうのか。そんで朝陽は何で言いなりになってんのか。
そんな疑問がムクムクと湧いてくるモヤモヤ感情に襲われっぱなしでした。
これにはちゃんと理由がありますし、その理由がわかるクソオメガ公開処刑ショーはカオスってて、ものすごい光景でした。
だけど作者さん、 この時とばかりにクソオメガをこれでもかと叩きのめしますね。自業自得でザマァない展開でしたが、それにしてもそれにしてもです(笑)まぁ、でも完膚なきまでのボコリ方にスッキリしましたが^ ^
しかも。この話には裏話があって、朝陽とクソオメガとの番計画は陰謀の1つに過ぎなかった。営業部部長と副社長との関係がまさかの……で、完全にそこに巻き込まれてしまった不運とでも言いましょうか、とにかくこの会社のトップの愛憎劇がドロドロです。
そんな不運にも負けず立ち向かい、ようやく誉の元に戻った朝陽に喜びといったらなかったです。色々と謎だったことが解明されていき、なぜ朝陽が誉に惚れ込んでいるのか、オメガのフェロモンに当てられなかったのかも分かります。
クライマックス巻というのもあり、最後はもうラブラブで激しい愛の営みがすんごかった。誉への匂い付けと独占欲はヤバかったですが、これぞアルファ!誉への本気の好きをたっぷりと堪能できた着地点に満足です( ´▽`)