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toaru maou to yuusha no seiryaku kekkon nitsuite no kiroku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初読の作家さまでしたが、とても大好きになりました。新刊が出たら買います!
武力抗争がおきぬよう勇者と魔王が政略結婚するところから始まる偽りの結婚生活。魔王視点ですが、自由を奪われ魔国のための道具として生きる魔王視点で序盤は諦念に溢れてるのが辛い。勇者は最初胡散臭いと思っていたのにだんだんと心惹かれる様が丁寧に描かれていてよかった!
とにかく文章が上手くて綺麗なので、キャラの感情に説得力があるだけでなく「小説ならでは」の表現を楽しめるかずすくない作家さまの1人だな〜と感じました。これからも応援しています!
今回は王国の勇者と魔国の魔王のお話です。
2国の平和のために政略結婚した受様と攻様が
魔国侵略の危機を乗り越え、真の伴侶となるまで。
魔族の魔国と隣国の人間の王国は
かつては国交がありましたが300年前の戦争により
魔国は結界に守られた地となります。
発端は魔国を訪れた王国の王子が殺された事で
王国の勇者によって魔王は凶刃に倒れますが
魔国は最後の力で強大な結界を張った事で
戦争を終焉を迎えるのですが
王国内では魔族や魔王への敵意は消えず
魔王討伐を掲げる勇者は魔王に戦いを挑み続け
代々の魔王は彼らを撃退し続けてきますが
半年前から受様に気さくに話しかける人間が現れます。
この青年が今回の攻様です♪
攻様は気楽な様子で受様と仲良くなりたいと
話しかけてくけきますが
攻様が受様に匹敵する実力の持ち主なのは明白で
受様は警戒を解けません。
しかも攻様は今回
隣国王からの勇者と婚姻を持ち掛ける親書を
携えてやってきたのです!!
隣国王の真意とは!?
王国との結界維持の要である受様と政略結婚相手攻様の
輪廻転生ファンタジーになります♪
魔王と勇者の恋バナは
だいたいにおいてオラオラ系な魔王様(笑)が攻様だし
カバーイラストの第一印象と冒頭シーンの印象で
魔王×勇者だと思ってて読み進めておりました(笑)
そのためちょいちょい違和感があったのですが
2人が親密になっていく過程と描写によって
勇者×魔王の組み合わせなのに気づいてからは
俄然ワクワクして一気読みさせて頂きました♪
受様の結婚相手としてやってきたのが
幼馴染だと言う剣士と魔法使い、治療師を引き連れた
勇者の攻様だったのです。
魔力のない剣士が結界内に入ってすぐ
魔鉱石による空気中の魔力濃度の高さに倒れますが
受様によって即治療された事で事なきを得ます。
そんな受様の対応から攻様は
今回の結婚は魔王暗殺を目的だと明かし
王命を放棄すると宣言、
受様をもっとしりたいから本来の趣旨にそった
平和のための結婚をしようと言うのですよ。
攻様が受様に関心を持ったのは攻様が前世の記憶を持ち
前世で縁のあった魔族を探していたからなのですが
結界を維持するための呪いを受ける魔王は
自身の真名を知る事ができないのです。
惹かれあっていく2人なので
受様の過去世が判明すればハピエンかと思われましたが
魔国の結界を支える魔王を支払魔法で縛る宰相
魔鉱石のため魔国侵略を画する隣国王
父王の魔国侵略を阻みたい王国王女
愛した前魔王の死によって祖国滅亡を望む前宰相 等々
受様と攻様に次々と危機が迫ってきてハラハラMAX!!
攻様が受様の背負った魔王の呪いを解いて
魔王と勇者の偽装結婚が相愛の婚姻となるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
レビュータイトルそのままに、受けの魔王のツンデレっぷり・ウブっぷりに
キュンと萌えた一作でした(๑˃̵ᴗ˂̵)
…と言っても、本作は決してコミカルな雰囲気ではなく、
敵対関係に転生、人間の王国と魔国とのバトルー
とシリアスな要素も多めの、転生ファンタジー物語です。
勇者×魔王、2国間の和平のための政略結婚から始まる関係、
しかし実は二人には前世からの繋がりがありー
と始まるお話。
終盤明らかにされる、魔王が縛られていた”呪い”の真実にはビックリ!
歴代の魔王への贖罪を背負いながら、勇者ラインハルト(攻)とのこれからを
歩んでいく魔王。
彼が抱えていかなければいけないものの重さにグッと胸が詰まるとともに、
長い長い時を超えてついに思いを通じ合わせ、伝え合うことのできた二人の愛に
心から拍手を送りたい気持ちでいっぱいになりました。
実は魔王と勇者ものでは、自分の中では「魔王×勇者」の方が
好きだなあ、と今までなんとなく思っていたのですが。
こちらの作品を読んで、「勇者×魔王」いい!!と、ちょっと認識が変わりました( ̄∀ ̄)
勇者ラインハルトもカッコいいんですが、
本作の魅力はなんといっても、ツンデレでうぶうぶで可愛い♡と思えちゃう
受けの魔王ではないでしょうかヾ(*´∀`*)ノ
口喧嘩にも慣れてないから、出てくる言葉が「あんぽんたん勇者!」
なんですよね(笑)
あんぽんたん、って〜!と思わずツッコミ入れたくなっちゃう可愛さ。
そしてとても好きだったのが、二人が束の間のデートのような逢瀬を
楽しむシーンです。
特に波打ち際で海の水をかけ合いはしゃぐ二人と、
クレープを食べるシーン。
甘いもの大好きで、「これ作れるか?」とラインハルトに思わず聞いちゃう魔王の
姿に、「も…萌え…!」となりましたw
魔石を奪った犯人は誰か、という作中の事件の謎。
こちらは割と当初から「こいつ怪しいな…」と思っていた人物がいて
そのとおりとなり、推理(…と言えるほどのものではないのですが;)が当たって
うおー!当たった!と嬉しくなったり。
魔王の真名が分からないことの謎や、
最強の存在であるはずの魔王を縛り付け支配する宰相の力の謎など、
色々なミステリー要素が絡んだ展開にも、ドキドキして一気読みです。
敵対関係の二人の、時間を超えた恋の物語。
ツンデレ魔王への萌えと、次々と現れる謎やバトルシーンに興奮し
世界観に没頭して読み切った一冊でした◎
勇者と魔王のカップルなんて、わぁ〜珍しい!
わたしのBL歴の中で初めて出会った異種族カップリングです^ ^
人間と魔族の間には対立関係があり、その緊迫した状況を打開し友好を深めようではないか…そんな思惑から提案された政略結婚。お互いにとってWin-Winな関係が築けるはずだと思っていたその婚姻の裏側に潜むとある陰謀……そして更に更にその奥には秘められていた謀略が……と、勇者と魔王の婚姻関係を軸に色んなことが巻き起こっていくストーリーとなっています。
これだけでもは十分に惹きつけられる物語ではあるのですが、勇者と魔王の間にある過去から受け継がれし記憶と運命の輪廻転生や、魔王にかけられた呪いといった背景も加わり、なかなかに濃いストーリーの様相を見せていきます。
魔王なのに実は立場的に弱いところがあるとか、魔王なのに美人可愛いとか、魔王なのに実は苦労人なところだとか、これまでの魔王の像とは違う描かれ方をしているのも大きな魅力でしょう( ´∀`)
魔王が人間世界の安全を脅かす悪しき存在だと勘違いされているのもその1つで、魔王=悪の象徴の概念を覆す人物像は新鮮味があって面白かったです。
そんな魔王に惚れ込んでいるのが勇者のラインハルト。数多くいる勇者たちの中でも実力ナンバーワンの持ち主です。
政略結婚の話が出る前から魔王にアプローチしていた程の惚れ込みようで、政略結婚とは言え、ラインハルト的には願ってもない話だったことは容易に想像できます。
魔王の気持ちは結婚当初はラインハルトにはないけど、この結婚生活を通して徐々に恋心が芽生えていくと、政略結婚があれよあれと恋愛結婚の意味合いにシフト。元々可愛らしい魔王だけど、恋をするとピュアさに磨きがかかって可愛いらしさを増していく魔王から目が離せません!
魔王の置かれた状況を救い出すべく、また人間の王が企む陰謀を阻止するべくラインハルトたちは動き出しますが、中からも外からも敵が罠をしかける八方塞がりな大ピンチに、ハラハラドキドキのスリルでいっぱい。
まはかのまさか。アイツ、敵だったのかよーー!!((((;゚Д゚)))))))
な驚きの事実も衝撃で、そして魔王の命の危機にも直面してと、この世界がどんな結末を迎えようとしているのか見届けるのが怖かったです。
魔族の中枢からは生贄として、人間からは忌み嫌われる対象として、どこにも落ち着ける存在がなかった魔王……人間であろうが同族であろうが結局政治的に利用されてしまう彼の立場の危うさには怒りしか湧きませんでした。
レオンハルトとの出会いによって心も身体も救われていく魔王の姿にはウルッとしたし、過去からの運命にあった魔王とレオンハルトのドラマチックな絆と愛の強さには感動の嵐です。
数百年の時を超え、再び巡り会うことになった愛の重みにどっぷりと酔いしれた作品です。人種の壁を超えて愛を深め合う2人の姿は最高の眺めでした。
美人魔王と美丈夫勇者っていうビジュアルの絶景も良きでした♪^ ^