誰にも興味がないと有名な騎士様から毎日求愛されるのですが？

息をするようにプロポーズ

作品情報には載ってないけど、表紙をよーく見ると、「1」って書いてある……

そうです。これ、続きものです。
知らずに読んでて、残りのページ数に対して終わる気配ないから、あれ？っと思っていたら、急に「了」となったので項垂れました…
すごくいいとこで終わるんですもん。少々不完全燃焼ではありますが。これが１巻ならまぁ納得です。でも次で完結になるのかはまだ分かりません。

孤高の騎士のお相手が、性悪新聞記者の手によって暴かれようとしているところでの続きます…なので、さてさてどうなることやら。ノア、大ピンチです！
というのも、エルフの血を引くノアは人を狂わせるほどの美貌の持ち主。美人な顔面によって、何度も危ない目に遭いそうになるほどの美しさです。
身を守るために、顔が見えないように帽子を深く被ってカモフラージュしていて、先にも出した性悪新聞記者の元で、見習い記者として奔放しています。

そんなときに＂孤高の騎士＂と呼ばれるエリオットに出会い、なんと初見でプロポーズされてしまいます。出会うたびに、結婚してくれとしつこくプロポーズされるノア。側から見ると、エリオットはヤバい奴ではあるのですが（笑）、彼が他と違うのはノアの顔に惹かれたわけじゃなくて、その匂いです。
一目惚れならぬ、匂い惚れされてしまったノアは、嗅覚の鋭いエリオットに会うたびに求婚執着されまくっているのです。

それはそうとして。
困ったのは、国民人気の高いエリオットの意中のお相手を先輩記者に嗅ぎ回られていることです。相手が自分だとバレたくないのは、素顔を晒したくないからでもあります。
どうにも面倒なことに巻き込まれてしまって、ノアの周辺部はかなり騒々しくなってきました。それを受けての、あのピンチ……
新聞記者の中でも相当に厄介なヤツに目をつけられてしまいました。


実はこの１巻の段階で、２人の気持ちは通じ合っています。
そんないいところでの、あのピンチな局面でしょう…？
どんな展開へと進むのか予想できません。
きっとエリオットがノアを悪い輩たちから守ってくれるとは思いますが、ノアの美貌はターゲットにされやすいので、エリオットの意中の相手がスクープされることより、むしろノアの顔バレの方が厄介なことになりそうで、ドキドキしています。

そんなわけで、続きものと知ったときはショーック！((((；ﾟДﾟ)))))))
読み終わったそばから続きがすごく気になって仕方ありません。
うーーーん…どんなエンディングになるのか。あまり悲しい展開にはならないでくれよ、と願いながら次巻の発売を待つしかなさそうです。

ともあれ、エリオットが息をするようにノアにプロポーズしまくるのには笑わせてもらいました！ノアのことが大好きなエリオットの活躍を期待しています。