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itaike na kedamono
ちるちる評価は良くないようですね~?!
だけど自分にはなかなか楽しく読めたので、感想をばっ!
攻めの「冬柴」は、資産家で遊び人で人に何か贈ったりして喜ぶ顔を見るのが好きという“変わった人”です。
だから、女にも男にもモテるけど、冬柴は“施し”に集まってきてると知っていて、でもそれで良いのさって感じです。めでたい。
それに対しての受け「果南」は、外国で1人ぽっちで父を待つ生活で、必要とされない自分と希望を持たないことを、十二分に擦り込まれた孤独な子。
して上げて喜んだ顔が見たい冬柴に、表情も欲しいモノも無い果南だから、何を買っても何度買い物に行っても、喜んで貰えない冬柴には暖簾に腕押しですごく歯痒い状態!
楽な付き合いのその他大勢と違う果南がどんどん気になっていくのですv
28才の冬柴が16才の果南に、遠ざかっては近付き又離れ、その間の悶々鬱々のモノローグ、面倒臭いし女々しいったらありゃしない!
^^;
でも、冬柴28才、やること・やれることは大人だけど、心は大人じゃないからしょうがないのです!
だから、果南が欲しいものを、力ずくでも分ろうとした訳で。
大人の部分だけでは、果南の叔父「真鍋」止まりの付き合いしか出来ないと思いますし!
果南の黒目がちで無口なところ【SUPER LOVERS/あべ美幸】の零くんが浮かんできました!
陸裕先生の綺麗イラストの効果もあって、自分の中の火崎作品ではなかなか良いスコアの作品になってます♪
主人公は富豪です。
見返りなしでパトロンしまくり、享楽的な生活に明け暮れている。
私もこんな富豪にハマられたい――いや、ハマられると束縛がウザそうなので、お金だけもらいたいw
そんな富豪が、友達に頼まれて、イヤイヤながら高校生の男の子と暮らしはじめる。
愛を知らずに育ったその高校生は、何も欲しがらず、顔色ばかり伺っている。
欲しがらないことに苛立つ主人公。
その苛立ちは恋愛感情へと変わっていきます。
火崎さんの小説のモノローグの過剰さ、どうにも苦手です。
恋愛のこととヤリタイってこと、そればかりをモノローグにしてると、底の浅い人に思えちゃうっていうか。
ストーリーは好きなのになァ…。
お互いがとっても必要な2人が出てきます。
遺産で悠々自適生活の冬柴 ヘタレ攻め×孤独な高校生・果南 孤独健気受け
親の遺産が沢山あるので、悠々自適な生活をしている冬柴。
人の喜ぶ顔が見たくてお金を使って、男とも女とも気軽に遊んでいる。
そんな冬柴の家に、友人が果南を連れてきて。
愛が欲しい少年と愛をあげたい冬柴とで気持ちが一致して、愛を育むのだが交際を反対されて。
いい加減、いい年した大人なんだから、望むのが苦手な果南のことをわかってあげてもいいのに。
何か困難な事があると、すぐに安易な逃げに走る冬柴がダメな大人でした。
友人の真鍋が交際を反対するのも信用していないのも、よくわかります。
誰かに喜ばれるのが好きな冬柴は、本当は特別な誰かに喜んで欲しくて。
果南は自分自身を必要として求めて欲しかった。
孤独な2人がようやく愛するお互いを見つけられたのは、よかったです。
ただ、攻めのヘタレ具合が半端なかったです。
社会に出て切磋琢磨していない所為か、前向きなパワーが足りなかったと思います。
エロ:★2 普通
総合:★2 攻めの理解力の遅さが不満でした。