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tensei akuyaku omega ha lasboss ouji no dekiai kara nigerarenai
ゲーム転生ものの中でもこだわりが強い作品ではないでしょうか?
転生前の世界とまさかそんなことが!?なところは新しいですね。
全ルートバッドエンドの18禁BLゲームに転生してしまったミシェル。どうしたって死罪か凌辱のかぎりを尽くされるしかない設定。
どう生きていくのか?が始まる前に婚約者だというアルベルト王子が登場して…。
すごく凝ってるお話なんですよ。ゲーム転生ものの中でも。なんですが、ゲームでは!シナリオでは!と何度も何度もしつこくて。
確かにフラグを折って回避しないとバッドエンドなので、元のゲームのシナリオを必死でなぞる思い出すのは当然なんでしょうが。
アルベルトがミシェル一筋でどんなに冷たくされてもめげなくて、エライ!
どんなミシェルも受け止めるThe王子様ですね。こんなん愛さずにいられませんよ〜!
ではなぜそこまでアルベルトはミシェルを愛してるのか?そこの理由がなんだか…弱いかな?もっと欲しいんですよ、容姿や設定だけではなく内面的な部分でどこが好きでたまらないのかが。
ミシェルが常に緊張と極限状態で読んでる方もハラハラ緊張の連続です。
しかも物凄い悪意がしつこくミシェルを襲い、その正体が!!!ヒエエエ!
そうくるか〜!
憂いも晴れたかと思いきや、で色々ありましたが最後は良かったですね。
自分も諦めないで読めて良かったです。
ミシェルが悪意や好意にさらされ恵まれ、なんとか幸せになってくれ!できればアルベルトと!
挿絵は奈良さんの神イラスト。アルベルトの王子様っぷりも良いし、ミシェルの表情が最高です!技術だけではなく作品への理解度がさらに読み手を幸せにしてくれますね。
高峰先生お久しぶりでした。奈良先生なので購入。挿絵は猛烈に萌えるのだけど、ゲームがまっったく興味なしなので、お話はさっぱり???。そのため中立寄りの萌にしました。挿絵は神!神一択!金髪キラキライケメン最高!な本編240頁弱+あとがき。
姉に頼まれて全ルートスチル回収に勤しんでいた引きこもり大学生の美月。何が祟ったのかどうやら死んで、やりこんでいたゲーム世界に転生したらしいと気が付いたのが10歳の時。転生した先の体はゲームの主人公ミシェル。平民だけど黒曜石のような瞳に白磁の肌の超美少年で兄(α)のステファンがミシェルを溺愛している関係からか、兄が遊び相手を務めさせてもらっているアルベルト王子が家を訪ねてきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は ゲームの攻略対象がいるので、ちょこちょこ多め。
ステファン(受け兄、王子の護衛)、ブラッド(兄の上司)、クリス(神官長代理)、リーナ(隣国の姫、攻め妃候補?)、悪党ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めはきらんきらん王子様。ゆるやかなウェーブを描く金髪ロン毛、碧眼、穏やかな気性、もちろんお上品で、受けを最初っから最後まで溺愛。剣が強いとか、政治が上手いとか、スーパーな様子は今一つ?でしたが、見目麗しい穏やか溺愛王子なだけで完璧っしょ!最高。
受けは前世の記憶(ミシェルがバッドエンドゲームの主人公と知っている)から、なんとかバッドエンドを回避するべく、あれこれ足掻く方。きらんきらん王子に10歳の時にプロポーズされ「嫌です」即答するぐらい、王子ルートは避けたいと思っているのに、あまりに溺愛されるから、思いはぐらぐら。好きなのに好きになってはいけない★ってやつですかね。
あれこれあってミシェルが可哀想・・・とは思うのですが、あれこれあるのに、ちょっと気持ちがついていけず、少し残念でした。ビジュアルは最高だったんだけどなあ。ジェントルにちゅ♡する挿絵や、最後のすっぽんぽん姿の筋肉美(主に王子)も最高なんだけどなあ。
ゲーム世界の主人公へ転生し、デッドエンド……つまり死刑ルートを回避すべく立ち回る元ひきこもり大学生の奮闘の物語。転生もの作品の中では最近よく見かけるようになってきた、断罪ルート回避作品です。
転生者がバッドエンドフラグをどんどん折っていくところがこのジャンルの醍醐味。この作品もまさにそれが見どころとなっていて、自分の死が確定されているルートを潰していく健気さがとっても面白かったです(・∀・)
死刑を免れるには、自分の死と直結するアルベルト王子との婚約を避けるっきゃありません。しかし、アルベルトはなかなか諦めず、どうにかミシェルに婚約の返事をYESと言わそうとする(笑)このやりとりには笑ってしまいました^ ^
他のフラグは消せるのに、アルベルトとの婚約フラグだけが消せずに困惑していくミシェルと、婚約できてウキウキのアルベルトとの感情の温度差が激しく、思わず読み入ってしまう軽快なストーリーは非常に素晴らしかったです。
まぁ何と言っても、アルベルトがゲーム設定ガン無視の溺愛ムーブをガンガンかましてくる甘々な態度、これが最高に楽しいです!
ミシェルを死刑にするハズの彼がゲームの世界とは違ってとても紳士的で、ミシェルを超溺愛する優男。ミシェルをひたすらに想う一途さからは、彼を死刑にする男には到底見えません。
だからミシェルは困ってるんですよね、彼に殺されたくないから。それで離れようとするも、アルベルトは離れない。これの繰り返しです( ´∀`)
更に困ったことは、自分自身がそんなアルベルトに惹かれているということ。
ゲームの顛末を知ってるだけに、自分の気持ちに飛び込めないミシェルの葛藤はいかばかりか。。。ルート回避の協力者がおらず、孤独な戦いをしてるところもやるせません。
自分が前世でプレイしていたゲームの中の世界と、実際に自分が主人公として転生したゲームの世界が微妙に違ってて、それがミシェルの思う死亡フラグとどう関連していくのかが大きな見せ場です。
断罪ルート回避と、本当のラスボスはまさかのアノ人?!…なクライマックスは、めちゃくちゃドキドキハラハラな展開でした。事件要素や謎解き要素が話をより面白くさせており、そこに絡む2人のエッチなBL展開からも目が離せません。
設定がてんこ盛りだけど、話がとっ散らかってることもなく非常にスムーズに読めたのは、作者さんの筆の力がなせる技ですね!キャラクターたちの魅力もたっぷりでした♪
バッドエンドしかなかったBLゲームの世界が、ついにはハピエンに。
そんなところも感慨深くて、最後の最後までこの世界に酔いしれましたヽ(´▽`)/