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tenjoukai wo tsuihousaretemo
ひゃ〜えちシーンが長尺!!!
複数攻めや複数カプではなく、攻めフ◯ラが一冊に3回以上出てくるのはすごい。
あっ、攻めではないキャラに襲われ、致すシーンがありますので地雷の方はご注意を…!
レビュータイトルどおり、西野花先生ならではのエロスも、
和ファンタジーな世界観も、長髪×長髪(大好き!!!)の美麗な神様二人のキャラも
最高に楽しめる一冊でした。
和風テイストがお好きな方、長髪好きな方に特に刺さるのでは!
自分には刺さりまくり、萌えまくりの大好きな世界観でした◎
えちは回数も多く一回一回の描写も濃厚。鬼に襲われ、触手プレイもあり(。-∀-)
以下、簡単なあらすじと感想を。
主人公は美貌の愛欲神・風花(かざはな・受け)。
抱いた相手の精気を吸い取る力を持つ彼には数多の言い寄る神々がいるけれど、
その中でも特に熱心に求愛してくるのが炎の神で武神でもある火継(ひつぎ・攻め)。
憎からず思いながらもつれない態度をとっていた風花ですが、
あることをきっかけについに火継と身も心も結ばれます。
しかし風花のことを特別に想う最高神の嫉妬を買うこととなり、
最高神の攻撃を受けた火継と共に、二人は人間界へと堕ちていってー
と続きます。
個人的に、攻めの火継が萌えツボにハマり、たまらなかった…!
甘く激しく愛を囁いてはくるけれど、決して無理強いしたり襲ったりしない
男前長髪攻め。
人間界に転生後の風花(名前は玉響・たまゆら)は火継のことを忘れているのですが、
自分だけが風花のことを覚えていても、思い出してもらえなくてもそれでも
構わない(風花の幸せのためならば)と考えている一途健気な姿と、
戦闘の際のカッコ良さ・風花にちょっかいをかけ、揶揄う言葉をかける様子などの
ギャップに、たまらなく萌えました✨好きだーー…!
で、また受けの風花の乱れる様子が!エロス…!
童貞処女で何も知らない風花でしたが、火継と愛を交わすようになってからは
「愛欲の神」の本領発揮。
火継に甘やかされ、蕩けさせられて乱れに乱れる。
事後にそれを恥ずかしがったりしちゃう姿もまた良し。
強がりなところや恥ずかしがり屋なところもまた、年上の火継から見たら
男心をくすぐられ、可愛くてたまらないんだろうなあ(*´艸`)❤︎
体を重ねることで相手の精気を奪い取り、時には命までをも奪ってしまう
という風花の能力。
そんな力に負けない火継は最高に最強だし、
終盤のピンチの際に発揮された能力、勧善懲悪の展開にも心スッキリ。
…一つだけ、欲を言えばやっぱり致してしまう前に火継に助けに来て欲しかった気がするけれど、
それだと風花の能力が発揮できないので、仕方ない…!
タイトルどおり「天上界を追放されても」ついえることのない二人の強い絆と愛。
えち度かなり高めだけれど愛深いストーリーがあり、心地よい余韻の残る
素敵な和ファンタジーでした✨
西野花先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 5
ファンタジー 3
攻めフェラ 3
執着 3
な感じだと思います。
火継さん×風花さんのカプです。
愛欲神の風花さん。しかし、未だ誰とも繋がったことがなく、最初の相手が誰になるのか、神界の者達は風花さんを狙っていた。その中でも熱心に口説いてくる炎を司る神の火継さんだった。風花さんも少なからず火継さんのことを想ってはいるが、抱かれることで自分が自分でなくなるのでは、となかなか想いを受け入れられず…。
今作は、物語り序盤は神の火継さんと風花さんの神界でのお話で、中盤からは人界で、火継さんが白波さん、風花さんが玉響さんとなった状態で物語りが進みます。
愛欲神で美貌の持ち主の風花さんは、想われていた火継さんと身体を重ねるが、至高神からの嫉妬や火継さんの存在が、風花さんの愛欲神としての役目を果たせていないことに対して怒りを買い、ついには人界に堕ちてしまいます。
人間として生活している風花さんこと玉響さんですが、神だった時の記憶は無くなっています。そして出会った白波さんと誰かの面影が重なって。
因みに、風花さんのことを狙っていた鬼神の影時さんに捕まってしまい、蔓責めに遭ったり影時さんと身体を繋げてしまう描写も少しありますので、苦手な方はご用心を。
記憶が無くなっても、神から人になってしまっても、惹かれ合う白波さんと玉響さんの運命的な物語りが素敵なので、是非とも読んでほしいです。