モブキャラに転生したけど、絶対ハピエンにします!

mobuchara ni tensei shitakedo, zettai hapien ni shimasu!

モブキャラに転生したけど、絶対ハピエンにします!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
夢咲まゆ 

作家さんの新作発表
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イラスト
木村タケトキ 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
発売日
価格
ISBN
9784815533007

あらすじ

「悪徳の栄光」――身分の低い貴族が策謀を巡らし、のし上がっていく様を描いた痛快ファンタジー小説。その主人公の友人キャラ・オルティガに心惹かれた紅蓮は、彼が無実の罪で処刑されてしまう展開がどうしても許せずオルティガ救済ルートを自分なりに考え始める。
そんなある日、歩道橋から足を滑らせてしまった紅蓮は、「悪徳の栄光」の世界へ転生。オルティガの側近であるグレンに生まれ変わっていた……。

表題作モブキャラに転生したけど、絶対ハピエンにします!

映画となった小説で主人公に冤罪で断罪される侯爵家当主
小説世界で無能な側近に転生した会社員

その他の収録作品

  • 平和の花が咲く頃に
  • あとがき

レビュー投稿数1

結果より過程重視です

小説の中のモブキャラ側近に転生し、自らが仕える主人の断罪ルートを回避すべく立ち向かっていく物語です。

転生もの作品としてはここんところよく見かける人生やり直し系のお話かなと思います。本来の不幸ルートを回避して、あの手この手で幸せエンドを獲得していく過程がオモシロ楽しいストーリーです。
ハピエンがある意味確定事項になっているので、そのエンディングを楽しむというよりは、そこに辿り着くまでの経緯、苦労、その流れで結ばれていく主人公たちの恋愛模様……といった間のストーリーを楽しむのがメインかなと思います。注目すべきポイントはBL部分であっても、その背景に巻き起こっていく事件や悪人たちのザマァ展開も同じくらいの熱量でワクワク感を味わえるので、作品全体がまるっと見どころだといえるでしょう^ ^


この物語の敵は、同じ転生者だということで、その対立はハラハラドキドキの連続です。早々にこのことが判明するので、小説の断罪ルートを遵守したい敵側と、断罪ルートを回避したい主人公のグレン側とでバチるることになっていきます。
敵はなかなかの策士で、毒を仕込んだり、罠に嵌めたり色んな手を使って陥れようとしてきますが、グレンと主人であるオルティガも負けてはいません。転生者のグレンの方がブレーンとして主で動いていくのかと思いきや、オルティガの方もちゃんと頼もしくてビックリ(笑)
最初、ほわほわ系キャラで頼りないなコイツって感じだったので、急にしっかりしちゃって。本来がこっちが素なのかしら。王妃にビシッと言い返すオルティガはめちゃカッコ良かったです( ´∀`)

頭の弱い王妃がオルティガにウザ絡みしてきて、こっちもこっちですごーく邪魔くさい。ですがご安心を。ハーレム狂いの王妃の転落ルートもちゃんとご用意されてますので、敵の断罪エンドとも併せてお楽しみ下さいね^ ^


2人のBL展開は、2人で敵に立ち向かっていく過程の中でオルティガがグレンへの想いを自覚して盛り上がっていく感じかな。グレンは元からオルティガのことが好きだったみたいだけど、いつ間に推しから恋愛的に好きになってたのか分かりにくかったです。心理描写がもうちょいあれば良かったなと思いました。


1

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