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dekisokonai ouji ha saikou na mahoukishi ni kyuuai suru
動物や妖精と話せる“出来損ない”の王子リュシカと獣医師のカイのお話。
出来損ない王子と言われ育ってきたため、自己評価がめちゃくちゃ低い受けリュシカですが、カイと出会うことで成長し花開いていく様子は読み応えがありました!
リュシカの境遇があまりにも王家で冷遇されており切ない気持ちもありましたが、本当に素直でピュアで優しい子だったので、カイの診療所で健気に働く姿はとても好印象。
カイは凄腕の元魔法騎士で、今は国で唯一の獣医師ですが、とにかくハイスペック。気取りのない性格の男前で、リュシカには甘いです。
物語は動物や妖精、お仕事、魔法、竜、2人の恋物語、闘い、この世界での同性愛への偏見など要素盛り沢山で飽きることがなかったと思います。
ただ、所々先が読めてしまうような展開や逆にキャラクターのクセのなさがどうにも自分にハマらず…。
何が悪いということではないのですが、いまいち刺さらないまま終わってしまったように思います。
盛りだくさんでした!動物も出てくるので楽しみ増量です。
タイトルからイメージしてたのと全然違うお話でした。
出来損ない王子と呼ばれるリュシカ。もう何を言ってもやっても…と諦めの境地でしたが。
カイと出会って!
登場時からデキる男であろうとプンプンしてましたよ!まさかリュシカを救ってくれるなんて〜。しかも獣医師なんてリュシカにぴったりの方じゃないですか!
獣医師のカイを尊敬しもっと彼の役に立ちたいと頑張るリュシカが愛おしい!
初めてリュシカを必要としてくれて褒めて認めてくれて。そんなカイにそりゃおちますよね、恋に。
二人のお仕事や恋愛や魔物の被害や幽閉やもう盛りだくさんなんですよ!でもどのエピソードも愛おしいんです。
変わったね、リュシカ。魔獣討伐ではもうそりゃあ痛快でしたね。火竜を自由に操り森の精霊さんたちに助けられ。
最後はちょっと好みが分かれるかも?
てっきり診療所で仲睦まじくと思ってたのに。でも確かにこのラストの方がお互いの力を振るえるかな?
もう出来損ない王子なんて言わせないな大活躍王子でした。
切なさもありますが、虐げられて俯いてきたリュシカが生きがいを見つけ成長して胸をはれるようになって良かったです。
ちょっと盛り込みすぎたかな?な感も。色々広げすぎてその後の説明がもっと知りたかったです。
これぞファンタジーの醍醐味!
動物たちと会話できる、妖精たちと意思疎通が図れる。…なんて可愛らしい夢のある物語でしょうか!(*´∀`*)
しかしながらそんな素晴らしい能力を持っていても、魔力がないからと出来損ないのレッテルを貼られる始末。主人公のリュシカは幼い頃から心無く向けられる自身への蔑みの言葉の中で生きてきた苦労人の王子で、そんな環境下で育ったせいか自己評価が著しく低い青年に育ってしまいました。
動物たちに愛される彼は心の優しいピュアボーイ。妖精たちや動物たちからこよなく愛される神の愛し子のような存在です。
私は、"出来損ない"と揶揄される主人公って嫌いじゃありません。
だって、冒頭の評価が低ければ低いほど、クライマックスに向けての盛り上がり方が最高潮に達するんですもん^ ^♪
"出来損ない"などと言ったヤツらをギャフンと言わしめるその瞬間の訪れを思い浮かべるだけで期待感でワクワクでした。
魔力がないだけで冷遇するこの国の考え方こそが後進的で愚かだと。それに気付くのは時間がかかるでしょうね。
そんな排他的な国の中で、また同性愛への理解が及ばない国家の中で、彼らが愛し合うことをオープンにするには非常に困難です。BL的には難儀な展開なのは否めません……
役立たずの王子と、元エリート魔法騎士団所属の騎士とのロマンスは問題山積ですが、でも2人が互いを求め合っていくことが必然的なのは物語を読めば一目瞭然です。妖精たちから愛される魅力を持つリュシカにカイが落ちないわけがないし、動物と話せる能力を絶賛してくれるカイにリュシカが惹かれるのもまた当然の流れといえるでしょう。
リュシカの恋を応援しようと、妖精たちのちょっとしたお膳立てキッカケで2人の距離がグッと近づいたシーンは、無防備でキュンとしちゃいました(〃∀〃) 妖精たちのイタズラ心にグッジョブです!
恋のパワーで魔力を取り戻していくカイと、火竜に懐かれたリュシカとの不思議な繋がりはBLとは別ベクトルでめちゃくちゃ面白かったです。リュシカの能力がゆっくりと開花していくにつれて楽しさも増し増しです
リュシカは出来損ないなんかじゃなく、むしろ……といったリュシカの秘めたる大いなる能力には度肝を抜かされましたし、それに伴ってどんどん右肩上がりに盛り上がっていくストーリーから目が離せません!
タブレットをスクロールする(電子です)手も、スイスイと軽快に動くことこの上なしでした♪( ´∀`)
2人の同性愛が残念ながら国として祝福してもらえるに至らないのは残念でしたが、それもまたリアルな国家感情です。ファンタジーでありながらも、全てがご都合主義に流れないのはむしろ好感度でした。
唯一の理解者であるリュシカの兄の計らいによって、2人の蜜月が確保されたのはある意味納得できる落としどころでしたし、むしろ動物好きな2人にとっては最高のハピエンではないでしょうか^ ^
動物や妖精たちが繋いだご縁。
多くの人々には認められない関係かも知れないけど、たくさんの動物や妖精たちが彼らのことを祝福してくれるであろう多幸感で満たされました。
ストーリーや設定、キャラに至るまで全てが素晴らしい作品でしたヽ(´▽`)/
「求愛”される”」ではなく、「求愛”する”」というタイトルがいいなあ!と
惹きつけられ、手にとった榛名悠先生の新刊。
面白かったーー!!!
王宮を出た主人公・リュシカ王子の奮闘・成長や魔獣との戦いに胸を熱くし、
ワンコや妖精、ちび火竜とのほのぼのとしたやり取りに頬が緩む、
最高にワクワクするファンタジーでした✨
王族でありながら、その証の魔力が皆無の王族きっての”出来損ない”王子、
リュシカ(受)。
彼は幼い頃から動物や妖精と話をすることが出来るのですが、
誰にも信じてもらえずバカにされ役立たずと見下され、王室の厄介者として
扱われていました。
そんなある日、森の秘密の隠れ家の前で傷ついた犬を見つけ、
話を聞いて助けようとしたところに現れた獣医師・カイ(攻)。
出会いは偶然だったけれど、実は二人にはリュシカの覚えていない
縁があったようでー
と続く、魔法の出てくるファンタジー×再会愛のお話です。
読んでいてとても爽快で「いいな!」と思ったのが、
不遇な王子・リュシカの持つ意外な逞しさと、頑張り。
王宮を出て獣医師・カイの助手として働くようになったリュシカ。
そんな彼が徐々に徐々に自分の持っている能力の価値に気付いていき、
やがてその力を使って王国を救うー
という成長の過程にワクワクしたし、自信を持って困難に立ち向かっていく姿が
カッコよく、眩しかったです・:*+.
「魔力」を持つことが当たり前の王族にあって、ただ一人だけ魔力を持たない。
もう、絶対的に”不利”で残念な状況に思える中で、彼だけが持つ魔力とは違う
素晴らしい能力。
自分ではその価値に気づかず、カイによってその価値に気付かされるわけなんですが、
それを生かして活躍できたのは間違いなくリュシカ自身の頑張り、努力の成果で…
気付けば読みながらグッと拳に力を入れて、
リュシカのことを全力で応援している自分がいました。
そして恋愛面でも、溺愛攻め・カイの甘い囁きや嫉妬、独占欲に
きゅーーーーん!と胸高鳴るのですが、それだけじゃなくて!
タイトルに「求愛”する”」とあるように、
決して「与えられるだけ」「受け身なだけ」ではなく
自らも愛を伝え、自分の心に素直になろうとするリュシカに
たまらなく萌えました。。
同性愛が禁止、時には罪とされる世界で愛を貫く二人、
グッときてしまう。
公にはできないところがなんとも寂しいところではありますが、
リュシカのお兄ちゃん・ダリウスの粋な計らいが素敵でした☺︎
家族全員、無理解でリュシカに対し冷たいのかな、と思っていたので
意外なお兄ちゃんの愛と優しさ、弟への一定の理解にほっと心が温かくなりました。
(このお兄ちゃん、ツンデレっぽいところも好き❤︎笑)
そして、もふもふ&竜大好きな自分にとっては
攻め受け二人ではないけれど、動物たちや火竜(ちび姿が本当に可愛くて!)の
出てくるお話に心が躍った〜(*´˘`*)
悪戯で媚薬を仕掛けてくる妖精たちにはびっくりしたけれど笑、
あともう少しだったのにね…と自分もちょっと残念な気持ちに。w
ちび火竜は自分の脳内ではポ◯モンの某トカゲで映像化され、
主のカイよりリュシカに懐く様子が可愛くてたまらなかったです。
小禄先生のイラストも素敵!
ゴーっと火を噴いて焼き魚を作ったり、ビスケットを焼いてくれたりする
ちび火竜…うーん、可愛い(*´艸`)
特にもぐもぐビスケットを食べてる姿とか、身悶えしたくなる可愛さでした…
美人で一見弱々しそうに見えるけれど、
自らの力で道を切り開いていく逞しさのある主人公。
そんなリュシカに心滾る、素敵な魔法ファンタジーでした・:*+.
電子版で拝読しましたが、電子特典SSも楽しかった❤︎
リュシカのお兄ちゃん・ダリウスが、抜き打ちで
二人の「お宅訪問」(しかも、カイの居ぬ間を狙って!)をするお話でした。
魔力を持つ人間と、持たない人間のいる国が舞台。身分の高い人ほど魔力保有率は高く、魔力も強い。
その国の第二王子として生まれたリュシカは、生まれつき魔力を持たない子だった。魔力なしの王族の誕生は長い歴史の中でも初めてで、リュシカは優秀な兄王子と比べられ、出来損ない王子と言われていた。
そんなリュシカには、特別な力があった。それは妖精が見え、動物達の言葉がわかること。意思疎通ができる。けれど、子供の妄想癖と誤解され、家族である王や妃、兄王子から疎まれる存在にー。
妖精や動物と話せる王子が出来損ないなわけないんだよなぁ~!
英雄になれる素質しかないんだよなぁ~!!!
なんて思いながら読み進めました!物語の流れ的には、出来損ないと思われていた王子が国の英雄になるというド王道ストーリーだと思います。だがそれが、いい!!!!
家族から疎まれ、息苦しい王城で息を潜めるように俯いて日々を過ごす主人公、リュシカ。そこにこう、リュシカのことを理解してくれる者が登場してですね、狭い鳥籠(王城)から飛び立たせてくれるわけです!
新たな地で、新しいことに一生懸命挑戦し、励むリュシカ。笑顔が増えていく彼の様子に、よかったねえよかったねえと涙ぐみました。
物語の途中、リュシカを鳥籠から解き放った救世主、カイ視点でも物語が綴られますので、お互いの想いあってる様子が読者によく伝わります。たまりませんね!大好きです!
いたずら好きの妖精さんのしわざであらあらうふふな展開もあり、ドラゴンがどーんと出てくる展開あり、お互い想いあってるのに引き裂かれる展開あり、かと思えば侵略されて国の危機!で、ボリュームのある物語ですのに一気に読んでしまいました。すっっっごく面白かったです!!
電子特典のSS、わんちゃんの優秀っぷりにめちゃくちゃ笑いましたし、兄がすっかりブラコン化していたのにも笑わせていただきました。大満足です!
火竜かわいいです火竜~!