しあわせ家族ダイアリー 文月から師走

shiawase kazoku diary

しあわせ家族ダイアリー 文月から師走
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
39
評価数
9
平均
4.3 / 5
神率
55.6%
著者
間之あまの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
花小蒔朔衣 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
お兄ちゃんのお嫁入り
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344854758

あらすじ

入籍して何年たってもラブラブ新婚夫夫(ふうふ)状態の宗匡と理緒&周囲の大人たちに愛されてのびのび育っている「チビら」こと留奈と礼央。なかよし八束ファミリーの幸せな日常とご近所さんとの交流を季節の楽しいイベント&エピソード盛りだくさんでお届け! 夏休み、運動会、誕生日プレゼント、クリスマス――、月ごとに7月~12月を収録。

表題作しあわせ家族ダイアリー 文月から師走

弁護士
20歳,大学生,宗匡の法律事務所のアルバイト

レビュー投稿数2

幸せカプのラブラブが溢れています

本シリーズは強面の弁護士と攻様のパートナーのお話です。

攻様と受様妹弟との半年間の悲喜交々と
結婚記念日デートを描いた番外編を収録。

既刊につき続いて7月から12月までの出来事を
季節感のある行事や出来事を描いた短編集になります。

巻頭「文月」をご紹介します。

受様は母の再婚で年の離れた妹と弟ができますが
母の事故死により義父は子供達を顧みなくなり
受様は妹弟を守りながらの苦しい生活を強いられます。

結果、犯罪の片棒を担ぐ羽目になりましたが
国際弁護士の攻様に助けられることとなり
受様達3人は攻様の家族となります。

子供達が夏休みの7月、
攻様にオーストラリア在住の両親から帰国の連絡が入り
グランピングに誘われます。

子供達には初めてのキャンプ体験にワクワクですが
受様は少し不安げに眉を寄せています。

攻様は受様との結婚と妹弟の養子縁組を
両親には事後報告でしたが
おおらかかつリベラルな2人は驚いたものの
あっさり受け入れてくれました。

半月後には一時帰国して受様達と顔合わせをし
3人のかわいらしさに一瞬で骨抜きにされ
帰国のタイミングでデート予約を入れてきてます。

受様は同性のパートナーであることに遠慮があるようですが
攻様の両親も攻様同様、そのままの受様がいいと思っていると
いつか心から理解してもらえればと思っています。

そして攻様の両親が帰国した日
攻様の友人兼仕事仲間からもおうちにおいてコールが来て
攻様は面倒なやり取りを強いられつつも逃げ切り(笑)
待ち合わせの場所に向かって出発進行です。

果たして初キャンプの行方とは!?

既刊「しあわせ家族ダイアリー 睦月から水無月」の続刊で
受様と受様妹弟をこよなく愛する攻様と
そんな攻様に溺愛される弁護士事務所バイトの
仲良し夫夫の家族と仲間達のお話になります。

本シリーズは前巻同様、
受様達のよき隣人、知人として他作のカプ達が
共演していてとても楽しい1冊でした♪

巻頭作の「文月」では攻様の両親と受様達が
一緒にグランピング施設を楽しむお話です。

攻様の両親も受様妹弟にメロメロなのですが
攻様が対抗意識バリバリなのも楽しく
祖父母と遊ぶ子供達、それを見守る夫夫のプチデートまで
ほのぼの&ラブラブでとても癒されるお話でした (^-^)v

「葉月」は農業体験、バーベキューからの夏祭り
「長月」は小学校の運動会
「神無月」はGWに植えたサツマイモの芋ほり体験
「霜月」はウサえもんとの公園デート
「師走」はクリスマス

と、どのお話もシリーズならではの客演わんさかで
それぞれのカプのその後が垣間見えるのも
とても楽しかったです♡

願わくば他のシリーズ、他の作家さんにも
本作のような番外短編集をお願いしたいです (^-^)/

0

甘くてキラキラ眩しい八束ファミリー。その幸せにどっぷり浸れる一作

前作「睦月から水無月」に続く下半期編。
こちらの一冊でも、八束家の賑やかかつ穏やかな愛に包まれたほのぼの日常を
余す所なく見ることができました。

星3つか4つか迷ったんですが、、
今回、下半期編ということもあって二人の馴れ初めなどはガッツリ省かれていて、
ちょっと「お兄ちゃんのお嫁入り」の内容がうろ覚えになっていた自分としては
そこは少し触れて欲しかったな、と。

あっ、このシリーズを読む方には、ぜひぜひ「お兄ちゃんのお嫁入り」から入ってみて欲しい…!
この家族のこれまでの道のりを知ると、今の幸せが簡単に掴めたものではないと
分かって、感情移入しやすいのではないかな、と思います。

あとはBLという観点から見ると、二人のいちゃつきは正直物足りない!!

最後の最後、結婚記念日の週末に二人きりで甘く濃い時間を過ごす二人の様子が
描かれているのですが、日常の中の二人のベッドシーンもちらっと見たかったな、、という気持ちがあり、総合的に「萌」で。
(でも気持ちは萌えと萌え2の中間ぐらいです‥!)

前作で「ほのぼの子育て目線」のシリーズだと分かり納得した
(と自分では思っていた)ものの、今回下半期編ではもう少し+されたものが見たかったんだな、と自分の欲深さに気付いてしまいました;

ということで、メインカプ二人の甘いいちゃつきを見たい方には
きっと断然物足りないとは思うのですが。

7月から12月、グランピングに夏祭りに運動会、芋掘りクリスマス忘年会…と
イベント目白押し、そんな中でひたすら楽しく満たされて過ごす八束家の面々が
キラキラ眩しいです✨ニコニコしながら読んじゃう。

「お兄ちゃんのお嫁入り」では実父から酷い仕打ちを受けていた理緒(と姉弟たち)が
笑顔いっぱいに日々をたくましく過ごしている姿に、なんとも言えずほっこり、幸せな気持ちになりました。

で!自分は電子で読んだのですが、電子版おまけSSがなんと!10年後の礼央視点なのです。

これ、すごく良かった。。

時に末っ子らしい自由奔放さを見せて読みながら「あーーー」となったり
していたんですが、10年後、たくましく育った礼央にはびっくりさせられました。
先輩に家族のことを揶揄され言い返す姿にすっきり。
自分の可愛さを十分理解し、活用してるところは相変わらずだったけど笑

思わぬおまけSS、アラサーになった理緒と多分アラフォー?の宗匡の描写に、
家族の幸せが続いていることを感じてなんとも言えぬ幸福感に包まれました✨

間乃先生の他作品のカップルたちもいろんな所に顔を出していて、
全て読んでいるわけではないけれど知っているカップルが出てくる度に
ニヤニヤしたりほっこりしたり、楽しませていただきました♡

1

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