宮殿のような屋敷で僕の声を探している

kyuuden no youna yashiki de boku no koe wo sagashiteiru

宮殿のような屋敷で僕の声を探している
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

46

レビュー数
3
得点
91
評価数
20
平均
4.6 / 5
神率
75%
著者
キトー 

作家さんの新作発表
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イラスト
石田惠美 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
ブルームーンノベルズ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

資産家ナジャーハ家で働くリクは、落馬のため寝たきりとなってしまった御曹司ライルのお世話係を務めている。本来であればライルと顔を合わせることのない下っ端のリクだが、皆が嫌がるためこの仕事が回ってきたのだった。リクは毎日声をかけ、丁寧に清拭し、献身的にお世話し続けた。しかし数ヶ月後、ライルが無事目覚めた時にはリクの姿はそこにはなく――。ライルは宮殿のように広大な屋敷を歩き回り、声を頼りにリクを探し続ける。目覚めてから一年が経とうとした時……やっと見つけた。「求めていた声と同じだ……」激しい口づけで搦め捕るけどリクは戸惑っていて――。規格外の愛を与えてくる御曹司と心優しい健気な下っ端使用人の献身愛。

※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。

表題作宮殿のような屋敷で僕の声を探している

ライル・ナジャーハ
ターリク

レビュー投稿数3

スパダリの怒涛の愛が良き…!

たまたま見かけて、あらすじも挿絵も好みだなと購入したら、ぐいぐいと物語に惹き込まれてあっという間に読み終わってしまいました。

受けの子には前世の記憶がありますがそちらの要素はほんのりとしか出てこず、食べ物に目がない元気な様子は可愛らしくて好感が持てました。
再会してからの攻めの怒涛の愛情で殴り倒されていく所も見所です。

攻めは攻めで受けにしか見せない甘い顔や控えめに子どもの様に駄々をこねてしまう所など最高で、かと思いきや他の人には冷酷で出来た次期跡継ぎなのだからそういうのが好きな人にはがっちりハマると思います。
溺愛ぶりが凄すぎて逆に受けに安心感与えているスパダリ様でした。ありがとうございます。

また、何より一番好きな所は作者様のあとがきにて最初に書いたという所。思わず自分も涙ぐみました。

このお話ではいろんな愛情を垣間見えた気がして、本当に大好きな作品となりました。

少しでも気になる要素があれば、ぜひ沢山の方に読んで頂きたい、そんな作品です!

2

再会できてからが攻めの本領発揮…!

とても面白かったです!

ライルが声を頼りに再びリクと出会うまで、神がかり的なすれ違いが多発します。忙しいなかで探しまわるライルと絶妙な回避をかますリク、やきもきする時間も楽しい!再会から思いが伝わるまで時間はかかりますが、そのあとの甘々は すごく美味しかったです!
美麗な挿絵も最高です。ライル美しい!色気すごい!リク可愛すぎる!

紙版書籍化を猛烈にお待ちしてます!

4

生涯忘れない作品に出会いました。とても心に刺さる一文でした。

こちらの作品はコメディとシリアスのバランスが絶妙な慈愛溢れるヒューマンドラマな主従BLです。
大富豪と庶民という格差をものともせず、ひたすら溺愛する攻め様の執着をどうぞ見届けてください。

ライル(攻め)は事故でほぼ昏睡状態。意識、聴覚はあるが周囲には認知されてなく、身動きも取れない闇の中で自身の生に絶望。
それを救うのが職務で介護に就くリク(受け)の献身と何気ない声かけの数々。
奇跡的な回復をしたライルは、“声”だけを頼りに恩人リクを探し求めるが……という本作、見どころは出会えるまでの物理的すれ違いとふたりの温度差によるジレモダです。気持ちの傾き方に説得力があってきゅんきゅんする最高のハピエンです。

人間の尊厳、延命、肉親としての判断や情など重たいテーマを根底に、生きることは食べることと言わんばかりの明るい食欲と性欲に和みます。

読んでいる間中、込み上げてくる感情を抑えているのが大変でした。丁寧なわかりやすい文体で綴られているため登場人物に感情移入しやすく喜怒哀楽を激しく揺すぶられたからです。
感動するシーンと笑える場面が盛り沢山で時間を忘れて没頭できるオススメ作品です。

6

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