条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
burai alpha ouji to kaedama hi ha kodakusan
タイトルと表紙イラストからも伝わってくる、子沢山ほのぼの夫夫の姿(*´˘`*)♡
…が、しかし。身を切られるような切なさのある、中華風オメガバースファンタジーでした。こんなにも想っているのに正体は明かせない辛さよ…!
読み始めたらページをめくる手が止まらず、一気に読み切ってしまいました。
主人公はシュンリュウ(春柳)、20歳のオメガ青年です。
病に伏している母のために必死で働くシュンリュウですが、ある日市場で襲われかけたところを精悍な青年に助けられ、一目で恋に落ちてしまいます。
叶わぬ想いだと分かっていながらも日に日に想いが募っていたある日、突然王宮からの秘密の使いが。
なんと病気の母を助ける変わりに、第二皇子・キーシャオに瓜二つのシュンリュウに閨でだけ成り代わり、子を孕むようにーとのお達しで…
と続きます。
これ、替え玉を言い出したキーシャオ皇子の傲慢さ、高飛車な話し方なんかに最初はちょっとムカっとするんですが、実は彼は彼で想い人がおり、道ならぬ恋をしていて…という事情が徐々に明かされ、”いけ好かない奴”から印象が一変。
ラストの方では懸命に応援してしまっている自分がいました。ツンデレ・キーシャオ、すごく良いキャラだよ…!
彼の生活の一変ぶりはちょっと心配になってしまうほどなんですが、βの元警備兵・レンと共に、家族のささやかな幸せを噛み締めて生きる姿がたくましく、頼もしかった✨
畑仕事で荒れてしまったキーシャオの手をさすり、申し訳なさそうにする夫・レンの深い愛も心に刺さります。
で、メインカプの方。
もーー攻めのハオランがいい男すぎるー!!!市場でシュンリュウを救ってくれたのはきっとこのハオランなんだな、と読者には早々に察しがつくのですが。
分かってはいても、見た目だけでなく言動すべてが男前な攻め様にうっとり、宮廷での奇跡の再会に「ううーー!」と心沸き立ちました。
そしてそんなハオランに恋をするシュンリュウの想いがもう、本当に切なくて、、( ; ; )このグッと胸を刺す切なさを何か別の言葉で表現できればいいんですが、できない自分の語彙力にがっくり;
閨を共にする時にしか会えず、子を産んでからも母として子に会うこともできないシュンリュウの気持ちが痛くて切なくて、読みながら泣きそうになりました。。
いつ、どんな形でこの”替え玉”がバレてしまうのかー
そしてバレた後、二人(シュンリュウとキーシャオ)、子供たちはどうなってしまうのか…
きっとハピエンだよね、と分かってはいても結末が気になって、ドキドキしながらページをめくっていました。
そして終盤、察しの悪い自分には全然察せていなかった事実が明らかになり、読みながら思わず「えっ!」と声を出してしまったー…!
いや、後から考えたら”普通気付くんじゃ”って思うんですが、自分は恥ずかしながら気付けませんでした;
”何も心配することはない”という言葉どおり、出会ってから替え玉として会っていた時、そして正体がバレた後まで、最後まで男前が貫かれていた攻め・ハオラン、最高にカッコ良く頼もしい夫で父です✨理想だわ。。
あとがきで墨谷先生が”最初はオメガバースが苦手だと感じていた”と書かれていたのが信じられない〜!
中華風「替え玉」王宮ファンタジー、見た目も内面も男前な攻めとのロマンティックな恋物語を思いっきり楽しめる、最高の読書時間でした・:*+.
タイトルにもある通り、
ある国のΩ皇子が他国に嫁ぐ事になっているのに、既に好きな人が出来たので…なんとか夜の閨だけでも替え玉Ωに勤めをさせて子供もその替え玉に産んで貰いたい。という、ちょっと傲慢な計画の元で替え玉になったのがシュンリュウなんです。そしてΩ皇子キーシャオとシュンリュウは瓜二つの顔立ちなんです。
シュンリュウは病気の母親を助けて貰う代わりにそんな無謀な計画に加担するしかなかったのですが…
閨で顔を合わせたハオランにどんどん惹かれていくし、ハオランも替え玉とは知らずにとてもシュンリュウを気に入って大切にするんです。
シュンリュウがハオランを好きになればなるほど、本当の自分では無いキーシャオを演じている自分に苦しくなるんです。一方、キーシャオもハオランを好きになっていくシュンリュウを見ていて、会うこともままならない自分の恋に苦しむんですよね。
そんな感じで偽りのΩ妃は苦しい状況になってしまうんですが、
そんな状況を打開するのが次から次に子宝に恵まれる事なんですよね。
子供が出来たことでハオランとシュンリュウ二人の絆はどんどん強くなっていくのですが、一方のキーシャオの恋は…そして、だんだんと、ハオランも何か違和感を感じてきて…
キーシャオの我儘から始まった替え玉婚なんですが、苦しい立場にあってもどこかハオランならなんとかしてくれるんじゃないか?という謎の安心感を持ちながらよんでいました。シュンリュウが健気にそして誠実にハオランに対してもキーシャオに対しても身分をわきまえながらも、仲良く愛情を持って接しているのが、微笑ましくて。そして、偽りの中でも産まれた子供達を決して悪いようには言わずに大切に可愛がっているのが、読んでいて不安よりもこの状況が丸く収まって欲しいな!墨谷先生!って思いながら最後まで読むのを止められませんでした。
ラストまで読むと、ハオランとシュンリュウ。キーシャオと恋人レン。二組のカップルの色々な謎が明らかになったりして。とても満足する読後感でした。
出てくる主要なキャラクターがみんな好感が持てるんですよ。特にキーシャオがだんだん不器用だけど優しい人だと思えてくるし、ラストには一番このお話の中で変化したと思えました。そしてハオランの無頼感が良くて、明るくて気さくな話し方、そして子供にも妃にも愛情深かったのが、読んでいてとても幸せでした。特に印象深かったのが、何人もの子供達の中でΩ性の子が産まれるんですが、その子の名前に込めたハオランの気持ちがとても好きでした。