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kusogaki maou sama kourin-isekai juusha ha ai no shitsuke wo oosetsukari mashita ga
信玄×ベルベル
初めて読んだ柿家猫緒先生の小説。
めっちゃ面白い!
冒頭のたった2ページの序で、
全体の雰囲気と、2人の性格、背景、関係性が一目瞭然。
一味違う異世界転生トリップにすぐに引き込まれた。
悪魔の棲む異世界の暗闇の雰囲気が漂うけど、
悪魔たちがどこか憎めない。読みやすさも抜群。
そんな異世界にトリップしてしまったのは、
主人公の長男気質で、筋トレ好きな大学生・信玄(22)。
彼が元の世界に帰るために、
12歳(自称112歳)の「クソガキ魔王」ベルベルの世話係を務める。
主従関係からスタートして、
6年間にわたる2人のお話。
ベルベル様の暴れん坊で生意気っぷりに、
すっかり耐性がついて、信玄の冷静なツッコミが冴え渡る!
ベルベルが魔王らしく仕事や教育を受けながら、
2人の愛らしい日常のやり取りには笑いが絶えない!
ベルベルの成長(体だけショタから成人、性格はおてんばわがままなまま)とともに、
深まっていく2人の絆の中、
どんどん妖しく美しくなってしていくベルベルの見た目や、
鼻水混じりの真っ赤い泣き顔に、信玄も読者も心がとろける!
魔王としての孤独がちらりと見えるたびに、もう放っておけなくなる!
信玄の保護者心理から劣情へと変遷が絶妙!
ベルベルの性的な好奇や、
通精過程が信玄の手助けによってさらに加速していく2人の欲求も絶妙!
ベルベルの甘ったれな幼い心から恋心への自覚も絶妙!
恋初心者での恋、童貞同士でのエッチ進展も、全てが絶妙すぎる!
信玄の元の世界への帰る、お別れが迫る展開が切ない。
またベルベルが信玄を帰さないための必死な計画を立てる姿がウケる!
魔王の矜持さえ捨てて、
信玄の前に爆発してしまう純粋な「好き」という気持ちが最高に可愛い!
信玄視点で進んで、
後半からベルベル視点も加わって、
2人の感情の変化がリアルに描かれて、
お互い無自覚な独占欲がぶつかり合うところが非常にいい!
コミカルたっぷりで!
どこかほんわかして、しっかりハッピーエンド!
奈良千春先生のイラストにも大満足!
ハートをガッシリ掴まれる作品でした!
柿家猫緒先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
可愛い 4
生意気 3
焦れったい 3
エロ 2
な感じだと思います。
信玄さん×ベルベル様のカプです。
タイトルに「降臨」とありますが、魔王様が人間の世界に降臨したのではなく、人間の信玄さんが悪魔の住む世界に来てしまった、という設定です。なので悪魔からは信玄さんが異世界人と認識されています。
とにかくベルベル様が生意気なクソガキだけど何だかんだ憎めない可愛さがあります。悪魔の年齢では百十二歳ですが、卵の状態で百年、それから孵化してなので、実質十二歳では?と信玄さんも突っ込んでいますし、初登場時のベルベル様は見た目も中身も生意気な少年って感じです。
勿論、物語りが進むと百十六歳、百十八歳と成長しますが、それでもやっぱり生意気さは残ったままです。でもそこがまた可愛いです。
幼くても魔王である為、周りの悪魔達から一線を引かれているベルベル様。だから余計に生意気な言動が増長しているのですが、信玄さんだけはしっかりとベルベル様を叱ったり何だかんだ遊んであげるので、ベルベル様も信玄さんに懐くようになります。そんなベルベル様を愛しく思う信玄さん。
でも誤って異世界に来てしまったので、日本に帰ろうとする時のあっさりさには、信玄さんちょっと薄情では?と思ってしまったり、ベルベル様もなかなか素直になれない性格なので、お互いの想いが上手く伝わらず、焦れったいと思うところはありましたね。
今作では第一幕、第二幕となっていて、第二幕ではベルベル様視点も書かれているので、ベルベル様がいかに信玄さんを想っているのかが分かるので、普段の生意気さとのギャップがあるので可愛くてめっちゃ愛おしいです。
生意気なクソガキ魔王様のベルベル様とそれに振り回されながらも優しさと厳しさと独占欲もチラつかせる信玄さんの焦れったい両片想い、でもドタバタ感の楽しさとベルベル様の可愛さを、是非とも読んでほしいです。
今回は悪魔国に落ちた大学生と82代目の魔王のお話です。
界渡りした攻様が元の世界に戻る費用稼ぎに
受様の従者となるもののほだされて番になるまで。
攻様は筋トレが趣味で全身に筋肉がついているものの
温和な雰囲気ながら十人並みの顔立ちの
平凡な大学生でしたが
塾講師のバイト帰りに亜空間の穴に落ち
悪魔の国シオエル王国に転移してしまいます。
シオエル王国には1年に2.3人、地球人が落ちるらしく
大昔は人間は容赦なく食べられていましたが
現代では異世界人保護法が施行され
異世界人にも悪魔同等の人権をが与えられています。
親切な悪魔に「帰る方法もある」と教えられて
役所に行くものの
亜空間転移の特急転移魔法の料金は前払いで
1万シェケル(日本円だと1000万円)と言われます。
「代金分稼いでこい」と見せられた求人票の中に
賞与・昇給・各種手当あり、制服貸与、三食付住込、
年齢性別不問、未経験者歓迎な求人がありました。
それは魔王である受様のお世話係の求人で
どんな仕事かはわからないながらも
とりあえず王城に向かうことにします。
城の衛兵の巨躯の悪魔は
世話係志望者ときくと熱烈歓迎され
担当らしき獣耳の悪魔には
言葉は通じるか? 四肢はあるか? 呪い持ちではないか?
という問いだけで採用されるのです。
しかもそのまま受様の私室前まで連れていかれて
彼は観音開きの扉を開いて攻様を放り込まれ
「新しい従者ですので何なりと申し付けください」と
早口で受様に告げるとサッと退散されるのです。
受様は稀有な美しさを滲ませて玉座に座っていますが
己の偉さを自覚した尊大なクソガキ様です。
攻様は受様が傍若無人過ぎて従者がいつかず
ザルな面接で採用されたのだと察しますが
食事を運んできた悪魔の銀のトレイを
受様が尻尾で叩き落す状況に
攻様は眉を吊り上げて玉座の受様に詰め寄り
食べ物を粗末にしたことを説教してしまいます。
受様は異世界人が魔王の自分を怒鳴ったと大号泣!!
果たして攻様は従者になれるのか!?
魔王として我儘放題な受様と悪魔の国に落ちた攻様の
異世界トリップファンタジーです♪
前半は攻様視点で悪魔の国に界渡りしてしまった顛末から
魔界事情と受様の傍若無人ぶり振り回される攻様の様子が
こみ金に楽しく読めます。
後半は受様視点で攻様を気に入った受様が
帰さないために的外れな努力をする様子に
ニマニマさせられます。
筋肉ゴリラな攻様は脳筋なので
受様の言動の真意に気付かないし
自分の気持ちにもなかなかな気付きません。
受様は自分の思考に酔いがちなので
思い付きで行動するため結果に結びつかず
散々な目に遭う展開が面白く
至高な存在である魔王というイメージとの
ギャップとなっていてワクワク&ドキドキ♪
人間と悪魔という種族の違いによる
今後の未来が気にはなるものの
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
奈良先生なのでマストバイ。受けは可愛いし攻めにいい子いい子してもらいたいんだけど、「おお♡」という何かが無かったので萌にしました。本編250P弱+あとがき。
ある日突然異世界につながる穴に落っこち、悪魔の住む国に来てしまった信玄。元の世界に帰るには1000万ほどかかると言われ、高収入の求人に応募します。その求人の内容は魔王様の従者になることで・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
グシオン(攻めの上司になる悪魔)、その他悪魔少々ぐらい?
++
攻めは子供の扱いが上手いコミュニケーション能力ばっちり男子。雰囲気柔らかいので、営業とかお子様向け先生とかめちゃ向いてそうな気がする。魔王様だからって遠慮はしないで、弟等に対するのと同様に受けをきっちり叱るのが良いです。私もぎゅうしてもらって、いい子いい子って頭撫でられたい。
受けは生まれたときから魔王な、我儘し放題、さびしんぼ、構ってちゃん。誰もぎゅってしてくれたこと無いんだったら、そりゃそうなるよね。なぜかという理由は分からないし何を求めているのか分からないけど、何かをずっと求めている感じなんだろうと思います。攻めに出会って、しかってもらって、ほめてもらって。そりゃ嬉しいよね。ただ、なんといっても魔王様。とんでもない魔力持っているので、ひとたびヘソを曲げようものなら、巨大なドラゴンとかし、あちこちボウボウ燃やしちゃうし。面倒見るの大変~
そんな二人の楽しい恋話でした。とっても楽しかったし、受けのベルベル様がそれはそれは可愛かったし、エロいところはちゃんとあるし。なんかあともう一押し、ハマるものがあれば、とってもお気に入りになったんだろうけどな。何が足りなかったんだろう????お話が王道すぎたのか?