凶暴三兄弟

kyoubou sankyoudai

凶暴三兄弟
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
66.7%
著者
野原耳子 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
サークル
雑談屋<サークル>
ジャンル
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

★長男(冷血医者)+三男(毒舌ハニーフェイス)×次男(暴力馬鹿)

とある地方の町で、父親の権力を笠にきて傍若無人にふるまう三兄弟がいた。
麻原兄弟は、町中の人間から「凶暴三兄弟」と呼ばれて恐れられるが、
ある日、兄弟の愛犬・姫子が誰かに殺される。
怒り狂う次男は、長男と三男を巻き込んで犬殺しの犯人を探し始める。
だが、犯人探しの途中で、次第に兄弟たちの態度が変わってくる。
兄弟たちから突き付けられる言葉に、次男は戸惑い、葛藤を覚える。
それによって、次男が子供の頃、町の人間に誘拐され、
地面に生き埋めにされた残酷な過去とも向き合うことにもなり――

※暴力表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
※エセ方言です。

【内容】
・本編「凶暴三兄弟」
・番外編「長男のスキップ」
・番外編「三男の溜息」
・番外編「アンパンの羨み」
・番外編「あの子のはつ恋」
・番外編「家政婦 瞳さんは見た!」

表題作凶暴三兄弟

麻原家の長男で二郎の兄,外科医
麻原家の次男,18歳→28歳,高3→盲導犬訓練士

同時収録作品凶暴三兄弟

16歳,二郎の弟
18歳,高三,麻原家の次男

その他の収録作品

  • 番外編「長男のスキップ」
  • 番外編「三男のため息」
  • 番外編「アンパンの羨み」
  • 番外編「あの子のはつ恋」
  • 番外編「家政婦 瞳さんは見た!」

レビュー投稿数1

暴力×ガチ兄弟。想像以上のグロさでした

うーーん……、これ、すごく評価が難しい。。
「萌」としたんですが、決して萌えたわけではない…ということを先に書いておきます;

むしろ、萌えも共感も皆無だった、、んだけど面白くないわけではなく、、
じゃあ面白かったのか?と聞かれるとこれまた「…?」という感じで。はっきりしなくて自分でもモヤモヤしますが、本当にそういう感じです。

野原先生の年下攻めオメガバースシリーズが大好きで、その他の作品も少しずつ集めて読んでいます。
ダークめなもの、人外ものなど色々読んでみましたが、やっぱり自分は王道系が好きだなあと再認識。

こちら、序盤〜中盤までとにかく暴力描写のオンパレード、中盤以降は主人公が改心(?)してだいぶ人柄が変わり、ガチ兄弟との3P、兄攻め・弟攻めとの各絡みが中心となります。

暴力描写がかなりガチで痛そう&動物(犬)が痛めつけられるエピソードが冒頭にあるので、苦手な方は本当にご注意ください。。
直接的に”どうされたか”という描写はなくとも、”どんな状態になったか”という描写だけでも犬好きな自分には辛かった;

田舎町の有力者を父に持つ麻原三兄弟。次男の二郎は気に入らない奴は女も子供も同級生でも容赦なく、片っ端から痛めつけるという荒くれ者で嫌われ者。
けれど二郎がそんなクズになったのには、幼い頃のとある事件のトラウマが深く関係していて…

といった内容のお話。

二郎のこの暴力描写が、想像していたよりもかなりエグいものでちょっとまともに読めなかった部分もあり(目を滑らせる感じ)。

後半、改心して別人に生まれ変わったかのようになっているんですが、それでも憎まれ恨まれて当然だと思ってしまいました。

口から頬まで裂かれた相手の10年後の復讐が果たされてても文句言えないよね、と思ってしまったし、町に戻った二郎が泥を全身にかけられてても、いまいち同情も共感もできなかったな、、

兄弟との歪んだ愛、愛を得てからの二郎の変化が描かれていて、主人公の成長ストーリーとしては良いものだと思うんですが。

前半の暴力描写が長いのとその内容のグロさに、いまいちストーリーに入り込めず乗り切れず、で終わってしまいました…やっぱり先生の作品は年下オメガバースが好き。。

1

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