もしお前が化身じゃなくても、きっとお前に恋したと思う

三十代で再召喚されたが、誰も神子だと気付かない 2

sanjuudai de saishoukan saretaga, dare mo miko dato kidukanai

三十代で再召喚されたが、誰も神子だと気付かない 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

212

レビュー数
3
得点
79
評価数
18
平均
4.4 / 5
神率
55.6%
著者
司馬犬 

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イラスト
高山しのぶ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

主人公の澤島郁馬は、十代の時に神子として召喚された異世界に三十代になって再召喚されたが、一度目の召喚時では仲が悪かった化身、セルデアと恋仲になり、化身を蝕む瘴気の大本を消失させ、平穏な生活を送っていた。そんなある日、隣国で新しい化身が見つかったと一報が入る。確認するためセルデアたちとともに隣国に向かう郁馬だったが、突然現れた瘴気をまとった動物たちに襲われてしまう。セルデアは自分のことを犠牲にしてでも、郁馬や他の人々を守ると言うが、郁馬はセルデアに自身も大事にしてほしい。しかしそれを上手く伝えることができず悩んでいて……

表題作三十代で再召喚されたが、誰も神子だと気付かない 2

公爵家当主で化身の一人
再召喚され神子の力を失った元神子

レビュー投稿数3

イカ!食べさせてあげてよぉ!

イクマさんとの約束は絶対忘れないマンのセルデアさんとイクマさん、念願のイカ食い倒れデートだー!かわいいデート、見せてくださいよ!と、わっくわくしながら読んでたというのに……あ、あんなことになるなんて思わないじゃないですかぁ!

本文と番外編、今作もすっごく面白かったです!舞台を隣国へ移し、前作では「どうしようもねぇな!」と思ってしまった残念な化身2名の見せ場もしっかりあって、好感度回復しました。ちゃんと、やればできる男たちでした。
前作では、セルデアさんの一途すぎる重い愛に涙涙でしたが、今作はイクマさんの、セルデアさんに対する愛に涙涙でした…。
今作も高山先生の美麗な挿絵があるのですが、こ、ここに挿絵を持ってこられるのですかー!と、再現度の高すぎるイラストにわたしの涙腺も崩壊です。彼の涙は、美しすぎました…。

セルデアさんとイクマさんの、お互いの愛の深さに咽び泣き、予想できない怒涛の展開に「そ、そうくるー!?」と夢中で読み進め、元神様の置き土産に抱く思いが物語中盤と終盤でガラリと変わり(守って、くれてたんですよね…!)、元神様とその恋人の微笑ましい過去のワンシーンに和みつつ、彼らが歩む未来を思って胸が苦しくなったり、今作ラスボスの真意に(やはり憎みきれない…)となったり、自分の眷属にでも嫉妬しちゃうセルデアさんかわいい!ミニ白蛇さんプリティ!元側付き神官さん、安定の泣き虫っぷりだけどかっこいい!演技上手なパーラちゃんに主演女優賞あげたい…。ユヅくんそうだったの!?いやでもわかる、惚れるよね…などなど、泣いたり笑ったり、たくさん楽しませていただきました…!
大満足です!続きは出ないんでしょうか!自国へ帰る前に、イクマさんはセルデアさんとイカ食べられたんですか!?リベンジデートを楽しんでから自国へ戻ったと信じてます…!

0

2

その後が読めるて思ってなかったよね(・∀・)
晴れて結ばれた二人のその後の話
攻の執着増し増してて可愛いのに加えて
サワジマの若返り&思ってたよりずっと
愛深くてモユルよね。うんうん

今回は隣国への神子派遣
消えゆくかとおもっていた瘴気ふたたび!?
失ったイクマの神子の力の行く末やいかに。

気まずかった昔の仲間との和解
夜の神
足りなかった補填含め面白かった。
イクマを愛しすぎているが故にな
濡れ場も多くてよかった。
よもやな場所で盛るセオドア様好きでふ

1

執着溺愛する攻め様に萌える…2巻も読み応えたっぷり

昨日1巻を読み、電子化を待とう…と思っていたのですが、ちょっと待ちきれなくてどうしても読みたくてアマ◯ンをぽちっとしてゲットした、こちら。

いや、一風変わった異世界トリップもの、この2巻も面白かった〜!
メインカプの二人がもう相思相愛、カップル状態から始まっているので、切なさは1巻の方があったかな。

中学生時代に異世界に召喚されたイクマ(受)は30代となって再召喚され、以前は嫌われていた(と思っていた)公爵・セルデア(攻)と恋仲になり、平穏な生活を送っていたけれど。

ある日隣国で新たな化身が見つかったと連絡が入り、化身に溜まった瘴気は神子にしか癒せないため、その確認のために隣国へ向かうのですが、その途中動物たちに襲われてしまいます。

自分を守ろうと必死に戦うセルドアを見て、イクマは自分自身のことをもっと大事にして欲しいと伝えるのですが、お互いの関係がぎくしゃくしてしまいー

と続くお話です。

や、メインカプ二人の恋が成就している分ときめきは少ないかな?なんて思っていたのですが。

脇キャラの思い、特に終盤の教皇メルディの過去と神子たちに対する想いに、や、やられた。。心が撃ち抜かれました。そして、切ない…( ; ; )

だけど、個人的には新たな神子、ユヅの恋心はなあ…要らなかったかなあ。。ちょっと余計に感じてしまったかも;

ただ!1巻でも萌えに萌えたセルデアのイクマに対する執着と愛、優しさはこの2巻も健在で(むしろ隠す必要がなくなったのでヒートアップ)、もうひたすら萌えた//

セルデアがイクマを呼ぶ時の「貴方」という言い方がすごく好き…品があるけど体を求める時は貪り食っちゃう攻め様、最高です・:*+

瘴気が生まれるきっかけともなる、神と人間の恋のお話や隣国の皇帝ラティーフとイクマとの関係など、細かい部分に色々と伏線が貼られていて、読み応えたっぷりの夢中になれるファンタジーでした✨

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