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suekko shuukatsu kakenuke mashita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイトル通り、真弓が就活を駆け抜けました。みんなの成長が胸にくる。なんとも感想が難しい。でもここにたどり着けて、それを読むことが出来て良かった。 「助けて」と言える力があるということを忘れないこと。 どんどん物語が終わりに向かっていくのをひしひしと感じます。 みんな大人になって……巣立っていくんですね。 また最初から読み直したくなります。
末っ子・真弓の就活の行方、そして三男・丈の今後が大きく動く20巻でした。
タイトルどおり真弓が主人公なんだけど、個人的には丈の決断、これから背負っていくものの大きさにドキドキ&ハラハラ…
BLではないから丈の恋はフォーカスされないと思うけれど、気になって仕方なかったです。
で、真弓ちゃん。
19巻で児童養護施設の拓に家庭教師ボランティアをすることになり、幼い勇太のことを思い浮かべて「秘密の話」を共有し、距離が近づくも。
そんなやり方で愛着を”持たせた”ことに罪悪感を感じてしまい、ついにー
と続きます。
これ、私自身は読んでいて「そこまで自分を責めるような悪いことかな?」と19巻からずっと密かに疑問に思っていて、、
確かに拓の境遇とは違うけれど、「両親はいない」ことは本当で、決して嘘をついているわけじゃない。
ひたすら後ろめたさ、苦しさを感じている真弓に「そんなに苦しまなくてもいいよ」と声をかけたくなってしまったけれど、21年間生きて経験してきた真弓だからこその思うところがきっとあるのかな、と自分を納得(させたような、しきれないような)。
19巻から続く大きなテーマだったと思うんですが、自分の中ではちょっと素直に消化しきれない部分はありました。
大河の頼れるお兄ちゃんぶりが光ってたなあ。。中学生で両親を事故で失くし、兄弟たちを支えなくてはいけなくなるってどれだけ大変なんだろう…でも、兄弟たちがいたからこそ頑張れたんだと語る大河の言葉はそのまま真実なんですよね。
家族、兄弟の絆、難しさや温かさ、そんなものを今一度静かに見つめたくなるお話でした。
こちらの最新刊もやっぱり、ラブや甘さよりも切なさが際立っていたけれど、未来へ向かう道筋は明るいな、と思えるラスト(シリーズはまだ続くと思いますが)に拍手!✨
真弓はどんな先生になるのかな。教壇に立つ姿もぜひぜひ見たいです☺︎