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mobu nanoni oshi kara aisare route ni hairi mashita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
モブという存在が好きです。物語の脇キャラだからこそ見える世界!モブ視点からでしか得られない栄養がある、ような気がします。
タイトルに惹かれ、絵師様のイラストに見惚れ手に取りました。chi-co先生の作品は初読みです!
生前、大好きだった小説(公式でifストーリー盛りだくさんだった)の世界に転生した主人公。平民のモブ。とあることから推しキャラと知り合いに。
平民の主人公が、小説の最推しキャラと出会い、何やかんやありまして溺愛されるという流れでした。面白かったです!
主人公は原作小説を愛しており、推しが怪我したりする未来を知っていながらも、そんな推しも尊い!原作の流れを変えるなんてそんなそんな!と、「原作改変ダメ絶対!」派でした。ここがちょっと珍しいなと。
シナリオ改変してやるよ!(改変できたり、強制力でできなかったり)な流れのお話はたくさん見てきましたが、ダメ絶対派はまだ少ないのではないでしょうか。結果的に原作と現実、多少変化はあるんですが、そのたび顔色を変える主人公が珍しくて新鮮でした。
最後は開き直っちゃいますが、その気持ちの変化も納得の流れで。応援したくなりましたね!
9割モブである主人公視点ですので、推しであるヒーローの恋愛的気持ちの流れは彼の行動で察することが多かったです。主人公に触れてくるだとか、他キャラと接してると不機嫌そうにしているとか。
ここではもう好意を抱いてるのかな?と思う場面が多々ありました。その答え合わせのように、エピローグ前にヒーロー視点がちょろっとあります。
主人公は自分のことをちょっとかわいらしい顔立ちのモブ、みたいに思ってますが、そんなことなかったようでw
そうだとは思ってましたが、ちょっと笑ってしまいました。
主人公はあくまでモブ、みたいな立ち位置ですので作中で起こる事件に多少関わってもメインではありません。事が終わってから説明されたりが多いので、ちょっと物足りない感はありますが一気読みしちゃうくらいに面白かったです!
挿絵はどれも美麗でした。眼福!
chi-co先生2ヶ月連続新刊発売!ワーイ
先月は「やり直しパラレルワールド」でしたが、今月は【推しの為なら世界を変える異世界転生BL】です。
推しの為に世界を変える系のお話が大好きなんで、迷わず購入しましたが…うーーん。
結果的には世界を変える為に奔走する訳ですが、今作の受けくん。ちょっと行動が遅いです。
いかんせん、この子は「モブ」なんです。
大好きなライトノベル世界へ転生し、憧れの推しとも出会えてハッピー⭐︎な受け君ですが、原作愛が強すぎるので「僕のようなモブが原作を変える訳にはいかない」と、一向に行動しない!
(まぁ、意図せずに色々と変えちゃうんですけど)
一方で「原作を変えたくないけど、推しを救いたい…」と葛藤する様子がコレ系の主人公では珍しくて面白い部分でもあります。
ただ、モブに徹する余り中々行動してくれないので、めちゃくちゃ焦れったい……!
早く動いてくれ〜〜〜と何度思ったことか 笑
特に、悪役令息キャラの第二皇子の悪堕ちを防げるのは主人公だけなので、早く救ってくれ〜〜〜と焦らされました。
そして、攻め様の変化が分かり辛かったです。
クールな無口男子の〝執着&溺愛変化〟にたいへん萌えましたが、あれ?いつの間に??感が拭えず。
後半の攻め視点閑話でやっと納得できましたが、どうせなら濡れ場の前に挟んで欲しかった……笑
主人公の覚悟が決まってからは一気に物語が進むので面白くなりますが、そこに至るまでが少し冗長に感じてしまったので、今回は〝萌〟評価に。
本人的には目立たない「モブ」でも、平民では珍しいプラチナブランドの美少年で、実際には全くモブじゃない設定が好みでした◎
また、サブキャラ達も沢山活躍していて、中でも毒舌な友人のベンジャミン君がお気に入りです!
日本人男性として生きていた前世の記憶を突然取り戻した主人公のお話。
ただのパン屋の息子だったはずのラビィが、前世の記憶を思い出してからというもの、自分が生きる世界が前世で愛読していた物語の世界だと気付く…と、転生ものとしてはスタンダードな流れかなと。
こちらの作品ならではなところが、タイトル通りラビィは主役級の人物では決してないんですね。
愛読していた物語には存在すらしていなかったのかもしれません。
そんな彼が、ひょんなことから物語で推していた公爵家の嫡男・ラファイエットや、いわゆるやんごとなき身分の人々と交流していくことになります。
学院生活を送りながら、前世で熱心に読み込んだ物語で起こる悲劇的な出来事を回避させてしまうラビィ。
本当はストーリーを改変させるはずではなかったのに…となりますが、その人物が自分の目の前で生きていて、物語では描かれていなかった人間性を知ってしまったら、最悪の流れが分かっている身であればやはりどうにかしたいと体が動くのは仕方がないことでしょう。
ただ、ラビィはただの平民。
展開的にはよくある流れではあるのだけれど、名のあるキャラクターではなく、主人公が本来であれば名もなき平民だというのがこちらの作品の面白いところ。
なんというか、話は進んでいくのにどこか一歩引いた視点でものを見ている気分になるんですよね。
これがモブ視点ってやつなのかーと、ここは面白かったです。
ところが、肝心の恋愛面は唐突感が否めず萌えられず。
タイトル通りではあるのですが、ほぼほぼ王子たち関係でページが持っていかれているものですから、最初から愛される受けの図を想像すると頭を捻るかもしれません。
なので、攻めとの恋愛はややとってつけたように見えてしまうところがあり、うーん…盛り上がれませんでした。
あまり見かけないひねりの効いた設定は面白かったです。
今回は第一王子の親友の公爵家子息と
パン屋の次男に転生した元日本人のお話です。
物語世界でモブ役に転生した受様が
攻様の不運回避を目指した結果、彼の恋人となるまで。
魔力の存在する世界ながら
パン屋の次男である受様は魔力とは無縁な庶民でしたが
13才の少し前に友達と狩りに行った森での魔物と出会いで
魔力に目覚めて火魔法を使って撃退しますが
高熱を出して寝込みます。
その体験で受様は
かつて日本の会社員だった前世を思い出します。
学校へ通い始めて国の歴史で覚えのある国名を見たり
自国の王族の名前を知った事でこの世界が
前世で読んでいた小説世界だと気づきます。
受様は未来に怒る事を全て知っているせいで
何か大変なことに巻き込まるか!? と思いますが
名もないモブな受様になにかが起こるはずもなく(笑)
兄は衛兵を目指したため、
自分は漠然と家を継ぐのだろうと思っていました。
ところが市場で上等なコートを纏って杖を突く
老人に声を掛けた事で第一王子の親友である
攻様と縁ができます。
というのも件の老人は攻様の祖父である前公爵で
彼に気に入られた受様はちょくちょく
屋敷に呼ばれるようになるのです。
攻様に会えるかと喜ぶ受様でしたが
攻様は全寮制の学院に通っている学生で
屋敷でもそう会えるものではありませんでしたが
小説の中で祝賀パレードで起こった暗殺未遂事件を
結果的に未然に防ぐ事態を引き起こした事で
前公爵の後見で学院に編入する事となるのです。
受様の行動は物語の未来を変えてしまうの!?
侯爵家子息で不運に見舞われるはずの攻様と
攻様が推しだった受様の異世界転生ファンタジーです♪
chi-co先生のルビー文庫2ケ月連続刊行の2冊目にあたり
引き続いての異世界転生モノですが
本作はラノベの転生転生モノでは鉄板な
前世を思い出したら愛読書の世界という設定で
悪役令息モノでもモブ役でも世界を変えていこうとして
攻様に溺愛される展開は正に王道でした。
ただ受様は積極的に未来を変えようとするのではなく
推しの攻様の悪い未来だけを変えようするだけですが
推しが準主役級であるだけに
受様の推しのための行動で未来が変わり
物語が本来の筋から変わって攻様の立ち位置が変わり
気持ちも変っていきます。
受様がモブに徹しようとしていても
物語の主展開を大きく変えたくないと思っても
推しが攻様なので無理!なのですよ。
オタクの哀しい性とかオタクあるあるは面白かったし
最後に攻様視点でのパートを入れる事で
物語の別の側面も見えたのは良かったですが
前作に比べても捻った設定や展開ではなかったので
「萌」評価とします。
chi-co先生の作品を読むのは「初恋の人のお嫁さんになりました。」に次いで2作目になります。最初に読んだ作品は物足りなかったのですが、こちらの作品は今ハマってるテーマだったので購入してみました。
だけど第一印象は変わらなくて、購入する時に迷った違う作家さまの作品を買っておけばと後悔しています。
手法としては面白いんですよ。異世界転生で現世は夢中になった小説の世界なので、本来ならチート故に推しの危機を回避する行動が取れる筈なんです。
ただ、このラビィって人物は好きな小説の場面を実際に目にしたい為に行動して、結果それが良い方に動いてしまってストーリーを変えてしまったと罪悪感を感じてしまうような人物なんです。傍観者としての意識が高くて、目の前の人物に危機が迫ってるのに全然動こうとしないんです。
なのであらすじを読んで購入した私は騙された感が凄くて、ラビィに嫌悪感しか感じませんでした。
こんな人物に惹かれるラファイエットも意味不明に思えてしまいました。
この2人より異母兄弟である王子たちの関係の方が萌えました。
本来なら異世界転生というアドバンテージを活かしてスカッとする展開が定番だと思うのですが、消極的な主人公がやっと最後に動いたと思うと、それさえも周りに黙って決行するという綱渡り状態でした。
敢えてこのような人物と展開にしたと思うのですが、好きなテーマなのにこれほど萌えなかった作品は初めてでした。
異世界転生ものですね。
chi-coさんのお話が好きなので楽しみにしてました…ら…。
読むのがしんどかったです。
前世で大好きだった物語にモブとして転生して、モブなのに推しと出会えて。
なのに主人公ラビィは常に身分差や目立ちたくないとか、元のお話はこうだから邪魔しちゃいけないとか、自分はモブなのに…なことばかり考えててくどかったです。
最後の最後にはやっと大好きな推しラファイエットを守ろうと動きましたが。
なんか、じっと見てたら推しから愛されちゃったんですけど。なお話でした。