いじわる作曲家×箱入り高校生のスペシャルスイート・ラブストーリー!

貴公子は恋を夢みる

貴公子は恋を夢みる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%
著者
黒崎あつし 

作家さんの新作発表
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イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784044422226

あらすじ

天然系高校生・野宮天来は、マスコミから身を隠している謎の作曲家・波多野光牙の世話を頼まれる。ひねくれ者な光牙は天来にやたらと意地悪を仕掛けるが、天来の従兄弟への片恋を知ると、無理矢理体を奪ってきて…!?
出版社より

表題作貴公子は恋を夢みる

波多野光牙,マスコミから逃げている作曲家
野宮天来,波多野の世話を依頼される高校生

その他の収録作品

  • 戸惑う男
  • あとがき

レビュー投稿数1

ぞっとした。

読みながらイライライライラ・・・こんなに気分が悪くなるのもそうはないと思うくらいどうしようもなかった。

とにかく、キャラクターの誰1人として共感も感情移入もできないし、魅力のカケラもなかったです。

それでも、天来(受)はその中ではまだマシな方でした。あくまでもマシな程度で、好みのタイプとはまったく違いますが、他のヤツに比べれば我慢できる範囲です。単に相対的な問題かもしれませんが。

それ以外のキャラクターはもう最低でしたね。
事情があってマスコミから身を隠している作曲家・波多野(攻)と天来の従兄・貴史。

貴史はもう最初からどうしようもない役柄なのでどうでもいいと言えばそうなんですが(もちろん攻なら別ですよ)、人の話を聞かずに周りを振り回す貴史はクズでしかない。
でも、私はたぶん『いい人なんだよ~』と作家さんが言いたげな波多野も、イイ男とは思えなくてうんざりしました。

波多野が『子どものようで純粋』と思えたらまた違うんでしょうが、私は幼稚なキャラクターがとにかくダメなので、コイツは無理。最初のイメージの『ワガママな俺様』じゃなかったのはまあよかったけど、本性もやっぱりイヤだった。どこをどうしても好きにはなれないキャラクターです。

しかも、ラブがなんともいい加減にしか思えませんでした。『身体から始まる』だけではなく、これホントにラブストーリーなの?心情がまったく理解できません。

それでもまだ、もう少しでも波多野が違ったタイプだったら、ストーリーはそこまで悪くなかったんですけどね。だからってまったくいいとは思わないけど。

いやもう、ただひたすらに気分悪かった。辟易しました。

そして、私は六芦さんのイラストが苦手なので、ホントにまったくいいところがなかったですね。

2

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