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sarou no hanayome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まぁ、それはあっても、なくても、どちらでもよかったですが。
とある国の名家に生まれながらも、駆け落ちし生まれた子供が秋成。
両親が無くなり、絶縁してた祖父母に引き取られる事になったがそれはうわべだけ。
自分達の面子のためだけに引き取った感じで
家を継がすのに混血は嫌だと身内を養子にする始末。
だったら最初から引き取らなくてもいいのにって、思うくらい腹は立ちますが
もっと腹の立つのは、養子を迎えたら秋成が邪魔な存在なので陥れて家から追い出そうとする。
それは他の国へと仕事で赴いた時になのですが
たまたまその国で起こったテロ事件に巻き込まれ
助けるならともかく、それを秋成のせいにして家から追い出した。
その国でも秋成はテロの関係者として最初は拷問されるのですが
それを救ってくれ、秋成を愛してくれる存在となるのが、その国の第1皇子。
最初は両性具有である秋成が、男として生きる決意をしてる思いを尊重し我慢してるのですが
やはり一緒にいると好きの気持ちが大きくなる。
そのモヤモヤ感がいいのかなぁ。
でもそんな時、秋成はテロの首謀者の仲間に拉致られるのですが
自分の身分を捨ててまで秋成を取る感じがいいです。
孤独な秋成の側にいてくれるのは、こんな人がいいよ本当。
結婚という形で一応おさまるのですが
この皇子の弟のおかげかな。
ちょっとお兄ちゃん思いで秋成に対してのイジワルもあったけど
最後はいいヤツで終わってます。
攻めにしろ、受けにしろ、蔑ろにされてるキャラが幸せになるお話大好きです。
腐ばばになって、円陣先生と遠野先生の存在を認識した
私の記念すべき一冊です。遅ればせながらレビュー。
こっから円陣先生、遠野先生のあらゆる作品をおっかけはじめ
ずぶずぶ腐海に入ってしまいました。
今回の作品のカプは、美しい!&超男前!です。
攻めさんは紳士的ごり押しアプローチ。
受けさんは耐えて耐えて耐えて耐えまくる姿。
私のBL萌えポイントにドンピシャ ど真ん中であることに
改めて気づきました。
そりゃ何回も読み返すはずだわ。(最初の電子媒体で飽き足らずとうとう紙も購入・・・)
最後に攻めさんwith双子弟と二人して
逆転満塁ホームランをぶちかますというか
全部双子弟に押し付けちゃうところが、
おいおい という気がします。
ま、しょがない、そんだけ好きなのね、
弟もいいって言ってるからよしとすっか。
というところでしょうか。
あと、とにもかくにも秋成(受けさん)が美しい・・・・
シャティーラで攻めさん、攻めさん父を落とした人たらし能力が
故郷のザヴィアで効かなかったのが ちと?と思いますが
二人して頑張って幸せになってー。
と願ってたら、2巻が出てることにある日気付いたわけ。
超幸せだったー!
2巻も秋成の美貌 全開っすよ!
表紙は、男性的に描かれているけれど、この小説は珍しい両性具有が主人公。
1巻から3巻まで読みました。2月には4巻目も出るみたい、楽しみです。
あとがきに著者も書いていますが、両性具有の主人公の扱い方に工夫があって面白味を上げています。
BLでなければ・・・アラブの皇太子に一目ぼれされて、ひと悶着が解決した後、相愛になってプロポーズ、国王の条件は、宗教上の理由で女性になったら結婚を許すという流れなら、主人公を女性にして完結・・になるけど、BL小説で出しているので女性化は避けたい。
あとがきを読んで面白味が増しました。オメガバースなら、どうなるのかな?等々、考えながら読みました。
両性具有のヒロインものは、山藍紫姫子さんの「アレキサンドライト」や「冬の星座」「イリス」を読みました。
「冬の星座」は、アラブの富豪x英国没落貴族の美男 の似た組み合わせで、「砂楼の花嫁」と似ていて違う。
山藍さんの「冬の星座」との比較した感想ですが、
「冬の星座」の美しい主人公は、鬼畜なアラブの男に薬で眠らされている間に男性から女性に性転換手術されちゃって婚姻届け迄出されていた。なんで性転換?と思ったのですけど、イスラム教は同性婚禁止だからか・・と、「砂楼の花嫁」の読後に調べて納得。
山藍さんの「冬の星座」は、すぐ凌辱描写に入って性別についての葛藤がない。妻の座に納まって、ただアレされるだけの官能小説で面白くない。
「砂楼の花嫁」は、主人公の女性化に対しての葛藤の描写が秀逸。心理面の成長も描かれている。
このシリーズのヒロインは、会って見詰められたら惚れらちゃう超麗人。
体の秘密の為に頑なになった主人公が、配偶者の溺愛と真心を受けて徐々に変わっていく心理描写が面白くて、ロマンスの深みを増しています。
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*LGBTs と結婚について:ソドミー(自然に反する)法
イスラム教が禁忌とする「レズ、ホモ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」のいわゆるLGBTに関しては、社会各層で人権侵害に該当するような差別が横行
4巻が出るので、いそいそと読み返し中です(*^^*)
受け様は軍人の秋成。
駆け落ちした両親が亡くなった後、祖父母に引き取られたのだけど冷遇され、軍に押し込まれたけれど、そこでも居場所がない薄幸美人。
攻め様は、シャティーラ国の皇太子イズディハール。
秋成が大臣の警護でシャティーラを訪れた際に出会った2人。
一目でお互いに忘れられない存在感を感じるも、そのまま別れるしかないと思いきや。
秋成は爆破テロ事件の関係者として連行され、イズディハールの双子の弟のハミードから厳しい尋問を受ける。
そこへ駆けつけてくるイズディハール(≧▽≦)
自分の家で手元に置く、というのを押し通すため、秋成の身体をあらためると、両性具有という秘密を知ることになる。
情熱的で誠実なイズディハールの態度や言葉に癒され、惹かれていく秋成(*^^*)
イズディハールも、清廉で神秘的な美しさを持つ秋成に強く惹かれ、手放せなくなる。
両性具有なのだから、女性となりイズディハールの愛人になれ、とハミードに提案される秋成。
男として生きてきた今までの自分を否定されたようで、おいそれと頷けない秋成が辛かった。
「大事なのは、きみがきみであること」と言い切るイズディハールの大きな愛情と包容力にうっとりです。
どんな時でも、秋成が秋成らしくあれるよう思いやってくれるイズディハールは、もう攻め様の鑑(^^)b
相手の為なら、立ち向かう覚悟を
抱く2人の決意にきゅん(*´∇`*)
もう、ドラマチックなロマンスを満喫させてもらいました(≧▽≦)
イズディハールの弟のハミード。
好きな子にちょっかいをかけて気を引きたい小学生タイプなのか、もしくは極度のブラコンなのか、と思ったのですけどね。
答は2巻で(^^)d
イラストは円陣闇丸先生。
美しいイラストの数々にうっとりさせて頂きましたσ(≧ω≦*)
続編の『花嫁と誓いの薔薇』を読みたくて『砂楼の花嫁』を再読しました。
記憶ではもっと強引で鬼畜な印象があったのですが、それはあらすじを読んでの思い込みだったのを思い出しました。
イズディハールはアラブの王子様にしては紳士的だし強引に関係を迫ることにありませんでした。案外ヘタレだし…
そのぶん弟のほうが拷問するわピアスを強要するわちょっと怖い人でした
はい、ちょっとです。
アラブもの+花嫁もの+両性具有 それに軍服という萌え属性満載の作品で
どんなにぶっ飛んだ設定でもありえない世界観も楽しめるジャンルですが
秋成の祖国や父方の貴族の家のほうはこれから秋成をどう扱っていくのか気になりました。
もともと男じゃなくて男装の麗人でしたということで押し通すのかな?
細かいことが気になってしまいました。
円陣闇丸さんのイラストがいいです。
特に軍服姿がカッコいいです。
いろいろ好き設定が入ってるんですが、どこをどうしたら、ここまで自分の萌えから外れてくれるのか、と苦笑が漏れるほどハズレでした。
どの設定も生かされていないので、欲求不満がつのるだけでした。
軍服、近衛士官、アラブの王族、双子、
テロ、陰謀、拉致、拷問、胸ピアス、
スイスのお城、結婚式、そして、ふたなり……
名家出身の薄幸な美貌の近衛士官が、陰謀に巻き込まれ
異国に置き去りにされるが、そこで運命の恋に落ち、ついには結婚……
そこにまぁ、次々これでもかという要素が盛り込まれ(上記参照)
って……ハーレクイン?という印象の話。
勿論この厚さにこでだけのものを盛り込んでいるので、
それぞれは薄く、ご都合主義。
最初もっとシリアスなものを想像しながら読み始めたのがまずかったのか、
途中から「BLはファンタジー」と何度が唱えてしまいました。
最初からそう割り切って読めば、円陣さんの挿絵は美しいし、
砂漠の王子さまは受けの為なら王冠を捨てる勢いのロマンチックさ、
THE BLという感じでなかなか楽しめるのかもしれない。
実際お好きな方も多かったと見えて、同人誌も出ているし
続編も登場している。
ふたなりものということで評価の高い続編「花嫁と誓いの薔薇」のために読みました。
確かに要素てんこ盛りで豪華でしたが、それぞれの消化が浅く表面的な気がしました。どれも好きな要素なんですけどねぇ。
秋成は自分の居場所のなさに悩んでますが、確かにきれいで素直なだけであまり魅力を感じられず。女になりたくないという割に、グジグジしていて女よりも女々しい。
イズディハールは人望厚く有能な皇太子なはずが、秋成のためにわがまましているところしか描写がなくて説得力に欠けてました。ハミードも同じく。
全体的に浅くご都合主義でした。
最後の結婚式あたりは秋成も状況を受け入れて幸せそうだったのでちょっとよかったです
。
現実味なくても内容が浅くても、愛が感じられればOKなんですが、そこさえも薄かったので、残念でした。
中東の地シャティーラを舞台にした皇太子・イズディハールと異国の訳ありな大尉・秋成のロマンスもの。
ザヴィア外相の護衛の一人としてシャティーラに訪れた秋成は帰国前日に偶然爆破テロに巻き込まれ、ザヴィア軍部に置き去りにされただけでなく、シャティーラ側にも重要な容疑者として拘束されてしまう。
この話は、お互いの国の情勢といった背景はしっかりしていて骨太な印象だ。
ただ、そこから秋成を庇ってくれたイズディハールと身分違いの恋におちてってロマンスにはいまいち浸りきれなかった。
読み進めるほどに秋成の不幸な生い立ち、祖国ザヴィアの由緒ある家柄からも、大人になって身を置いている軍部からも疎まれて居場所が無いっていう境遇が可哀想って印象のほうが強かった。
そんな受けが攻めに見初められたのを機に幸せになるってハッピーエンドに満たされるよりも、秋成の存在ごと切り捨てたザヴィア側には報いはないのか!!、ひどいわっっ!!って気になって仕方がなかった。
あと、実は秋成はふたなりって設定も入っていると知ってエロのほうも期待していたが、あまりエロエロしくなかったな…。
(普通ふたなりっていうと受けが持っている男女の性を攻めが両方愛でるから、さぞかしエロも倍率ドン!!になるだろうってイメージがあるもんで…。)
イズディハールと秋成のカップルが案外堅物な分、イズディハールの双子の弟のハミードの感情が押し隠せない様子が興味深かった。
秋成に一目惚れしたイズディハールが夢中になっていく様子に苛ついたり、いつも行き過ぎた行動、もの言いで秋成にとっての痛い部分を突いたりと、自身に正直な所が何だか憎めなかった。