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koi no hanashi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
再読しての感想です。
初読のときはそこまでなかった気がするのだけども、攻めにも受けにもなんだかイライラしてしまいました。
多和田はかっこよくて紳士で落ち着きのある、仕事のできるホテルマン。
なんだけど、恋愛となると全くの赤ちゃん同然。
駆け引きも知らず、ぜーんぶ自分を見せちゃって。
素直すぎピュアすぎ優しすぎ。
よりによってなんで新山と出会ってしまうか。
もともとの人と出会っていればなあ。
和樹がちゃんと間に入れていればなあ。
新山の態度すべてにむかつきました。
とりあえず態度が全部上から!って感じで偉そう。
いいところあるかな?いやない(と思う)
最初から好奇心で多和田に近寄っているし、脚本のネタにしようとするし、すぐ手を出すし、嘘ばかりつくし。
そしてそれを怒らずに許してしまう多和田にもイラ。
人気ドラマの脚本のネタにされてた(しかも、側から見ても似てると思うくらいそっくりな設定て!)こと、新山を避けるだけじゃなくて、がつんと怒らなきゃ。
そして、和樹と3人でもめて飛び出して行った新山を追いかけちゃうところがね、ほんとにね、多和田さん、ダメだよー。
泣いたくらいで許してはいけない。
ふだんの新山からすると、ありえないほどの弱さを見せているのだろうけど…。
「ごめんな」と謝ってはいるけど、それはただ自分の感情を吐露しているだけであって、きちんと多和田に謝罪して反省しているところがみたかったです。
書き下ろしも含めて、その後もなんだか新山の子供っぽい態度が変わらなかったのが残念。
多和田のことを愛しているなら、誠実な愛情を向けてほしい。多和田が安心できるようなかたちの優しさを身につけて欲しい。
だいたい自分が築いてきたテキトーな人間関係は棚に上げて、人に求めすぎなんですよ。
砂原先生は大好きだし、文章がうまいからこんなにむかついちゃうんだってわかってますけど、とりあえず続編をいま読み返すのはやめておこうと思います。
高久先生の描くふたりがまたイケメンで良すぎるから、よけいに新山のイケメンでふてぶてしい表情にムッとしてしまいました。
いや〜〜〜砂原糖子先生の作品って、なんでこうも胸にドーン!って刺さってくるんでしょう。。
15年ぐらい前の作品ですけど、全く色褪せていないのがすごい。
(LINEじゃなくメールでやりとりとか、出会い系アプリのない時代なので人の紹介で知り合うとか、そこはかとなく時代を感じる描写はありますが)
(以下内容に触れます)
軽いお遊びのような気持ちでゲイの多和田と会っているうち、本気で好きになってしまった攻めが痛い目を見る”攻めざまあ”ストーリーです。
私的には「ざまぁ」部分がもっともっと「ざまあ!」でも良かった…つまりもっと痛い目に遭っても良かったと思うんですが、そこは惚れた弱みなのかな。
高校時代大好きだった現親友の前で、不本意に当時の気持ちを暴かれたりしたら、私だったら殴った上に着信拒否、現代でいえばSNSブロックするぜっ、と思ったりしました。
泣きながら逃げ出した攻め(※自分が泣いていることに気付いていなかった描写、秀逸でした…!不本意ながらきゅんとしました。。)を必死で追いかけ、声をかける受けの姿を想像して胸が締め付けられましたね…
この攻めの新山が、自分でも自覚があるとのとおり性格が悪いんですよね。といっても性悪というわけではありませんが;
多和田に恋しちゃってるのに、わざと傷つけることを言ったり、からかってると捉えられてもおかしくないような、どうしようもない嘘をついたり。(←「恋人がいる人は、会えない間は自慰しない」ってやつです。それを信じ込んじゃうウブな多和田…!なんて健気で一途で可愛いんだ〜〜…!)
ノンケで見た目よくて女遊びもしていて売れっ子脚本家で。どうしても卑屈になってしまう多和田の気持ちに共感して、胃がキューっとなる場面がいくつもありました。
終盤、自分が本気であることをきちんと言葉にして伝える新山はやっぱり格好よくて多和田と一緒に私も赤面しそうでしたよ。。
多和田の返した「”愛してる”になる予定だよ」ってことばが素敵すぎて、ため息が出ました。
「恋のはなし」というタイトルも素晴らしいな、本当にこれはシンプルに「恋のはなし」だよな、と納得です。
ほぼ受け視点で書かれていますが、私にとってはこれは遊び人の攻めの”初めての本気の恋の話”でした✨
再読です。
初読時から何年も経っているというのに内容をはっきりと覚えているのは、やはりなんと言っても!攻めの性格に難があるものだったからでしょうね!
当時はそんなワードはまだなかったと記憶をしているのですが、今で言ういわゆる攻めざまあが楽しめる1作かと思います。
このキャラクターは好みがはっきりと分かれるだろうな。攻めてるなあ…!と思った記憶が蘇ります。
ゲイであることを引け目に思っている真面目な多和田と、そんな多和田に出会いをと男性を紹介する親友。
しかし、当日現れた人物は実は別人で…と、誤解と思い込みと嘘から始まる恋のはなしが両視点で描かれています。
受けの多和田は相手側の事情なんて分からないままなので、彼は自分と同じゲイなんだ!と勘違いしたままどんどんお話が進んでいくわけなのです。なんてこった。
先述の通り、ノンケの新山がまあ自分本位で最低なやつなんです。ちょっと足を出して引っ掛けてやりたくなる感じ。
一方の多和田は、恋愛に不慣れで初心なかわいらしさのある内向的で繊細な人だというのだからさあ大変!
嘘の出会いから始まった、性格も考え方も正反対の2人がどうなっていくのかが見どころかなと思います。
初めての恋にそわそわと落ち着かない多和田がすごくかわいいんです!29歳とは思えない素直さとかわいさ。
でもですね、読者は攻め視点も読めるわけですから、読んでいて多和田は本当にその男で大丈夫なの?となってしまう。
もう、あまりにもピュアすぎるので…
ただこの攻め視点がなかなかに効いていて面白い。
読み進めていく内に小気味良くなるかならないかは、攻めの新山のことを許容出来るか出来ないかで変わってくるかもしれません。
萌えた〜!とまではいきませんでしたが、私はこのクセのある攻めはそこまで憎めず、決して嫌いではなかったです。
恋愛における焦ったさともどかしさが楽しめる1冊でした。
いつの間にか続編が出ていたので、引き続きそちらでその後の2人を覗き見てみたいと思います。
いや~、これ好きでした!!評価しよう♪と思ってこちらにきたら、なんと”つづき”があるとは!そのままポチりました♪
内容を雑に言うと、美貌の拗らせDTと女性にだらしないプレイボーイ(死語?)が恋という化学反応のもとに再生していくというドラマで、まさにこれ、”恋のはなし”だよ!!ってハマりました。そんなわけで、個人的にはすんごい好きなのにアレですけど、正直”つづき”は意外でしたw
なぜ意外かというと、キャラクターのクセがかなり強いかな!という印象だったのです。ただ、彼らがなぜにそういうお人柄なのか?ということについても、流れのなかで自然に言及されていたので、それぞれの態度や愛情表現も私は納得できました。攻は性格悪いし、受は頑ななんですよねw 特にすけべのときの言葉攻めのえげつなさはw、事後に受が冷静になって”引く”気持ちがわかる気がするのですけど、それでも好きな気持ちを持て余す強気な甘えん坊感があってなんだか憎めません。そもそも、だまってもモテてたし今まで積極的に女性を求めたこともないんだろうというところが見えるからこそ、なおさら受に対する執着には萌えました。
一方の受は対処に困るとすぐ心のシャッター下ろす系の人で、今までの彼の経験から防衛過剰になるのはとてもわかるのですが、もっと気持ちを伝えよう、、と何度となくツッコミたくなりました。攻の執着と親友のフォローがなければ、きっと一生シャッター下ろしたまんまなんじゃないか、とすら思えます。ただ、もう攻に対する気持ちは完璧に一目惚れなので、後半に至るまでは切なさと不憫さが交互にきてしまいました。
攻はある意味恋愛DTだったのかなと後から思うのですが、自分の思うようにならない相手にたいしてイライラする気持ち、面倒くさい人だから、できるならもうバイバイしたいのに、どうしても手放したくないという強い執着を初めて感じた、出会いのときから頭から離れなくなったとか、じわじわと感情のかたちを意識していく過程が面白いなと思いました。
書き下ろしの”愛のはなし”で、すけべの時の自分の反応を面白がっているんじゃないか…と、まためんどくさいことを考える受に、”好きだからだよ!”ってキレ気味な攻めの態度がすんごい好きでした。”気持ちだけでいいなんてない、ちゃんと体も”という、とても健全な欲求を吐露する場面が最高でした。そして、締めの一言が素敵すぎ、高久先生のイラストもあいまって”神”以外の評価は考えられない、パンチのきいた名作でした。
攻めざまぁだと聞いて、電子がないので紙を購入したのですが……。
スッキリしない&これじゃない感が……。
受けの多和田は、孤独なんですね。
ゲイであることに罪悪感を抱き、バレないように息を潜め、ノンケの親友への片思いを密かに葬り、温かい普通の家庭に憧れるけれど自分は持てないと悟っている。
そんな多和田に親友が「ゲイの男」を紹介してくれることになったんだけど、当日現れた男は、別人の新山。
脚本家の新山は、次のドラマでゲイを出したらどうかと思いつき「ネタ」素材として多和田に接し始めます。
一方、生まれて初めて出会った同類を前に、隠さなくていい事にホッとし、少しずつ親近感を覚えていく多和田。
やがて多和田が「好きになってもいいんだ。この男を好きになっても許される」と思うシーン。
初めて生まれた安堵と喜びと。
切なすぎて、この一文だけで込み上げてくるもんがあります。
一方で、新山も興味本位で接していたのがいつしか本気になり…。
どうやって攻めざまぁになるのだろう?とワクワクしながら読んでいったのだけど。
真実を知って距離を置くことに決めた多和田の家に、新山が乗り込んでいくんですよ。
そこで多和田の秘密を親友の前で暴露して、最後っ屁のようなセリフをかます。
このやろぉぉぉ……!!
その言い草はなんなの……?!
さいてー!!さいてー!!
そして後半でも擦れ違った挙句、別れを切り出す。
その気はないのに、なにかあると「別れる!」「離婚する!」とか言うウザい女みたいで、受けを振り回すんじゃねー!!と思ってしまいました。
ーーー
密林で、新刊買いました。
初刊が2008年なのに、まだ新刊があるの?!と思って届いた作品の奥付を見たら2011年の第7刷のもので。
99%電子派で紙事情には超疎いこともあり、そんなに増版してるんだ!と驚きました。
続編もあるので、人気なんですね。
だけど、私には新山がなんかイマイチでした……
攻の新山くんが無理でした…。惚れてしまえばとーっても魅力的な男ってのは分かるんです。受の多和田さんがとても惹かれてしまうってのも分かるんですけど…
好きになれません。読んでてイライラしました。
「しゅみじゃない」の一言につきます。
文体とか構成とかそういう難しい事や、それこそストーリーの面白さなんかよりも「メインキャラにはまれない」という点がかなりのマイナスポイント。
ストーリーが面白かっただけに残念。
続編もあるのですね。今のところ読むつもりはないかな〰
しゅみであるというのはこうゆうことかとひしひしと感じました。
ドストライクでした。好き中の好きでした。
今後、好みのBLはどうゆうものですか?と聞かれたら
悪い攻めが本気で受けを好きになってきた矢先に攻めの悪いところがバレて嫌われたり距離取られたりして攻めが傷つく作品。って答えます。
話や描写は丁寧だし、気持ちもわかる。
知生さんは初心だけど大人でいちいち素直に話してくれてかわいいし
悪い攻め新山も憎めないし、なんかかわいくなってくるし。(確かにもっと苦しめたいがw)
ドラマCDを聞いて気にいったけどわからないところあったためこちらを購入しました。
初めてのBL小説でした。
なんで今まで小説買わなかったのか????
漫画より媒体的に小説のほうが好きかもしれないと思わされました。
特に濡れ場が、絵でエロいの見ても普段あんまり響くものがなかったのに、
小説で言葉だけで書かれるとこうもこうも響くか、、、と。
あー私は小説派だったのか。
いろいろ目覚めました。ありがとうございます。続きも買います。
古い作品ですが、こちらの答えて姐さんでタイトルがでていたので購入しました。
おすすめ通りの良作で、どっぷり恋愛に浸ることができました!
恋愛経験豊富ノンケ脚本家×恋愛経験なしのゲイホテルマン。
相手がゲイであることを知ってた攻めは、脚本の仕事に活かすために自分をゲイと偽って受けに近づきます。
クソ攻めとまでは言わないですが、調子にのった嫌な奴な攻め様です(^_^;)
一方受けは、自分がゲイであることにコンプレックスがある為恋愛に消極的で攻めとは正反対です。
自分に自信がないために相手を窺うようなところは言い方を変えれば女性的に感じ、私は共感を持てました。
序盤は受けの方が想いが強いのですが、ストーリーが進むにつれてその構図がひっくり返されて、
攻めがメロメロになっていくところは見物でした。
恋愛面で泣いたり悶えたりできて、まさしく「恋のはなし」で、大好きな作品です。
人によっては攻めがもう少し苦しめばよかったのに…と感じるかもしれませんが、
私は2人が幸せならいいかな〜と…^^
多和田(受)に夢中になってからの新山(攻)はかわいくも感じられましたので♪
ベッドシーンは普段控えめな多和田がいじめられて泣いたりはずかしがったりと、これまたおいしいです…。
先生が「力をいれた」とあとがきで書かれていたとおり、ベッドシーンはエロくてあまあまでとっても萌えられます!
一点、このシリーズが電子化されていないことだけが残念です。。。
「萌×2」か「萌」で迷いましたが、一気読みするほどだったので「萌×2」になりました。
「萌」要素はカップリングがお似合いに感じなかったのと、受けにあまり感情移入できなかったことです。
受けの多和田は自分のセクシャリティに罪悪感があり、恋愛経験もありません。
ド真面目&引っ込み思案な性格が四角四面に見え、とっつきにくい印象を受けました。
そこが悪いという意味ではなく、この人と付き合うのは大変そうだと思いました。
冗談も全く通じないし、話していて手ごたえがなさそうです。
攻めの新山とは真逆と言っていいほどの性格なので、好みにハマったとはいえよくお互い好きになれたなと思います。
でもこの2人は、出逢ったタイミングが重要なのかもしれないと思いました。
新山は売れっ子脚本家で自分に群がってくる打算的な人達に嫌気がさしていたんですよね。
しかも売れなかった頃、同棲していた恋人に見切りをつけられてしまった傷を引きずっています。
新山の身勝手さには漠然とした絶望とか、投げやりのような背景が見えました。
だからこそ、人とまっすぐにしか向き合えない不器用な多和田に魅かれたのかもしれません。
萌×2になった要素は、そういった新山の内面が伺えたからだと思います。
しかも、多和田の唯一の想い人だった相手が、新山の劣等感を刺激するいとこの石野。
ただ単に”性格が悪い新山”ではなく、彼がこじらせていった過程が理解できて凄く面白かったです。
そして多和田に対して真剣になった時、今までの自分の行いが突き付けられます。
でも反省するんじゃなくて、拗ねるんですよね(笑)
個人的には、過去を反省して改心するより新山らしさが貫かれていたのが良かったなと思いました。
性格が真逆な2人なので、付き合ってもちぐはぐさが残ってる所も面白かったです。
読んでいくうちに、このちぐはぐなカップルがベストパートナーになっていく紆余曲折も読みたいと思いました。
続編があるらしいので楽しみです。
脚本家の新山(攻め)がやなヤツなんですよ。
恋人にも友人にもしたくないタイプ。
人の気持ちを思いやるとか人の心の痛みなどに考えたこともない自分大好き人間。
自分の快楽や都合ために他人を利用したり傷つけても平気な傲慢な男です。
受けの多和田はその全く逆のタイプ。
優しくて傷つきやすい繊細な人。
そしてそのため他者の気持ちを思いやり過ぎて、臆病で引いてしまうことで深い付き合いができない。
それは自分がゲイでそれを押し隠していることや子供の頃の嫌な経験からで、何に対しても積極的になれず『彼氏いない歴=年齢』 で、きてしまったわけです。
そんな、人との関わり方が未熟でいい恋愛ができない二人が偶然のアクシデントで知り合い不器用に恋を育んでいく『恋のはなし』です。
身勝手で子供の精神構造で絡んでいく新山が、徐々に多和田に傾倒していき無自覚にはまってしまったときにジタバタともがく姿が面白かった。
この俺が本気の恋なんてとか、それも男になんか!と。
新山の精神年齢は多和田の中高生程度だと思うので、これからも苦労するんだろうなと思ったら、その後日談的なエピソードでの揉め事でああやっぱりなと微笑ましく思いました。