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oujisama no ko wo harande shimattanode kiraware mono koushi ha nigerukotoni shimashita
作者買いです。
色んな伏線張り巡らされていたし、ここまで王道では無いオメガバースは久しぶりだったのですごく面白かったです!
シークレットベビー物
表紙絵は、ベイビーちゃんではなく、魔法人形のちー。
攻め:ヘタレ金髪イケメン王子
受け:公爵の嫡男、黒髪美人、天然だけどしっかり者
ちー(魔法人形):受けが運転してます。赤ちゃん言葉
物語は攻めが子供を産み終えた受けを見つけちゃうところから始まります。
4出産後→2出産前魔法人形→1魔法人形になぜなってしまったか→3妊娠に気づき学園を離れて船旅→4出産後→5現在
現在と過去が行ったり来たりするので時系列に順番を振るとこんな感じで進みます。
とにかく魔法人形のちーが可愛かった♡♡
あとがきで先生もおっしゃってますが、ちっちゃい子(魔法人形のちー)がメインのお話しなのでガッツリ大人の恋愛では有りません。
(もちろん大人の時間にはちゃんとやる事はやってますw)
八千代ハル先生の挿絵がものすごく合ってて可愛さ倍増でした!!!
変わり種オメガバース、お子ちゃまもの、ヘタレ王子、シークレットベビーが読みたい方にオススメです
チェレスティーノの途切れた記憶を辿りながら進む構成。
魂が入り込んだ魔法人形;チーが軸になって、前半進捗。
チェレスティーノが捨てた魔法人形をアルフォンソが拾っていた。
或る日チェレスティーノの魂は、チーの中に入って、本体は昏睡。
チーの本体が見つかり、目を覚まし記憶を取り戻すチェレスティーノは、
実はΩで、初ヒートで襲われて妊娠。子の父親は・・・。
仕込まれた伏線回収が面白かった。
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●オズヴァルト:サヴェッリ王国 第一王子 母は王妃
●アルフォンソ:サヴェッリ王国 第二王子 母はΩの側妃
●チェレスティーノ:サヴェッツリ王国公爵、シアーノ家嫡男 母はΩの側女ラーラ 黒髪黒瞳
在学中に妊娠、出産の為、イヴァナ王国へ逃避
チー:チェレスティーノが作った魔法人形 仕掛けは秘密 灰色狼の失敗作、黒いモフモフ
●ニーノ:髪は黒、金瞳 チェレスティーノの子
※古い地下室へ案内した誰かの魔法人形について、もっと知りたい。
成瀬かの先生と八千代ハル先生のコンビと言えば「竜の子は婚約破棄を回避したい」を思い出しますが、あちらは最初がちみっ子でしたがこちらの作品は魔法人形という変則的なちみっ子でした。ちみっ子の可愛さには定評のある成瀬かの先生ですが、今回の「ちー」もめちゃ可愛でした。ちーのぬいを販売して欲しいくらいです。
この魔法人形の「ちー」ですが、最初にアルフォンソの部屋で目覚めてから徐々にチェレスティーノによって改良されて進化して行く過程も可愛いのです。
プロローグから本編へと過去を遡る形が取ってあり、どうしてチェレスティーノの魂が魔法人形の中に入ってしまったのか、チェレスティーノの身体が行方不明だった理由とか、プロローグのチェレスティーノの赤ちゃんは誰の子なのかとか、徐々に謎解きがされてプロローグの場面へと戻って行くんです。
個人的に感動したのがチェレスティーノが同級生に塩対応だった理由でした。そして、同級生たちがチェレスティーノを本当はどう思っていたかを知ると更に感動なのです。
けれどもプロローグでアルフォンソがチェレスティーノが隠れていた島にやって来た理由がちょっとだけ違ってました。この辺りでかなりアルフォンソのスパダリ感が失われてしまってて、チェレスティーノに殴られた時点で真実に気が付いて欲しかったです。島の女性たちの言葉で真実に気が付きますが、そこまでの失言にガッカリしました。
ただ、その後のリカバリーは良かったので評価は神にさせていただきました。この時点でアルフォンソはまだ学生なので、それも仕方ないのかなとも思ってしまいました。
凄くもったいないと思ったのはエピローグが駆け足だった事です。凄く気になってたことがサラッとしか書いてなくて、そこが凄く知りたい部分なのにと思ってしまいました。コミコミさんの小冊子も発売記念ペーパーもその知りたかったお話ではなかったのが残念でした。
まさかこの表紙の2人がCPだと思わないですよね?やっぱり表紙のイメージがあって読み進めるので、てっきりオメガバースだし攻めか受けが子供を抱いてるんだろうと思ってたんですよ。それが読んでいくとあれ?そうじゃないな?って気付くんです。その裏切られ感が最高に良かったです。
αだと思って生きてきたのにΩだった…ってそんなに珍しくない展開なんですが、設定が魔法学校なのでそこからが違うんですよね。自分が作った魔法人形に魂を移すという凄い技を繰り出すので、そこからが少し私は混乱しながら読んでしまいましたが。
受けが子供をお腹に宿したまま攻めの元から去っていく…ってめちゃくちゃ個人的に大好きな展開だったので、大満足です!
そして八千代ハル先生の挿絵が最高に可愛くて眼福でした!
今回は第二王子と侯爵家の嫡男のお話です。
受様が魔法人形に魂宿した事で嫌っていた攻様の想いを知り
己の第二性を知り、攻様から逃げるものの捕まるまで。
人には男女のほかに第二の性があります。
平民の大多数は凡庸なベータですが
貴族のたいていは体格に優れ知能も高いアルファです。
アルファ以外が当主だと他家に見下されるのですが
アルファとアルファではベータが生れることが多く
アルファを求める貴族はオメガを飼っています。
オメガは知能は月並みながら華奢で愛らしく
庇護欲をそそる外見で男女どちらも仔を孕み、
アルファとつがうと高確率でアルファを産むからです。
受様は公爵の嫡男で
王族や貴族、ごく少数の平民特待生のアルファだけが
寮生活を送る王立学園の生徒です。
現王には王子が12人ますが、
第一王子と第二王子のどちらかが王太子になると目され、
貴族はどちらかの王子を支持して対立しています。
受様の父公爵は第一王子派で
受様は同年の第二王子より優秀であれと求められるも
入試で主席を逃し、以降も第二王子には敵わず、
受様は友人も作らず、勉強に明け暮れています。
厳重に隔離された王立学園は外出も制限されていますが
祝宴の夜と呼ばれる宴の夜には制服を脱ぎ捨て
派手な趣向の衣装でバカ騒ぎに興じる事が許されています。
受様も祝宴の夜を楽しみにしていたのですが
祝宴の夜、なぜか受様の魂が授業で作った
猫耳の魔法人形の中に宿ってしまうのです!!
しかも受様は作った魔法人形が気に入らず捨てたのに
どういう経緯か第二王子にぬいぐるみのごとく愛でられ
何が何やらわかりません。
受様は魔法人形になってしまったのはどうして!?
元に体に戻る術はあるの!?
第一王子派の公爵の嫡男の受様と
第二王子である攻様のオメガバースになります。
タイトルの王子さまは第二王子である攻様になります♪
攻様は受様の父公爵が兄派であるにも関わらず
受様にも他の者と変わらぬ態度で接してくれていました。
物語は祝宴の夜を起点として
なぜか魔法人形となり攻様に拾われた受様の視点で
展開していくのですが
受視点なのに受様にもこうなった理由がわからないので
読者も謎解きをしていくような展開にワクワク、
ある程度の事情が見えてくると
受様と攻様がどうなったらまとまるのかとドキドキ、
魔法人形に宿って動く受様が最高に可愛く
過去と現在を交差するような展開と
攻様と受様の過去を絡めた伏線も巧みで
攻様が受様に差し出した手を取ってもらえるまで
たいへん楽しく読ませて頂きました (^-^)v
一度くっついたアルファとオメガがオメガの妊娠わきっかけにアルファの前から姿を消す作品が性癖なので何度も読み返しました。
魔法人形で子供の姿になり素直で可愛いちーも大好きなのですが、美しくツンデレで嫌われ者かと思いきやモテモテだったチェレスティーノが大好きです!
後半は一回アルフォンソノこと嫌いになりますが、それもチェレスティーノに対する執着からきているので、真実を知ってからの必死のアプローチが見ていて情けなくも可愛かったです。
実はみんなに愛されてたチェレスティーノ。暖かい気持ちになる作品です。
ちーたんカワヨス(*´ω`*)
子供が出てくる話は大概癒やし系ではあるが
これもまたかわいかった。
ちみっこい魔法道具に憑依した状態で
ウッカリ王子につかまり軟禁。
ぽってり腹を吸われるという
ある意味イチャコラな前半戦。
思わぬ所で初めてのヒートが始まり、
王子にまたしてもつかまる中盤からの後半
少々にぶくてウッカリなちーたんも去ることながら
話を聞かないゴーイングな王子含め
キャラクターがどれも可愛かった
個人的には船長が好きなんだけどもね。
実はアルファで働き者で世話焼きな貴族て
どんだけ高スペックw
個人的には、幸せなその後の話とかあっても
嬉しいなと思える作品でした。
成瀬かのさんと八千代ハルさんのコンビでこの表紙。期待が高まりますね!
ちんまい子が可愛いったらありません。
お話の中でもちんまい子ちーがそりゃあ可愛くて大活躍で。なんなら主人公チェレスティーノより出番が多くなかった?ってくらい。
お話はいきなりな時点から始まり、遡りさらに実は…と構成が凝ってました。
ただねぇ…、王子兄弟よ何やってんだ?君ら。どっちも結局酷いですよまったく。
攻めがねえ…。大変失礼ですが、ああこのパターンですかな感じで。私はちょっと彼に萌えられませんでした。
しっかりしろよぉ!身に覚えあるだろ!
引っ張ったねー。本当に許していいの?船長の方が良くない?海の男で包容力あってよく見ると男前で。
いやいや、ちーが良いならそれでまあ…。
なんやかんやでずっと追いかけっこで甘々は短かったような、いやでも前半のちーとの時間はほのぼのでした。匂い嗅いだり抱いて寝たりキスしたり。王子も可愛かったです。
成瀬先生だし八千代先生だからマストバイ。ちーはめちゃくちゃ可愛かったんですけど、攻めがあんまり好きじゃなかったので、萌にしました。ちーはめちゃくちゃ可愛いですよ、絶品です、神クラス。本編240Pほど+あとがき。
サヴェッリ王国の王都にある王立学園で学んでいる公爵家嫡男のチェレスティーノ。同じ学年にいる第二王子のアルフォンソからお茶会など声を掛けられても相手にせず不遜な態度でいるため、周囲から煙たがられていましたが、ある日気が付いたら、自分が授業で作った魔法人形のちびっこ猫みみ姿になっていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
前半:オズヴァルド(第一王子)、サムエルはじめ学校関係者、同級生たち少々。
後半:エドムント(船長)、オレク(ちーが働く店の店長)、カミナ(店の同僚)等々。私はエドムントの方がいいと思う。
++何が気に食わないかっていうと
ちーは猛烈に可愛いし、チェレスティーノ(ちーの本体)はめちゃくちゃ健気だし、なんで萌が上がらないのかなあ?と思っていたら、攻めのアルフォンソに惚れられなかったからでした。
キラキラ王子様だし、物腰柔らかめでお上品で優良物件なんだと思いますよ。でもですね、一度仮面をかぶって誰だか分からなかったとはいえ、「オメガに誘惑された」と誤解した時、オメガに向けた態度が良くないと思います。ハニートラップはダメですが、見下したような様子はイケてないです。ちーを探しに行くのはいいし、ちゃんと守ろうとしているとは思うんですけどねえ・・・・
本体の代わりにドレス屋さんで働くちーの様子は最高に可愛いっちゃ可愛いんですが、王子様がどうにもこうにもピンとこず、ちょっとだけ残念だったかも。かの先生のちびっこ好きな方でしたら是非是非とは思うんですけどねえ。
オメガバースですが、ちびっ子の頑張る姿が目を引くほのぼの〜な作品です。
オメガバースどうこうより、この作品での存在感は「魔法人形」の"ちー"。
主人公のチェレスティーノが魔法で造った失敗作のぬいぐるみ状の魔法人形なんですが、チェレスティーノの意志が反映されて動くシロモノ。見た目もチェレスティーノに似ているので、彼の分身みたいな人形です。
チェレスティーノと"ちー"は同一人物ですが、チェレスティーノがツンとした態度なのに対し、"ちー"は幼児語を話す素直な性格。見た目はぬいぐるみなので可愛いです。感情が読めないチェレスティーノの代弁者的な役割もあります。
"ちー"がいることで、チェレスティーノの気持ちを補完しています。チェレスティーノは理由があって周囲に冷たい態度をとっているので、"ちー"の素直さが本来のチェレスティーノの性格って感じかも知れません。
そんなわけで魔法人形"ちー"が本体のチェレスティーノに代わり、主人公のような存在感でくるくると動き回るほのぼの癒し系な作品となっています。
ストーリーはタイトルにある通り。
公爵家嫡男のチェレスティーノが、サヴェッリ国の第2王子のアルフォンソとヒート時に身体を繋げてから、妊娠・出産を隠すように逃避するストーリーです。その要所要所にはもちろん"ちー"の存在は欠かせません。
この作品における"ちー"は重要ポジションではあるのですが、良くも悪くも存在感が強めです。
一番は"ちー"の喋る幼児言葉ですね。
「〜しゃま」「でしゅ」「ありあと」などなど。
セリフも多いしほぼ平仮名なので、最初の方は読めていたのに後半セリフを追うのに疲れてきました。別に普通の言葉で良いのになと…。思考はチェレスティーノなわけだし。
見た目も可愛いし、喋りも可愛いらしいので、ストーリーをまろやかにする効果があると思います。でも、可愛いや萌えを押しつけているような気がしなくもないです。
"ちー"という呼び方にしても、多少のあざとさを感じるところはありますが、これは私の好みなので、スルーしても全然大丈夫ですよ(笑)
"ちー"に癒されるところ、応援したいところもたくさんありますし、何より可愛いのは間違いないので、可愛さに埋もれたい方は楽しめると思います^ ^
BLに関しては、チェレスティーノのツンデレな態度とチェレスティーノを追いかけるアルフォンソのやりとりが見どころです。
2人の王子の派閥争いも関わっているため、あまり甘さのないシーンが多いです。ようやく想いが通じ…の甘さは終盤になってからですね。
チェレスティーノ(本体)の素直になったところをもっと見たかったな。ヒート時の甘えはノーカンとして…平常時のデレを見ることが出来たら良かったなと思いました。