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tandeki no inkyuu
淫靡な世界と美麗なイラストのマッチングが極上の一冊です。
いつもながら西野先生の綴るエロティシズムの魔法には驚かされますが、今作も光っていました。秩序なき風俗、卑猥すぎる玩具、複数プレイに陵辱・強姦と……エロを構成する設定と要素がいっぱい。胸が痛む陵辱シーンを除けば、ストーリー全体としては甘めです。
受けをこよなく愛する南の国の王と、美しく気高い北の国の王子のお話で、表紙の美麗な2人がこの物語の主人公。めくるめく官能の世界に誘ってくれます。
挿絵は繊細で美しいですが、そのほとんどがエッチなシーンなので、外で読まれる方は全方位にご注意下さい(〃ω〃)
ストーリーはというと、国と国との同盟関係から始まっていきます。
南の大国・ランティアに身を置くことになった、北方・フェリクス国王子のイリヤ。気候も文化も違うこの開放的な国で、彼はトンデモな光景を目にします。それは王宮内ではイリヤと同じく他国からやってきた王族子女たちが、あちらこちらで抱かれまくっていること。
これは王宮内での長年の慣習らしく、王宮内では至って普通の光景です。設定からして既にこのストーリーが、エロスの道にしかいかないのがお分かりかと思います。
最初驚いて見ていたイリヤももちろん、その快楽の渦に巻き込まれていくことになるのですが、実はイリヤだけはとある条件が付いています。それは、カノア意外とキスするな、挿れるなっていうもの。
イリヤは王の特別な人だということで、それ以外のプレイはOK(それもどうかと思うけど)らしく、ギリギリのラインで王宮のモブたちに攻め立てられます。夜はカノア、昼間はモブに身体中を攻められるイリヤの身体は快楽に敏感にさせられていくのです。
カノアの寵愛を受け、特別扱いをされているイリヤがこのままランティアで過ごすことが出来るかと言ったらそうではなく、イリヤの特別扱いに不満を持つ者から罠にハメられてしまいます。
これは先にも言った陵辱シーンへと繋がっていくんですけど、とっても残念なのはカノアの出した条件が破られてしまったこと。イリヤが可哀想な目に遭ってしまって嫌なシーンではあるんですけど、でもこの陵辱事件が慣習を変えるきっかけとなっていくので、実は大事なシーンなんです。
ランティアの乱れた慣習によって精神的にズタボロにされ泣いていた者もいたわけで、それを王であるカノアに気付かせる意味でもイリヤの陵辱シーンは必要だったのかもな、という感じです。
イリヤの事件後のランティア国の様子や、カノアとイリヤの恋愛の行方についてはぜひ読んでみて欲しいと思います。
甘さいっぱい読後感良しの素敵なエンディングでした。…ってことは言っておきますね^ ^
カノア×イリヤ
表紙だけでBLがバレないけど、
『耽溺の淫宮』というタイトルと、
そのタイトル通りに「淫」でいやらしいし、
特に深いお話ではないが、
かなりの耽溺感があるから、
昼間のリビングで読むよりも、
夜、こっそりと自分の部屋の中で読むほうがいい。
そうすれば、思いっきり淫らな世界に浸れるし、
より没頭できると思います。
20歳の北の国のフェリクスの第四王子・イリヤが、
国のために遊学の形で南の国ランティアへ向かい、
国王カノアに体を捧げるお話。
2人とも長髪で、
色白で女の子みたいに美麗なイリヤと、
男前で鍛えた理想の褐色男体の持ち主カノアが
南国の宮殿で甘くて肉欲に満ちた関係が広がる!
初々しくも純情なイリヤが、
傲慢で欲深いカノアに
予期せぬファーストキスを奪われるから・・・
怖いけど、恥ずかしいけど、
むせび泣くように、
未知の快楽にどんどん引き込まれていく。
彼の淫欲が花開いていく様子も心情も、めっちゃエロい!
2人の絡み合い、
カノアからの調教、お仕置き・・・全部が激しい!
贅沢な淫らな甘美な宴を楽しみながらも、
お互いに独占欲もたっぷりで、
愛情の変化がしっかりと進んでいく。
さらにさらに
ランティア国は性に豪放磊落で
王宮関係者たちは遊学してきた王族の子女たちを
抱いだり乱交したりする習慣がある!
西野花先生の作品だから!
複数プレイはフルスロットルだよね!
陵辱の要素も絡んでて、
羞恥と喜びが交錯する
イリヤの淫乱さと被虐の素質が全開!
エロ濃度MAXで、
最初の純真無垢なイリヤが、
どんどん淫靡な欲望に身を委ねる姿に悶えちゃう!
Ciel先生のイラストが綺麗で、
2人の魅力がさらに引き立っているし、
官能的な視覚でグッとくる!
王族の愛と執着、
2人の深い愛情と
ハッピーな結末にハートがとろけてしまいました!