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「じゃない方」だった黒猫王子は、恋に笑う
hutago no ouji ni hutago de konyaku shita kedo "janai hou" dakara yamimahou wo kiwameru
2巻が発売と聞いて狂喜乱舞。
不憫の頂点に据え置かれたシュリが、ようやく幸せになる道筋が見えたと思ったところで前巻はエンド。かーなーりの不完全燃焼でしたが、この2巻を読んだことによって、シュリの幸せを最大の拍手を送りながらようやく見届けることができました!
シュリの頑張りが、学業においても恋愛においても本来あるべき姿となって現れて嬉しいの極み。前巻でのシュリの苦しみや悲しさは、この2巻でのシュリを見せるための序章に過ぎなかったようです。
あのときの張り裂けそうな彼の苦痛は魔法のようにゼロに消し去ることは出来ないけど、今巻を読むことがでシュリの"じゃない方"の過去を少しだけ忘れさせてくれました。
2巻は、タイトルからお察し出来るようなウフフな物語になっています。このタイトルを読んだだけで即購入に至りました^ ^
いやいや、しかし。そう簡単には……ってところが、この作品の大きな見どころ。焦ったくもあるし、ニヤニヤするところも盛りだくさんですが、丁寧にストーリーを追ってるので読み残しが少なかった印象です。主人公のシュリの視点だけじゃなく、助演のサブキャラたちの視点からも物語が描かれていて、多角的にストーリーを眺め、そして理解を深めることが出来ました。
シュリとジークフリート・ギルベルトのBL展開は前巻からの流れを受けて、最大の関心どころ。タイトルで多少ネタバレもしてるんですけど、そこに至る過程が色々とあるんですよ。"好き"という気持ちに真剣に向き合い、そして恋を受け入れていくウブで可愛いシュリにご注目下さい(*´︶`*)♡
さて。この2巻で巻き起こるBLは一組のカップル(シュリ・ジークフリート・ギルベルト)のみだとお思いですか?
いえいえ、なんとシュリの周辺部ではさまざまな恋愛模様が渦巻いていました。恋の矢印があっちからも、こっちからもピュンピュン飛んでいまして……もうね。全部のカップルたちの物語を書いて欲しいと、2巻の読了後から新たな期待を抱いちゃうじゃないのよ、と。
結末を迎えたのにどこか始まりを示唆するような構成なんですよね。更に続きがあってもおかしくない…そんな感じです。
前巻、本当にいろんなことがありました。今巻も色んなことがあります。
しかし、前と違うのは物語冒頭からシュリが色んな人たちから愛され、見守られているということ。"じゃない方"の彼はもう存在しません。そもそも"じゃない方"のレッテルを付けたのはシュリ本人だったんじゃないかと思うんですよね。
シュリは"じゃない方"では決してありません。"じゃない方"から"である方"の愛されシュリの姿は最高です。ニヤニヤでは追いつかない楽しい感情に溺れました!
この作品はシュリを愛する男たちの物語でもあるし、シュリを大切に思う兄弟愛の物語でもあります。師弟愛や親友への愛…細かな部分を挙げればキリがありませんが、お腹いっぱいの愛を感じた多幸感溢れるストーリーでした。
ほんの少し欲を言えば、もっとイチャイチャが見たかったかな。それに弟リュカの恋の行方、師匠たちの恋愛も見たい。本格的にシリーズ化してくれないかなと願っています。
エロらしいエロはなく、キスのみ。今のBL界隈では珍しいピュアさが却って新鮮でキュンときます。
恋愛の延長線上にセックスが描かれていなくても、愛する者たちへの揺るぎない愛と幸福の絶頂感は問題なしに楽しめると思いますし、ボーイズラブとしての充足感も得られます。
とーーーっても面白かったです。
私も喉をゴロゴロと鳴らしちゃいそうな勢いで
終始楽しく読ませて頂きました。
福澤ゆき先生の「異世界で半魔の子供を育てたらヤンデレに育った 」も良かったけど、やっぱりこちらの作品の方がとても好みでした。
そして、この巻でお話は綺麗に終わってますがこのお話の続きが読みたくてしょうがありません。先生書いてくれないかな!
前作ではシュリの活躍でリンデンベルク王国の危機は回避されてましたが、その危機を回避したからこその問題が今回のお話の主軸になっていました。
シュリがちゃんと自分は周りに愛されていると実感してるのと、闇魔法によって自信を付けている点が前作とは違ってて読んでて気持ちが良かったです。けれども恋愛面ではジークフリートとの事がトラウマになってて可哀想で、このトラウマをどう克服するのかとても気になりながら読みました。
今度はシュリは祖国で大活躍するのですが、リューペン王国で自分の居場所を作ろうと前向きな姿が凄く素敵でした。そして母親である王妃と精神的に決別できた時は拍手喝采で、リュカの反撃に胸のすく思いでした。あの母親はどうしようもない女だった…。
今作ではジークフリートが精神的に辛い目に遭っていましたが、シュリの愛情で救われてたところが凄く良かったです。
シュリとリュカ、ジークフリートとギルベルトがそれぞれ出した結果がカバー表紙に現れている事に気が付きました。でも、それぞれが自分らしくある為にはこの形が1番良かったと思います。今作でもキスシーンしかありませんが、その事も凄くこの作品らしくて良かったと思いました。
シュリを取り巻く人々の恋模様も書かれていて、特にシュリの闇魔法の師匠のミショーの壮絶な過去とその過去があったからこその愛に感動しました。また、リュカのことを1番に考えてくれる人物の登場に凄く救われた思いです。
後はコンラートに幸せになって欲しいので、やはり続編をお願いいたします!
そうよ、最後に幸せならそれでいいのよ。
よくここまで擦れずに生きてきたなと思うなと
いうエピソード多々。
いくら邪険にされてても、何年繰り返しても
期待がある限り認められたら嬉しいものなんだろうか。
相変わらず両親はクズな感じのままだったが
兄とは良い関係に戻れそうで良かった。
テーマなのかと思うほど
裏切りにつぐ裏切りで今回もまた胸が痛かった
よもやまさかのギル焼死イベントは
思いの外ハラハラ致しました。
恋とか愛とかなんていうてた弟くんも
いい関係気づけそうで嬉しい
ホモばっかになってるところはさておき
最後の最後で微笑ましすぎて思わずニヤついた。
愛され黒にゃんこに幸あれ★
今回は大国の双子の兄弟王子と小国の双子の兄王子のお話です。
生国では不吉とされる受様が卒業控えて帰国し
攻様達と共に謎の病の治療に奔走し、家族や民に認めるまで。
受様は猫族の半獣王が治めるリューペン国の
双子の兄王子として生まれますが、黒毛は不吉とされ
白毛で魔法の才覚に恵まれた弟と比較されて
"じゃない方"と呼ばれて弟以外には愛されませんでした。
受様と弟王子は同じく双子の王子をもつ
大国リンデンベルク王の願いで兄同士、弟同士で婚約します。
成長したリンデンベルクの兄弟王子は共に優秀で
優秀な受様の弟と結婚した方が王との噂に様は愕然とし
闇魔法を取得して王妃に相応しくなろうと決意するのです。
リンデンベルグ王が後継者を定めないのは
王妃の生国との対立も関係しており
王位継承を巡る政争によって受様は初恋を失うのです。
それでも受様は前を向くために闇魔法の習得に挑み、
それによって生国では得られなかった居場所を見つけ
リンデロングの弟王子から愛を告げられますが
元婚約者に着けられた傷は深く癒されません。
そうこうするうちに受様達の生国の祭りノノマンテが近づき
受様はリンデンベルグの兄弟王子と共に
久しぶりに生国を訪れることになります。
果たして受様の帰国は歓迎されるのか!?
既刊「双子の王子に双子で婚約したけど・・・ 」続刊で
生国で不吉な黒猫と忌み嫌われた受様が
闇魔法を得た事で自分自身と周りを変えていく物語です。
帰国した受様を家族は優しく歓迎してくれますが
受様に対する嫌悪は根深く、隠されていただけでした。
しかも国境警備隊に広まる謎の病がなぜか王宮内でも広がり、
王夫妻の含む王族から使用人にまで罹患、
帰国した受様が呪いをかけた、とまで言われるのです。
この流行病は突然変異の病なのか!?
病人達を救う術はあるのか!?
受様が、攻様達がどう動くのか
流行病をもたらした者達の狙いは何なのか
次々に受様を襲う異変と見えてくる陰謀にハラハラMAX!!
受様が愛する人の手を取るまで
変化球が多くて予想外の展開だったのは面白かったです。
ただ個人的には双子×双子な設定から
受様はどちらの王子の手を取るのかと楽しみにしていたので
3人でのハピエンはちょっと肩透かしでした。
それなら何も悩むこと無かったよね??だし
弟王子がサバサバしているからそう見えないだけで
受様が弟王子になり代わっただけみたいで
所々モヤモヤしたので「萌」評価としました。