東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐

tokyo sentinelverse jaren ha fuyajyou ni moyu

東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
11
得点
229
評価数
50
平均
4.6 / 5
神率
80%
著者
鴇六連 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
羽純ハナ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866576749

あらすじ

俺に縋りねだってみろ

センチネルの傷を癒やせるのは、ガイドとの交わりだけ…。五感を酷使し意識を失ったセンチネルの白慈は、目を覚ますと圧倒的な力を持つガイド・宗玄に抱かれていた。拒否感とは裏腹に、深い傷が癒やされる快感と宗玄の熱い楔に翻弄されてしまう。名家生まれで不遜な態度の宗玄が気に入らない白慈だが、しばらくの間バディを組まされることになり…!?

表題作東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐

最強階級7Sガイド,27
白蛇の伴獣をもつPCB東京の9Aセンチネル,19

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数11

センチネル

鴇六連さんの東京センチネルバース 蛇恋は不夜城に燃ゆは、東京を舞台にしたセンチネル×ガイドの物語で、危うさと情熱が濃厚に描かれています。
センチネルである白慈の境遇はとても過酷で、彼が背負う孤独や痛みには胸を締め付けられました。
だけどその心を支え導こうとする存在との出会いによって、白慈の内面に少しずつ変化が生まれていく過程は切なくも温かいものでした。
都会の闇を背景に、激しく燃え上がる恋は耽美でありながら真摯で、読む者を強く惹き込み、危険や緊張感の合間に差し込まれる甘さが心地よく、キャラクター同士の絆や信頼がしっかりと伝わってきました。
濃密な世界観と愛の力強さが印象的で、読み終えた後も余韻が深く残る作品でした。
続きがはやく読みたいです!

1

スピンオフってなんでこんなに面白いのかな!

前作でセンチネルバースやキャラの設定が終わっているので、序盤からフルスロットルでワクワクします。
前作の続きのお話でパーティ会場でゾーン落ちした白滋が今回の主役。3週間の予定で東京pcbに滞在する最高位のガイド、宗玄が彼をケアする衝撃的なシーンから始まります。
東京pcbに敵対する人物との対決というテーマと並行して、白滋が母親を殺した犯人を探して復讐するという個人的テーマがありエンタメとしても面白かったです。

宗玄はルックス、性格、能力、由緒ある家柄と完璧で自分がモテるのも自覚しているフリーのガイドです。仕事として沢山のセンチネルを癒してきた彼が簡単になびかない白滋に本気で落ちていくのが、小気味よかったです。
侘助と真幌の登場もちょっぴりでしたが元気で仲良くやっているようで嬉しい!
次作でスッキリ謎が解けるお話が読めるといいなぁと期待しています。

0

あの蛇の子が!

推し作家さん同士の作品です。
はい、大好き♡
"摩天楼の山狗"に出てきた白慈がメインのスピンオフ。
こちらだけでも読めます。
ツンツンしている誰にもなつかない受けが
攻めに圧倒的強さで丸ごと包み込まれて甘やかされて甘々ハッピーになるのっていいですよね♡
白慈の食事中にパーデが真横に張り付いて
眺めるくだりと、
あれだけ侘助の所有欲についてボロクソに言っていたのに、同等かそれ以上の薬指の模様が出たくだりが特に好きです♡
伴獣同士の絡みもいやされます♡

0

東京センチネルバース ②白蛇編

「山狗」編に続く二巻目は「白蛇」・・神話に出てくる神獣が主役、
次のシリーズ3巻目は「八咫烏」かな?

山狗編で、真幌の世話役で登場した白滋はトラウマ持ち。
「母の死」を機に7才で能力発現した白磁は、復讐の為に生きてきた。

1巻目の山狗編のパーティ会場の事故で、落ちた白滋
白滋を死から救ったのは、国際本部所属のS級ガイド宗玄。

旧家生まれの宗玄も、訳あり。
宗玄は、白滋の過去を知り捨て置けない、気持ちは恋に変わる。

二人の変化を下地に、十数年前から策を仕込でいた非情な策士
=伴獣「八咫烏」の主は、アンチ組織の伴獣「黒麒麟」の主とも知己らしい。

次巻に期待を込めて、萌2寄りの神。
白滋は美貌、でも言動が下品すぎて魅力を感じない。
この巻で魅力的なキャラは、
伴獣、白蛇と虎、白滋の代わりに意趣返しした侘助。


1

「だから抱えて生きていく。」

摩耶を殺した犯人を追いかけるセンチネルの白慈と日本にやってきた7Sガイドの宗玄。
待ち望んでいた白慈のお話です!続編とっても嬉しかったです。

トラウマを自分一人で抱え込む白慈とそれを包み込んで解放したスパダリ攻めの宗玄。宗玄は皆が本当の自分じゃないステータスに目を向けていく中、自然と笑顔を作るようになっていて。そんな宗玄に媚びることなく、本当の自分に気付いてくれた白慈に惹かれたんですよね。

そして伴獣も今作も可愛い。パーディシャのもふもふに癒され、後半のナダのシーンにはうるうる。
まだまだ謎が沢山、気になるカプ達なので更なる続編をよろしくお願いします……!

2

強気受のセンチネルバース

前作を読んで続編出ないかなーと思っていたので、新作を発見して大喜びでした!
前作の知識があると設定などわかりやすいので、前作を読んでからがオススメの本です。

五感が超発達してそれを武器に捜査を行うセンチネル。センチネルは五感が暴走する危険を、唯一コントロールし、癒すことができる共感力と読心力に優れたガイド。
前作ではガイドが受でセンチネルが攻でしたが、今作では逆で驚きました!

白慈は前作でも出てきて気になっていたキャラ。
過去の事件から犯人探しに躍起になる白慈と、それを見守り、他のガイドでは制御できない白慈をコントロールする宗玄。

白慈の変化がとても愛おしい!
ドキドキする事件も、白慈と宗玄のキャラも楽しくてオススメ!異能力等に抵抗がない方には前作含めて是非読んでいただきたい、面白いストーリーです!

1

奪われた命を贖うために

今回はアムールドラの伴獣を持つガイドと
白蛇の伴獣を持つセンチネルのお話です。 

復讐のために生きる受様が攻様との出会いで
供にある未来を選ぶまで。

この世界には
人の能力を超越した異能者が存在します。

五感が超発達したセンチネルは
伴獣への獣身化も可能な異能者ですが
能力を自己制御できず
五感が暴走する危険もあります。

ガイドはセンチネルの強大な力を
コントロールできる唯一の存在ですが、
身体能力は常人と同等で獣身化する者は稀です。

受様は白蛇の伴獣を持つ
PCB東京でも最強クラスの9Aセンチネルです。

受様は大切な人を亡くした事で覚醒し
かの人を殺した男を抹殺するために生きています。

受様はベンチャー企業主催パーティでの
若手議員の警護につきますが、終盤になろうという頃
立て続けの爆発騒ぎが起こります。

受様は獣身化して犯人の1人を締めあげますが
異能者同士の戦いでおこる紫の火花をまともに受け
五感が暴走するゾーン落ちしてしまいます。

ゾーン落ちした受様はかの人の命を失う瞬間の夢を見
猛烈な怒りと悲しみで正気を失いかけるますが
光の帯を駆け下りてくるアムールトラの姿の
ガイドによって現実へと引き戻されます。
このガイドが今回の攻様です♪

しかしながら目覚めた受様は記憶が飛んでいて
褐色の肌に機隆起した筋肉を持つ屈強なガイドの攻様に
組み伏せられていたのです!!

センチネルはガイドと深く絡み合うほど
能力と精神の安定が叶いますが
受様が組みふされたのは初めてです。

果たして攻様とは何者なのか!?

既刊「東京センチネルバース-摩天楼の山狗-」スピンオフで
7Sのガイドの攻様と9Aセンチネルの受様の
センチネルバースになりす♪

既刊でやつちゃ伏線が張られまくっていたので
続編が出てめちゃくちゃ嬉しいです ヾ(≧▽≦)ノ

攻様は古来より異能者を多く輩出する日本の旧家の血を引き
ガイドでは稀な獣身化できるために特別階級7Sです。

様々な意味で不敵で傲慢な攻様は
あらゆる意味で受様の気に障る存在となりますが

そんな2人がどうやって惹かれあっていくのか
受様の復讐は果されるのか

攻様に東京局での活動を依頼し続けた局長の思惑
東京局からの依頼を拒否し続けた攻様の真意
無差別殺人と思しき殺人事件の発生
東京局周辺の不審な動きの調査

様々な要素が複雑絡まり合って進んでいく事で
ドキドキ、ワクワク、ハラハラが高まり
とっても楽しく読ませて頂きました (^o^)v

既刊のカプは出ないのかと思ったら
終幕でちゃんと美味しく参加していて巧み過ぎる!!

更なるキャラ達の参戦を大いに期待します。

3

待望の2作目!

お気に入りのキャラである白慈が主役のお話でした。前作の事件の時にヘリから降りて来た虎が気になっていたんですが、まさかのセンチネルではなくガイドだったとは驚きました。

そして、7Sというだけで規格外なのに宗玄のビジュアルが最高すぎました。
2人の相性は最悪だと思っていたのに、お互いの以外な面に惹かれあって行くところに凄く萌えたんです。身体の相性が良いってところがイヤらしくて最高でした。

白慈の性格故かなかなか話し合うことが出来ず、そこに事件も絡まって来て、事件の本質になかなか辿り着けないのが凄く焦ったくて面白かったです。

今作でも新しいキャラが登場していて、それが前作の事件と関係があると判明しましたが解決はしていません。

終盤に侘助と真幌の活躍もあったので次は侘助と真幌CPと白慈と宗玄CPが中心のお話なのか、それとも全く違うCPが登場するのか凄く気になります。

美馬局長と新たな登場人物との間に何があったのか、次巻では明らかになるのでしょうか?
このシリーズずっと続いて欲しいです。
個人的に宗玄の左手薬指の契約の証を初めて見た時の白慈の反応に爆笑でした。

それから240ページの12行目ですが白慈が自慈になっていて間違いですね。

3

センチネル

センチネル気になって購入。前作読んでなかったので、色々登場した方に少し戸惑ったものの、攻め受けの恋心にシンクロしたのと、キャラがいきいきしているように感じたので萌2にしました本編260Pほど+あとがき。前作も読んでみよう~

7歳のときに目の前で大切な人を殺された白慈。その殺した相手を9Aランクという卓越した異能を持って探していますが、ある日能力を制御できずゾーン落ちしたところを見知らぬガイドに助けてもらい…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ナギ(白蛇、白慈の伴獣)、パーディシャ(攻めの伴獣、アムールトラ、もっふんもっふん)、真幌、侘助(前作のカプ)、美馬局長(PCB=異能者保全局のエライ人)、那雲医師、悪党等々、割合多い。前作読んでなかったのでやや大変だった。ナギとパーディシャが愛おしい♡

++攻め受けについて

受けは幼い頃に母を殺され復讐を固く誓っている方。復讐の為なら手段を選ばなかったからか、9Aランクの異能をガイドできず、過去に何人ものガイドの精神をダメにしちゃっていて、周囲から腫れもの扱いされている方。

攻めはガイドとして最高クラスゆえ、あっちこっちのセンチネルから声をかけられる人気者。日本の古くからある異能者を輩出する家の生まれで、見た目よし、能力高しと超優良物件であったためか、受けに「お前なんかになびくもんか」的扱いを受けたのがめちゃくちゃ新鮮だった模様。

攻め受けの恋にいたる過程が、うんうん分かる!と思う納得な進み方だったし、白慈の思いが胸に迫ったし、ナギとパーディシャの白慈と宗玄を思う気持ちが嬉しかったし、ナギは蛇ちゃんなんだけど可愛いし、パーディシャはもっふんもっふんで超癒されるし、でとても読んで満足度の高い一冊でした。ああもふもふさせてほしい!

5

ガイド攻め×センチネル受け

楽しみにしていた続編です!
発売前にガイド攻め×センチネル受けという情報を見聞きしていて、(前作がセンチネル攻め×ガイド受けにしっくり来ていたので)どうなのかなぁと思っていましたが、なるほど、センチネルバースってこういう可能性もあるのか!と目からウロコでした。

センチネルって五感が超発達した異能者で、万能なイメージがあるけどガイドがいないとゾーン落ちする危険がある。前作でも分かっていたのですが、今回改めてセンチネルの脆さを実感しました。というのも今回のセンチネル、白慈は過去に起きた忌々しい凄惨な事件の犯人を追っていますが、五感を駆使して犯人を捜索するのでゾーン落ちの危険を常に纏っているんですね。白慈の抱えるノイズは膨大なもので並のガイドでは消し去ることが出来ないレベル。

そんなゾーン落ちした白慈の前に現れたのは7Sという規格外のランクを持つガイド、宗玄。彼は何百年も異能者を排出してきた由緒ある旧家の出身だった。

詳しいことは割愛しますが、最初の印象が最悪同士だった2人がお互い長年抱えてきた孤独を分かち合う姿がとても素晴らしかったです。「唯一無二」感がすごく現れていて、とても満足でした。また最初に書いたようにセンチネル受けなので、ガイドと交わることでノイズが消えていく2人の触れ合いがより、エロティックに見えてそこも良かったです。

前作でちょっと怖い、そして今作の冒頭で複数人のガイドを壊したと評判の白慈も実はガイドの伴獣に優しかったり、自分のせいでホスピスにいるガイドを見舞っていたりなど優しい面があるのもとても萌え要素でしたね。

ですが、PCB東京にまつわる謎はさらに深まっていきますので、さらなる続編を心より待ちたいと思います。

6

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