マチ520
jisyou kouhuku ron
kindleunlimitedでお見かけして、それ以後ポツポツと読ませて頂いてる二一先生。
やり場のない心情がありありと書かれているので気持ちが想像に難くなく、毎度読み入ってしまいます。
このお話、会計士の受け様・曜介と定食屋店主の攻め様・十弥のお話なのですが、この人たち含め周りの人もみんな、誰かに幸せになってほしいし幸せになりたいのにまぁーーうまくいかないんですね。そういうどうしようもなさがリアル感醸し出してて引き込まれるんですけど笑
曜介さんは、自分の気持ちを押し殺して誰かを幸せにしようとするから、あとから現実がその歪みに耐えられなくなったかのごとく崩壊してしまうんですよね。元奥さんのこととか。
十弥さんの方は、恩人で恋人だった男性を病で亡くしているし。
その他にも、やりきれない思いを抱えた登場人物が多すぎて、読むのになかなかエネルギーが要るのですがその分読み応えは抜群です。
曜介と十弥のお話が節々で辛いから、気持ちが通じてからの甘々展開がもっと欲しくなってしまいます……ホント今度こそ報われてくれ……!!
マチ520
すみません、コメ主です。
曜介さんは税理士でした!会計士じゃない!税理士!!作中でも税理士として活躍してるのに何たるミスを…!!