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chara bunko anthology menou
アンソロジーの中の尾上与一先生の作品だけの分冊版。
「満月とうたかたの逢瀬」が収録されています。
新規ファンなので電子で追えるのありがたいです。
紙特典も電子化してほしい..
たくさんあるようなので書籍化してもほしい..!
『氷雪の王子と神の心臓』の2人、
『雪降る王妃と春のめざめ』で明らかにされた設定が絡んでくるので三冊読んだあとに読みました。
2組のカップルが一堂に会するお話。
ステラの壊れそうな繭の修復をしに
ロシェが満月の日を使って里帰りすることに。
最初は貴重な日を使うことに不服そうなイスハンも
「親善大使」として同伴する。(お洋服も親善大使!)
グシオンとリディルも同じく帰郷するとなったら
読んでるこっちもウキウキー!
四人揃うと性格が浮き彫りになるのが面白い。
兄弟が浮かれててめちゃかわいい。
こうして過ごした時期はないはずなのに息ぴったりー。
ダンナさんたちが「おかげさまです」って言い合うの
イイね!
魔法使い王女に拐かされるも落ち着いてるー。
偽ロシェ偽リディルに全く騙されないダンナ二人がおかしい。
「我らの妃は一筋縄じゃいかない」w
ステラの繭はリディルに任せて、
束の間の逢瀬を掻きあうイスハンとロシェ。
イスハンが子守歌を歌ってあげる箇所は涙。
この時間が一番きもちいいというロシェは
歌い終わる前に姿を消す。切ないよお。
先輩皇帝の言葉を借りたグシオンのセリフで締め。
イスハンとグシオンの間で「閨の話」って
どんな会話がなされたのか気になりすぎるんだが!
笑いと萌えと切なさの詰まったSSでした!
yoco先生の扉絵もうつくしーーー!
キャッキャしてる兄弟がめちゃくちゃ可愛いです