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gin no shukufuku ga yadoru yoru ni
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
宮本れん先生の作品の中でも、大好きなシリーズの1番最初に当たる作品の続編になります。最初に表紙イラストを見た時から、早く読みたいと熱望しておりました。
(自分の中でルールを決めていて、届いた書籍は発売日の早い順から読むの決めているので今になりました…)
赤ちゃん、赤ちゃんと思いながら読んでましたが、その前にしっかりと試練が用意されてましたね。サーシャったら油断して!っと軽く思ってたら、これが結構な大事な様相をみせて来てアルベルトの気持ちを思うと胃が痛くなりました。軽く記念的作品と考えていた自分を殴りたく思いました。
サーシャが隣国に拐われてしまったことで、アルベルトだけでは無くそれぞれに試練が与えられる展開が秀逸で、サーシャを軸にこれほどまでにイシュテヴァルダという国はまとまっていたんだと知ることが出来て胸熱でした。
そして「祝シリーズ」の他の国々との友好と団結も、サーシャを取り戻してからの隣国の王との話し合いの場面も、このご時世だからこその感動でした。ファンタジーって素敵ですね。現実世界もこうなれば良いのに。
個人的に大好きだったのは老いも若きも、サーシャの為に手に武器を持ち立ちあがろうとしていたシーンでした。ホロッと来ましたよ。
そして待ちに待った赤ちゃんですが、これまた奇跡の前にアルベルトに試練がありました。凄く可哀想でしたが、その後の甘さにその思いが吹き飛んでいました。www
もちろん書き下ろしペーパーも忘れないように申し込みしたいと思います。
これからも応援したいと思う作家さまです。
今回はイシュテヴァルダ国王と人狼の王妃のお話です。
攻様の母の生国の王からの無理難題に対する本編と
本編後の幸せな短編を収録。
受様は人狼である父の血を引き、銀の狼になる人狼です。
しかしながら受様家族が暮らすイシュテヴァルダの民は
狼を禁忌の生き物として忌み嫌っていた上に
狼の牙に掛かって弟王子を失った攻様が
て王位を譲渡されると狼を殲滅を命じた為に
受様の父は殺されてしまうのです。
それぞれが大切な人を奪った者同士である2人は
憎むべき相手だとわかってもなお惹かれあい
様々な困難を乗り越えて2人は互いの手を取ります。
攻様は受様との結婚のためにこれまで以上に国に尽くし
受様も民のための慈善活動に身を捧げ、
今や2人は種族の分断を乗り越えた象徴と
讃えられていました。
また獣人王の治めるアドレア、ローゼンリヒトとの
三国同盟を成した事で貿易が拡大して
良き付合いを進めています。
受様は攻様の母の生国ガムラスタへの訪問も望みますが
攻様の父や祖父の時代には敵国であり、
前代の王は和平のためと妹を嫁がせながらも
イシュテヴァルダに深い恨みを抱いていたのです。
そんな王が亡くなり、その息子が王位を継ぎますが
虚栄心の強い横暴な新王は周辺国を武力で属国化したり
国交のある国々と諍いを起こして国際社会から
孤立しつつありました。
そんな不安定な情勢な中
ガムラスタとイシュテヴァルダの間にあり
古くから神の力が宿る聖地ノマーレ湖を訪れた受様が
ガムラスタ王の命により拉致され
ガムラスタ王はイシュテヴァルダの王位継承を
要求してくるのです!!
攻様は受様を取り戻す事ができるのか!?
既刊「銀の祝福が降る夜に」の続刊で
大国の国王である攻様とその妃となった人狼の受様の
ロマンチックファンタジーになります。
種族の壁を乗り越えて結ばれた2人は
友好的な国々との交流を深めていくことで
イシュテヴァルダが抱えていた危機を乗り越えますが
そんな幸せな日々は長い確執のある
攻様の母の生国の新王によって崩れてしまいます。
攻様が最愛の受様を奪われて黙っているはずはなく
同盟国の助力萌えられて受様の奪還は果しますが
受様は無事とは言い難い事態に陥っていました。
ラブラブな2人なら大丈夫と思っていても
どうやったら元の2人に戻れるのかハラハラ&ドキドキ、
とても楽しく読ませて頂きました♪
同盟国の関係者の名前がちょいちょい出てきて
読了者ならムフフってさせられると思います。
宮本先生のデビュー10周年記念フェア全サがありますので
気になる方は早めのチェックをおススメします (^-^)/