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婚約破棄から始まる恋愛逃避行!?
akuyaku reisoku no boku to tsurenai juusha no, itoshii sekai no arukikata
序盤から情景描写が視覚的に浮かびやすい。なので、ストーリーもより入り込める
何よりも、一貫して主人公視点で書かれているのがすごい!個人的には長編を視点揺れさせずに違和感なく書き続けるというのは相当な労力が必要では!?とおもっている。勿論編集さんもいるからだろうが、とにかくエマが心の成長と共に視野が広がっていく描写が、隣で一緒に見ているよう。しかし、ストーリーと感情移入のしやすさが魅力のこの作品、序盤の愉快な旅路が続くと思っていたら大間違い。後半にかけて読者の予想を裏切る展開が繰り広げられていく。読み込むうちに、あれ?これBLだよな!?と思うほど、前半のあれが伏線!?とびっくりしてひっくりかえる。可愛いお話とおもってホクホクと読めるのは前半、後半からは、作者樣に手綱を握られるように作品の世界にのめり込み、読者の情緒を殴ってきます(盛大に褒めてる)
とりあえず、読むときはタオル必須です。私は二度目に読むときは後方彼氏面で読んでましたが、まだ一回目では拾えてなかった伏線みつけてひっくりかえりました!!
軽い読み口で侮ったら後半に泣かされます、普通のBLとはひと味もふた味も違うばつ森先生ワールド、是非皆さんにも入り込んでいただきたい!
純粋でちょっと天然で読み進める程に愛おしさが増していくエマ様。従者であるケイトと危機を乗り越えていく様子がとてもテンポ良く書かれていて読む手が止まりませんでした。どのキャラも魅力ありわくわくがいっぱい!伏線の回収もお見事で何度も驚かされました。もっと読みたくなる最高の作品です!
始まりは悪いことをした悪役令息が国外追放!なのですが、この悪役令息がなんとも可愛らしいんです。
世間知らずなのでしょうが、思考が前向きで基本的に明るい性格。
従者のケイトは毒舌でつれない態度。従者のくせにエマへの口のききかたがなってないところがとてもイイんです。エマもそれを一度も咎めないのが好きです。
このふたりの漫才みたいな掛け合いのあふれる旅路が明るく楽しくて。
つれない態度のケイトが、ちょいちょい「オレが忘れさせてあげましょうか?」などと迫ってくるのがカッコよくてドキドキします。
最後の結末、ケイトの正体は驚きました。
可愛くて、メロンが食べたくなるお話でした。
話が面白いのはもちろんなんですが、とにかく主人公のエマが可愛いんですよ!!
何をしても許してあげたくなる!つまり色々やらかすタイプとも言うんですが!
そしてエマが無類のメロン好きのせいで、街でメロン関連の商品を見るたびにエマを思い出すようになりました!!盛ってません実話です!!!
つまり一度読んでみてほしいです!!
エマのド天然っぷりに癒されました。物語の展開が面白くてどんどん読み進んでいき、ページ数が残り少なくなる事が寂しくなりもっと2人の話しを読みたいって気持ちになりました。
今回は侯爵家の従者と長男のお話です。
婚約破棄され国外追放された受様が
従者として傍にいてくれた攻様とともにいる事を選ぶまで。
受様は侯爵家の長男ながら第一王子の婚約者でしたが
第一王子は異世界から召喚された救世の神子に
夢中になります。
王子に恋していた受様は彼に嫌がらせを繰り返した為
卒業舞踏会というハレの場で王子から
婚約破棄と国外追放を言い渡されてしまいます。
校舎から走り出る頃には大泣き状態で
水たまりで転んでしまった受様に
呆れたように声をかけたのは受様の従者でした。
彼が今回の攻様です♪
攻様は受様がこうなる事を見越していたようで
受様が国外へ逃げる準備を整えていてくれ
受様とともに馬車の最大速度で国境を目指します。
生粋な貴族の受様は国から出た事がなく
準備の良い攻様に当てがあるのかと期待しますが、
逃げる以外はノープラン!?
受様が金はあるのかと問えば
攻様は意外とがめついですねと返してきて
"ダンジョンに挑んで金を稼ぐ"と言われるのです。
果たしてお坊ちゃまと平民従者の行く末は明るいのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」連載の
Web小説を加筆、改稿、改題しての書籍化で
婚約破棄された悪役令息の受様と従者の攻様の
異世界トリップファンタジーです♪
物語世界は乙女ゲームの世界で
受様は男ながらも王子の婚約者でしたが
王子は救世の神子に夢中になり
"悪役令息"な受様は婚約破棄&国外追放されます。
受様は攻様の助けで一目散に国外へと逃げるのですが
追放を言い渡さたからと即逃げだす必要ってあるの?
実は男である受様が王子の婚約者になった裏には
秘匿されている事情があり王子は父王の命で
受様を追いかけることになるのです。
王子の対処は大げさで大人気ないのですが
なぜ王は即座に受様を連れ戻そうとするの?
伯爵家に仕えるまでの過去が不明な攻様の目的
受様を取り戻そうとする王の意図
王子の受様捕獲旅に同行を願い出る神子の真意
彼らを手助けする商家の息子の思惑等々
悪役令息設定のお約束が上手く使われていて
受様と王子以外のキャラの意図が見え難く
ハラハラ&ワクワク、
攻様の正体がわかって世界の平和が約束されるまで
とても楽しく読めました (^-^)/
受様がよくも悪くも天然な墓穴堀なので
ツンデレな攻様との会話のわざとらしさが
ツボって面白かったです。
毎回アルファポリスの作品はドキドキしながら読むのですが、鉄板の所は押さえつつもとても読み易くて面白い作品でした。
「ツレない従者」とあるのでどんだけ冷たいのだろうと思っていましたが、徐々にケイトがエマニュエルに対して優しい態度を取り始めるので、この攻め好き!と萌え滾りました。
悪役令息といっても小学生レベルの嫌がらせしか出来ないほどエマニュエルは純真なんですよ。なんせ王妃教育を受ける為に王宮と学園しか知らないし、他の生徒との交流さえ無いので一般常識に疎い初心初心な子なんです。
なので悪役令息ものにありがちな断罪する王子と「救世の神子」の悪役っぷりに期待したんですが、ここら辺がとても中途半端でしたので物足りなかったです。
卒業舞踏会で国外追放されてからのケイトの動きが謎過ぎたんですが、後に彼の正体が明かされると同時になるほどと感嘆しました。エマニュエルや物語の中で明かされる真実と共に、読者側にも明かされる真実があり練られた構成が面白いと思いました。これが作品の冒頭でなく終盤なのが良かったんです。
でも、実はそのシーンを読んでて何が始まったの?と思ってしまったのも確かでした。www
元々のサイトに連載されてた原文は知らないのですが、書籍はかなりテンポ良く読めた作品でした。
続きがないのかとアルファポリスを覗いたら第二章なるものが始まっていたので、そちらも後に書籍にならないかなぁと思いました。
ケイトのエマニュエルを思う気持ちに痺れた一冊でした。もっと続きが読みたいです!
国外追放という悲劇的なはじまりですが、主人公のエマニュエルが独特な感性を持っているだけあってシリアスな展開にはなりません。
いろいろとハプニングやトラブルに見舞われても、従者で攻めのケイトが強いので痛かったりグロかったりする描写もほぼないです。
とにかく道中はずっとほのぼのとしていて、エマニュエルの思考回路とか、ケイトのツンデレとか、全体的に可愛らしいお話です。
疲れてるときとか癒されたいときに、コーヒーとか紅茶片手に読みたい本だなと思いました。
そうくるか?!な展開でした。それをそこに持ってくる明かす斬新さ、さすがです!
はぁ〜、長かった。読むのに半日かかりました。
主人公の悪役令息の公爵令息エマニュエル通称エマ。悪役ぶりが小学生並みなんですけど(笑)
とにかくこのエマが楽しいキャラでした。エマ視点と時々従者のケイト視点です。後半からケイト視点が多くなってきます。
帯にある通り婚約破棄から始まる恋愛逃避行!?です。
終始軽快な語り口で、シリアス場面も深刻さを感じず。というかエマのコミカルさが挟まれているのが、段々読み飛ばしたくなってきました。もうそれいいから早く話の先を知りたいの!って感じで。とにかく何かあると突拍子もないことを考えては明後日の方へ猪突猛進するので危なっかしいというか。
二人の恋愛面も良かったです。さらにケイトの本心を知ると、今までのツレなさやからかいや死んだ魚の目だったのは…。奇跡を起こしましたね!
ざっくり言うと婚約者の王子様から神子へのいたずらを咎められて婚約破棄され、財産没収の国外追放されちゃうエマ。
ケイトに助けられ旅をして色々経験したり二人の仲が進んだり自由を噛み締めたり成長したり…。
そしてケイトと神子のマシロだけが知る秘密があり…。凝ってました。
最後に番外編が3つあるんですが、①に爆笑しました!漫才を読んでるみたいで。妖精王お疲れ様。
一応濃厚な濡れ場もあるにはあるんですが、エロさはからっとしてるように感じます。
一番印象的だったのが、相手を守るために勝手に危険な行動をするのを、「独りよがりのエゴイスティック死にたがり自己中自己犠牲自己陶酔野郎」だって明文化されたところでした。上手いこと言う!