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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ウェルネスシリーズ、レオン×梶谷編の一作目。
何よりまず奈良千春さんの昔の挿絵がインパクト大でした!
絵柄が変わったことは存じておりましたが、改めて今の絵柄と比べてみるとその変化に驚き。
最近のデフォルメの強いアメコミ調の絵柄に慣れていたため、当時の(良い意味で)BLらしい絵柄は大変斬新というか懐かしかったです。
あらすじ:
ウエルネスマート社の弁護士・梶谷(受け)は、COOのヨシュアの指示を受け上海へ出張。
上海マフィアのボスで彫師のティエン(攻め)に、上海証券のトップの座に就きウェルネスと契約を結ぶよう、説得を試みる。
ティエンは話を呑む条件として、梶谷がティエンに抱かれること、そしてその身に刺青を彫らせることを要求し…
梶谷は弁護士の父に借金のカタに売られ、強姦されそうになっていたところを大学の後輩ヨシュアに助けられた過去の持ち主。
真面目でプライドの高い彼が、8歳も年下の男に翻弄され惹かれていくのが本書の萌ポイントかと思います。
レオンは上海マフィアのボスで上海証券の跡取りですが、跡目に関心はなく普段は彫師として暮らす飄々とした男。
梶谷を気に入り、彼を抱きながら臀部に蝶の刺青を彫るシーンは隠微でエロティックでした。
最後のHで素直になった梶谷にちょっと余裕を失う等、俺様な面と年下らしい可愛さとがバランス良いキャラクターだったと思います。
しかし、レオンが「眠れる獅子」と恐れられるからには、もっと普段の姿と覚醒時の姿にギャップがあった方が面白かったかも。
飄々としているとは言え梶谷に対しては最初から比較的強引で俺様なので、エピローグでのレオンの自己評価(鷹揚で、寛大で…)にはちょっと違和感を感じてしまいました。
梶谷にしても、最初はもう少し年上らしい威厳なりツンなり維持していてくれた方が、後半のデレにより萌えられたかなと思います。
最初の出会い〜Hまでに100ページほど使われている分、後半の梶谷が拉致されてからの展開は少々急ぎ足になっている印象。
しかし全体としては、マフィアや会社間の話もありつつ、刺青処での二人の会話や絡みメインに描かれており、読みやすい一冊かと思います。
梶谷の使命はレオン・リーを上海証券のトップになるという説得をすること。
しかしレオンに「俺の条件を呑むなら、お前の要求を呑む」と言われ・・
梶谷にはなんとしても説得させなければならない事情があり、条件を呑むことに。
ここから二人の駆け引きが始まります。
何といっても刺青を入れながら・・するという・・すごかったです!
レオンの痛さを快感に変えてしまう強烈な魅力、荒々しく男らしい姿、その中にもある優しさ。すごくかっこいいです。
梶谷のなんでこんなやつに・・という心の変化もわかるきがしました。
最後は・・これはぜひ読んで確認してください!
濃く深い内容な感じがしました。
ウィルネスシリーズの一つですが初めて読む方でも楽しめると思います。
シリーズものだと知らずに「龍を飼う男」を読んだ後にレビューとか見てたらいろいろシリーズが出てると知って、その中で自分の好みに合いそうなCPとして選んだのがこのレオン編。
なので、好みに合って当然といえば当然なのですが、思ってた以上に面白かった!!
シリーズものだけど、レオン編としてはこれが1冊目ともいえるのでこれから読んでも大丈夫。
これで他の登場人物とかが気になれば、その人メインのお話を読んでも問題ないはず。
ある契約を成立させるためその交渉相手である彫り師でマフィアのボスであるレオンとある駆け引きことになった法務部の弁護士・梶谷。
レオンの要求は決して安易なものではなく、梶谷にとって屈辱的なことでもあったのだが…。
梶谷は決してどんな時も媚びることがない感じのしっかりとした男で。
レオンの要求としてその身を差し出すことになってもただされるがままというわけではなく、減らず口を叩くというか。
相手がマフィアのボスであるにも関わらずどこか対等であろうとしているようにも見えて。
レオンの手練手管に翻弄されている部分もあるけど、簡単には縋ったりしない。
一方のレオンの方は最初から梶谷に興味を惹かれているような感じで。
梶谷を試すようなことを言ったりもするけど、なんだかんだでベタ惚れな感じがしました。
終盤、レオンに梶谷が気持ちを指摘されたことで落ち着くのかと思ったけども、そこからまだ物語があって。
わー、こうなっちゃうかぁとそこが簡単に纏まってしまうわけではなくかなり好きです。
梶谷の少しの迷いが、レオンが投げた言葉を覆すに至り。
そうなると梶谷も自分の気持ちは封じて売り言葉に買い言葉。
取り下げたのはレオンの方なのに、そんな梶谷の態度に苛立ったようにそれまでにないように乱暴に抱いたりして。
更にその後の事件についてもレオンの方がなんだか梶谷が好きなんだって感じの言動で。
梶谷の方がその行動の理由がわからずに恐縮するような感じで。
想いを伝えあってないからなんだろうけども。
最後のえちシーンの「君の欲しい言葉を言いたい」という梶谷の言葉も好き。
レオンを説得するためにという使命感だけでレオンに会う梶谷英令だが、
癖のある二人が強引すぎて・・・
だけど、プライドの高い梶谷に屈辱感を要求するレオンのやり方は、ゾクッとする。
しかも、刺青を描く姿は、更に別人。
刺青を描かれながら感じる梶谷もすごい!
「龍の後継者」にチラリと登場したレオン。
好みのタイプだったので期待して読んだのですが。
ちょっと萌えづらかったかな。
このシリーズ3組目もカップルも、同じく駆け引きから始まる恋。
弁護士の梶谷は正攻法でいくもののレオンには通用するトコロか、レオンの思うままに駆け引きが流れていくのですが。
レオンの言うコトがコロコロ変わって後だしジャンケンのような条件の出し方に頭を捻りました。そして「龍の後継者」では"生半可な気持ちで入れるものじゃない"と言っていた刺青を、自ら望んで入れたいわけじゃない梶谷には取引の条件として刺青を入れる。高柳に言った言葉と矛盾があって、梶谷の決意がみたいとか自分のモノの証を入れたいというのが、こじつけにしか思えなかったorz
あと梶谷のレオンへの気持ちを言わそうとして梶谷が赤面して反応した後の「正直不愉快だ」の言葉の意味が汲み取れず頭を捻っていたら、ラスト「惚れてるって言ってくれるか」で、"えーーーー!∑(゚Д゚)"です。じゃーなんで不愉快って言ったの??
ヨシュアの黒幕・曲者感とレオンの言動が理解出来ず、読むのに時間がかかった…。
ただ、刺青を入れてるシーンはとってもエロティックでドキドキ♡
特に1回目はレオンのモノで貫いたまま作業してますからね///
(実際可能かどうかは置いといて…)
針の痛みと性的快感がグッチャグチャになってる梶谷がエロかったです!
刺青の出てくる小説が読みたいと思って購入しました。
読み始めてから初めて長い「ウェルネスシリーズ」の中の一編と知りまして、初めてでもわかるように書いたとはありましたが、正直やはり「龍」編から読めば良かったかも、と感じました。
アメリカの巨大企業ウェルネスと、上海マフィアをバックとする上海証券との契約に関する企業陰謀物語がベースです。
CPはマフィアのボスにして妖しい彫師のレオン・リーxウェルネス法務部のトップで弁護士の梶谷。
プライドの高い梶谷は、初めからレオンに惹かれてたけど意地を張って、レオンも挑発するばかりで、二人のエロシーンには「交歓」というものが感じられない。確かに条件としてセックスしているので好意は不要なわけで。そういう意味では作者様の描き方は理にかなっているのですが。
ストーリーでは、梶谷の父親とかスミスとか、梶谷の不幸ぶりが大きすぎるように感じました。その割には元凶はスミス一人のせい?みたいな。
独立した話ながらも同時に長いシリーズの一部という事で、続編またシリーズの別のCP編を読んでみたくなった事は確かです。それらを読むことによって、また本作の印象も変わるかもしれません。
最後に、奈良千春さんのイラスト。レオンのトライバルと梶谷の蝶、二人の視線。大変素晴らしかったです。
ウェルネスシリーズ、リー×梶谷の1作目。シリーズといっても、他のカプが出てきて小ネタどうも~、みたいな楽しさはもはやなく、完全に別作品として読める。
正直言って、もう飽きてきたなぁ、という感じ。設定が違うだけで、ほぼ毎回同じパターンになってきていて、これを読み続ける意味が見いだせない。というか、読んでいて退屈すぎてほぼ斜め読み。
マフィアのボスとしての俺様攻めに、体を条件にエロいことをされる乙女梶谷っていう以上のものはないような。それでも、攻め様の色気とか受け様の切なさとかあればもうちょっと萌えられたんだが。。
もうこのシリーズはこの辺にしとこう、と思った作品。