転生したら、「ペット」でした。

悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される

akuyaku reijou no pet ha denka ni kakoware dekiai sareru

悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
25
評価数
8
平均
3.4 / 5
神率
37.5%
著者
白霧雪。 

作家さんの新作発表
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イラスト
丁嵐あたらよ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434314889

あらすじ

公爵令嬢ベアトリーチェの幼馴染兼従者として生まれ育ったヴィンセント。ベアトリーチェのの婚約者が他の女に現を抜かすため、彼女が不幸な結婚をする前に何とか婚約を解消できないかと考えていると、彼女の婚約者の兄であり第一王子であるエドワードが現れる。「自分がベアトリーチェの婚約について、『ベアトリーチェにとって不幸な結末』にならないよう取り計らう」「その代わり、ヴィンセントが欲しい」と取引を持ち掛けられ、不審に思いつつも受け入れることに。警戒を解かないヴィンセントに対し、エドワードは甘く溺愛してきて……

表題作悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される

エドワード・ジュエラ・レギュラス、王国の第一王子
ヴィンセント・ロズリア、公爵令嬢の幼馴染兼従者で伯爵家の次男

レビュー投稿数2

続き待ってます

この作品もやはりまだ続いていました。アルファポリスさんはサイトに引っ張って行きたいから、未完の作品を途中でぶった斬ったような感じで発売するのでしょうか?

この作品実は凄く面白いんです。でも発売された内容はほんの序章部分なんです。販売数によって続巻の販売が無くなったら困るので、なるべくネタバレ無しで書きたいと思います。

全寮制の学園を舞台にしているのですが、女子も存在しているので全ての人物がBLをしているわけではないのです。

そして最初はヴィンセントに執着する女子生徒、次はエドワードに執着する女子生徒が分かり易い悪役なんです。そしてこの2人には恐ろしい秘密があって…となります。

この恐ろしい秘密がこの作品の主軸になってて、以降のお話が進むんです。

ここではまだヴィンセントの父親は回想でしか登場しませんが、かなり親子の確執がある事が伝わって来ます。

あらすじにある幼馴染みの公爵令嬢ベアトリーチェですがヴィンセントを「ポチ」呼びしてるんです。そこが好き嫌い分かれるかもしれませんが、彼女がいなければヴィンセントは生き甲斐が見出せずエドワードにも会えなかったのと、ヴィンセントを大切に思う気持ちは本物なので私は好きでした。

1

ペットは溺愛される存在です

今回は王国の第一王子と伯爵家の次男のお話です。 

幼馴染にしか興味の無かった受様が
攻様に溺愛されて彼の大切な人となるまで。

受様は王家の血縁親族であるローザクロス家の
末端の伯爵家の次男として生まれます。

受様には受様ではない男の子の記憶があります。
彼の人生は惨めで悲惨なものだったため
魔法世界の今背に転生した受様は
どんなに辛くても前世よりはと乗り越えてきました。

ローザクルス家の直系息女で第二王子の婚約者で
四属性の魔力を扱える天才児である幼馴染がいます。

2人は貴族令息が通う
セントラル魔法学校騎士学校に通っていますが
彼女は受様をペットとして傍に置いて可愛がってくれ
受様は常に彼女の幸せのみを祈っていたのですが

市井育ちの「次期聖女」が季節外れの転入して以来、
幼馴染は美しい顔を涙で濡らす事が多くなります。

次期聖女は校内の優秀な男子生徒を次々と魅了し
幼馴染の婚約者である第二王子も
彼女に常に付き従うようになっていたからです。

受様がそんな幼馴染を憂えていると
なんと第一王子が救いの手を差しでしてきました。
彼こそが今回の攻様なのです♪

第一王子はこのままだと愚弟が婚約破棄を言いでして
幼馴染の経歴に傷がつくかもしれないから
「婚約自体をなかったことにしてしまえばいい」と言い

攻様が幼馴染にとって最良の結果をもたらしたら
受様が攻様のものになるという"契約"を交わす事を
提案してくるのです。

受様を欲しいと言う攻様の真意とは!?
受様は幼馴染の幸せを守る事ができるのか!?

WEB小説サイト「アルファポリス」連載の
Web小説を改題、改稿、加筆しての書籍化で
幼馴染のペットである受様と第一王子である攻様の
異世界転生ファンタジーとなります♪

受様にとって大事な人が幼馴染しかいなかったから
という理由もありますが、
受様は治癒魔法の使い手故か自身が傷つく道を簡単に選び、
自分を大事にしないように見えます。

そんな受様に目を止めていた攻様は
受様と誓約を交わす事で受様に近づき、
受様の世界は少しづつ広がっていくのです。

次期聖女と言われながらマナーも教養もない町娘、
次期聖女に夢中な第二王子や騎士団長令息、
次期聖女の後ろ盾として後援する理事長

次期聖女を中心に物語は不穏な展開を見せていきますが
策士な攻様の攻略を上回る事はないのはお約束ですよね(笑)

黒幕が登場してのハラハラな展開を乗り越えて
攻様が受様を恋人にするまで楽しく読ませて頂きました。

伏線はそこかしこに張られて上手いなと思いましたが
狙った路線へのやや強引な展開も見えましたので
まだ物語が続くならその辺りが改善される事を願います。

3

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